新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

学校にはいろいろな子どもがいます。
そのことについて少し考えを書いてみます。

グリーンゾーンにいる心も体も健康な子ども
イエローゾーンにいる心身がちょっと不安定な子ども
レッドゾーンにいる早急にレスキューが必要な子ども

レッドゾーンにいる子どもには担任の先生を始め、養護教諭や、スクールカウンセラー、管理職が保護者や各専門機関と連携を取り合って関わる体制が出来つつあると思う。(昨年は悲しい出来事が多かった)

イエローゾーンにいる子どもへのサポートはどうだろうか?
その学校の環境に大いに左右されるような気がしている。
荒れていたり、レッドゾーンの子どもがたくさんいる学校ではイエローゾーンの子どもたちまでとてもじゃないが手が回らない。
こういう学校にいるイエローゾーンの子ども達は次のレッドゾーンの子どもへと移行していくだろう。

でも、落ち着いた雰囲気の学校であれば、担任が気付いてちょっと一声かけてみたり、子ども達から「このごろ○○ちゃん元気ないよ」というような情報が入ってくることもある。
早め早めに気付ける環境があれば、問題が大きくならないうちに手を打てる。
こういう学校にいるイエローゾーンの子ども達はグリーンゾーンへ行けるだろう。

グリーンゾーンにいる子ども達は、勉強や部活動や友達関係も充実しており、少しの問題や悩みを持っていても、それを相談できるネットワークを持っており、趣味や余暇も充実している(はず)。

学校生活をしていれば、何年かの間に子どもはこのグリーンゾーンやらイエローゾーンやら、レッドゾーンをあちこち移動することを経験するのだろう。
決してイエローゾーンやレッドゾーンがいけないわけでなく、そこから学ぶこともあるはずだ。

実は私は、グリーンゾーンにいる子ども達に、さらに夢を持って「ゴールドゾーン」へ移行していって欲しいと思っている。
夢ややる気を持って、自分で決めてそれに向かって行動している子ども。
そして仲間をもサポートしていける子ども。
それが私の考えるゴールドゾーンにいる子ども。

グリーンゾーンからゴールドゾーンへ移行させる1つの方法として、コーチングが役に立つのではないかとひそかに考えている。