水野杏紀(熊猫学舎文化研究所)                      「東アジアの術数探訪・面白発見」

今年、『易、風水、暦、養生、処世―東アジアの宇宙観』を上梓しました。本書では古代中国から江戸時代に受け継がれたさまざまな知恵、それらはまた人が幸福に暮らす知恵であることを述べています。ブログでも人が幸福に生きる術を紹介していきます。よかったらときおりのぞいてください!!

熊猫学舎塾(今年2月)開催のお知らせ

昨年『易、風水、暦、養生、処世 東アジアの宇宙観』、講談社選書メチエを上梓しました。この本をもとにしながら東アジアの宇宙観をさらに詳しく解説し、先人のさまざまな知恵を語る場をつくりたく、隔月で塾を開くことしました!!
場所は京都寺町通にある三密堂書店さんの2階、ちいさな空間で定員は8名です。昨年の12月、ようやく第一回の塾を開催することができました。
前半は江戸時代の人々の基礎教養であった『三字経』を紹介、後半は現代中国の食養生に関する陰陽五行などのこと、そして冬の食養生のお話しをしました。
第一回目の参加者は多種多様で、科学者、舞台美術家、コンピュータ関連のお仕事の方、大学生、家業をお手伝いされている方などなど。塾で学ばれる目的もさまざまで、漢籍を学びたいと思っている方、易を学びたい方、拙著をお読みいただき、東アジアの宇宙観の全貌をさらに学びたいと思ってくださった方、江戸時代の人々の生活や知恵を学びたいと思っている方、食養生に関心がある方など、さまざまでした。いずれも東アジアのもののみかたに関心があることは共通しています。そして皆さん探究心も旺盛で議論もはずみました。皆さん楽しく勉強できたといってくださったのがうれしかったです。これからも一方的な講義にならず、対話をしながら学んでいける形にしたい。そして私自身も、参加者のかたからいろいろと学ばせていただきたい、互いに学びあう場にしたいと思っています。
さて次回からの塾の内容ですが、前半は易を中心に学びます。易は東アジアの宇宙観のなかで最も重要です。けれどもなかなかひとりで学ぶにはわかりにくいところがあるからです。できるだけわかりやすく解説したいと思っています。後半は各回ごとに東アジアの宇宙観に関するさまざまなテーマを扱います。
第二回の塾開催は2月18日(土)です(後半部のプログラムは変更があるかもしれません。)参加費は1コマ600円、2コマ1000円、資料コピー代、中国茶とお菓子代込です。
京都のお近くで、もしこの塾に関心を持ってくださったなら、三密堂書店さんのほうにメールで希望の日時、お名前、住所、お電話番号をお知らせください。定員8名ですが、第二回の塾、あと少し空きがあります。(定員になったら締切りますので、なにとぞご了承ください)
この塾の多様な参加者との出会いと学びから、いつか何かあたらしいものが生まれるのではないか、そんな予感がしています。
私自身も、今年は自然体でいろいろと活動していこうと思っています。
三密堂書店さんのメール:sanmitu@mbox.kyoto-inet.or.jp
〒600-8033
京都市下京区寺町通仏光寺下ル恵美須之町541
TEL:075-351-9663
FAX:075-351-9668
三密堂書店さんのHPは
http://sanmitu.sakura.ne.jp/?transactionid=2c4afe60cd936f331c234f1f2d350b46fb61d168

熊猫学舎塾2016年今後の予定(新)


旧暦ごよみ(2017年1月)

ツイッターに掲載した旧暦ごよみ(2017年1月)です。

元旦は旧暦十二月四日。5日は小寒、20日は大寒。28日は旧暦元旦。立春は2月4日。今年は丁酉年。酉は鶏。雞(鶏)鳴(夜1時~3時頃)は古代中国から用いられた時の名称。鶏が鳴く頃、夜が明け一日が始まるとされた。今年は時代が変わる境界となるのかもしれない。希望の年でありますよう。

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旧暦ごよみ(2016年12月)

ツイッターに掲載した旧暦ごよみ(2016年12月)です。

12月1日は旧暦十一月三日。21日は冬至。太陽が再生復活する一陽来復:地雷復の時。民間では九九数え歌で81日後の春の到来を願う。この頃の養生は来年の健康にとって大切で、中国ではワンタンや団子、邪氣祓いの赤豆他の入った粥、北方では餃子等を食べ、日本ではゆず湯、大根や南瓜等を食べる。

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水野杏紀
人間科学博士。大学客員研究員。大学非常勤講師。熊猫(ションマオ)学舎文化研究所主宰。独自の視点で術数、東アジアの思想文化の研究に取り組んでいます。ツイッターは「水野杏紀(熊猫学舎文化研究所)」。
熊猫学舎文化研究所
東アジアの文化や人々のテイストに関連する定性調査、フィールド調査・研究、あるいは私塾や講演、執筆を通じ、東アジアの思想・文化や先人の知恵を世に伝えるための活動をしています。
お知らせ
講演などのお知らせを随時、掲載します
著書の内容紹介
『易、風水、暦、養生、処世―東アジアの宇宙観』、講談社選書メチエ、2016年2月刊。東アジアの人たちが考えた幸福を書いた本です。彼らはまず古来ものごとをみるときに鳥の眼のように俯瞰することを重視しています。本書ではその視点として気、陰陽五行、ネットワーク、相互の関係性と変化を挙げました。全体を「東アジアの宇宙観=コスモロジー」ととらえ、主に日常のなかの時間、空間の感覚や生活に根ざした経験知からそれらを論じています。世には、易、風水や暦に関する本は数多くあります。ただしそれら全体を貫く視点を重視した本はありません。それがこの書の独自性でもあります。全体がわかれば部分がより理解しやすくなります。是非ご一読いただけたら幸いです。
本書でいいたかったこと
東アジアの先人は、あらゆる事物、事象は気、陰陽五行、ネットワークとさまざまな関係性で成り立つ、森羅万象も人体も絶えなまく変化しているととらえました。また人は天地自然のなかで生きる存在であり、万物と共生し、人との絆を大切にし、それぞれが所を得てそのよさを発揮する、そこにこそ人の幸福があると考えました。本書ではそのことを述べていますが、要となるのは易です。21世紀を迎え、国家や民族の習慣、文化などの違いを認めて多様性を尊重し、万物や自然との共生が求められる時代となっています。またインターネットで全世界が瞬時につながっていく時代にもなりました。先人の知恵はこうした現代から未来社会においても役立つものであります。いまこそそれを再評価すべきであると思います。それが本書でいいたかったことです。
論文について
『魯班経』訳注、『営造宅経』訳注Ⅰ~Ⅲ、『陽宅十書』訳注、「大人先生傳」訳注、「江戸の術数書の受容と展開に関する研究」「土御門家私塾、斉政館における術数書研究」など
ただ今連載中
京都古書店季刊誌で橘呂尚「江戸時代 諸本人物漫遊記」を連載中
術数書関連を扱う書店
鴨書店:東京北区の書店。術数関連の多彩な新本、古本がある。自社版での術数書も刊行。台湾本の四庫全書、術数関連書、香港本なども揃える。[http://www.kamo-books.co.jp/]
三密堂書店:京都下京区の古書店。易学書、仏教書、針灸書、武道書、古典籍などを扱う。[http://sanmitu.sakura.ne.jp/]
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