佳水園

4月25日から30日まで、京都を中心に東海道をぶらぶらしてきました。高速1000円乗り放題利用の車旅です。さいわい渋滞は一度もなし。車での長旅は久しぶりで、サービスエリアにスターバックスがあったり、コンビニがあったり、高速道路の様変わりに驚きました。さて今回の旅はカテゴリー別に振り返ってみます。

建築
佳水園(村野藤吾)
京都東山のウェスティン都ホテルの別館。建築に興味のない方にとっては普通の数奇屋建築に見えるかもしれませんが、平面構成のリズム・家具・建具・照明など、村野流のモダンなディテールにあふれた空間でした。夕食は部屋食で京懐石をいただき、ゆったりと過ごしました。

京都御所
申し込み不要の一般公開期間中と現地で知り、急遽見学。すごい人出でした。

京都国立近代美術館( 槇文彦)
今見ると、ちょっと野暮ったい。平安神宮の大鳥居の馬鹿でかさに負けてます。

豊田市美術館(谷口吉生)
いつ見ても、クールで美しい。

・豊田大橋、豊田スタジアム(黒川紀章)
有機的で過剰な造形の大橋と、巨大なスタジアム。バブリーです。

資生堂アートハウス(谷口吉生)
達人にも模索の時代があったのか。いまいちです。

アート
・ヤノベケンジ「ウルトラ展(豊田市美術館)
巨大な新作は、電磁波を発する強烈なエレクトリック作品。でも「キンダガルテン」のときほどの規模の個展ではなく、物足りなさも・・・

石田徹也展と静岡県ゆかりの画家(浜松市美術館)
石田徹也の展覧会ははじめてでしたが、原画ならではの感動はあまりなし。かなり大きな作品があることや、NHKでは放送しないだろうダークな作品もあることは発見でした。

・都築響一「着倒れ方丈記(京都国立近代美術館)
常設展の新コレクションとして特集展示。チープな狭いアパートに住み、ブランドもののファッションに人生を捧げる、「着倒れ」な人たちの部屋の写真がズラリ。あきれた人たちがいるものだ。「オブジェ倒れ」な私も笑えませんが。

丹波マンガン記念館

B級スポット
丹波マンガン記念館(京都)
今年5月31日で閉館する、鉱山観光スポット。苔むした坑夫マネキンの姿に感動。「在日の恋人」の高嶺格が住み込んだ小屋も発見。裏京都観光を堪能しました。

五色園(愛知県日進市)
広大な敷地にコンクリートの人形たちが散在する宗教テーマパーク。侘びさび系。

紫峰人形美術館(愛知県高浜市)
3万体の人形たちが繰り広げる、豪華絢爛な舞い踊り。言葉にできない物凄いパワースポット。

旅めし
神馬(京都)
西陣近くの蔵造りの居酒屋。雰囲気もお料理も最高です。再訪してますますファンになりました。

大甚本店(名古屋)
大衆酒場の王道を感じさせる老舗。なぜかシャネルの眼鏡をしたご主人が、いい味出してます。

・千代娘(豊橋)
タイムスリップしたような懐かしい店内。料理もいい。

あんかけ家(名古屋)
名古屋独特の食文化、「あんかけスパゲティー」を体験。B級だけどくせになる。

登喜和(京都)
丹波マンガン記念館からの帰り道、京北周山町で昼飯に立ちよった肉屋さん併設の食堂。何気なく喰った牛肉野菜炒め定食が驚きのうまさ。あとで知ったのだが、実は黒毛和牛のステーキ・すき焼きが格安で食べられる名物店だった。今は寂しいこの町が、かつては北山杉の産地として栄えたという。

ドライブイン藤田屋(知立)
昭和の雰囲気の街道沿いの食堂。安くて大盛り。名物お菓子「大あんまき」も旨い。

・すいのや(掛川)
掛川城の大手門横の駄菓子屋。静岡おでんを格安でおやつにいただく。黒はんぺんにじゃがいもが旨い。

スマート珈琲店(京都)
ご主人が毎朝焙煎するコーヒー。お土産にも買いました。

鈴木珈琲店(豊橋)
上質でシンプルなモーニングセットがよい。

ジャズ遍路
・ろくでなし(京都)
・ロジウラのマタハリ(名古屋)
・グッドベイト(知立)
・キーボード(豊田)
・グロッタ(豊橋)
・アドリブ(豊橋)

いつものごとく盛りだくさんな旅となりました。この中からいくつブログにアップできることやら。それにしても、我ながらダイナミックレンジの広い旅でした。(悪趣味とも)