Bellona＊ベローナ
（エアデール・テリア）
2014年9月23日生まれ
2008年09月
2008年09月25日
毎日新聞に掲載「何のため？学校飼育」
毎日新聞の朝刊13面「くらしナビ」に動物介在教育の試みが紹介されました。以下に記事の抜粋を掲載しました。
何のため？学校飼育：／下 フェンス越え、新たな試み
◇教室に犬／休日ホームステイ
「バディ！」 立教女学院小学校（東京都杉並区、児童４３４人）の１年生の教室。教諭の吉田太郎さん（３４）がエアデールテリアのバディ（５歳）を連れて登場すると、子どもたちは目を輝かせ、声を掛ける。 吉田さんは「授業中、子どもたちがバディに気を取られたり、犬の落書きを描きだしたら、もっと教え方を工夫しなきゃと思います」と笑った。０３年にバディがくるまで私立の同校では動物を飼育していなかった。吉田さんは、不登校でも飼い犬と一緒なら学校に来ることができる児童の相談にのるうち、動物を取り入れた教育を考えた。宗教主任として聖書を教える立場から、言葉だけで命の大切さを伝えることに限界も感じていた。
導入には教員や保護者から、アレルギーやケガを心配する声が上がった。「不登校など心の問題に立ち向かう力にもなる」と頼み込んだ。犬は専門家と相談し、大型で性質が穏やかなエアデールテリアを選んだ。自腹を切って訓練所にも通わせた。 バディは生後２カ月から吉田さんと一緒に登校を始めた。吉田さんの授業に付き添い、それ以外は職員室の一角にある一室で過ごす。休憩時間と放課後には６年生の希望者が交代で散歩をさせる。 バディはすぐに子どもたちの心をつかんだ。「バディが怖がるよ」の一言で教室が静まることもある。不登校などの問題を抱えた児童がバディの部屋に集まり、次第に教室に来ることができるようになった。「子どもにとって学校がより魅力的な所になった」と吉田さんは言う。
人間と動物の関係に詳しい、帝京科学大学准教授で精神科医の横山章光さん（４５）は、「学校での飼育は、吉田教諭とバディのケースのように保護・管理をする人間が明確だと、子どもは安心して愛情を注ぐことができるのではないか」と話す。（記事と写真：毎日新聞・田後真里さん）
何のため？学校飼育：／下 フェンス越え、新たな試み◇教室に犬／休日ホームステイ
「バディ！」 立教女学院小学校（東京都杉並区、児童４３４人）の１年生の教室。教諭の吉田太郎さん（３４）がエアデールテリアのバディ（５歳）を連れて登場すると、子どもたちは目を輝かせ、声を掛ける。 吉田さんは「授業中、子どもたちがバディに気を取られたり、犬の落書きを描きだしたら、もっと教え方を工夫しなきゃと思います」と笑った。０３年にバディがくるまで私立の同校では動物を飼育していなかった。吉田さんは、不登校でも飼い犬と一緒なら学校に来ることができる児童の相談にのるうち、動物を取り入れた教育を考えた。宗教主任として聖書を教える立場から、言葉だけで命の大切さを伝えることに限界も感じていた。
導入には教員や保護者から、アレルギーやケガを心配する声が上がった。「不登校など心の問題に立ち向かう力にもなる」と頼み込んだ。犬は専門家と相談し、大型で性質が穏やかなエアデールテリアを選んだ。自腹を切って訓練所にも通わせた。 バディは生後２カ月から吉田さんと一緒に登校を始めた。吉田さんの授業に付き添い、それ以外は職員室の一角にある一室で過ごす。休憩時間と放課後には６年生の希望者が交代で散歩をさせる。 バディはすぐに子どもたちの心をつかんだ。「バディが怖がるよ」の一言で教室が静まることもある。不登校などの問題を抱えた児童がバディの部屋に集まり、次第に教室に来ることができるようになった。「子どもにとって学校がより魅力的な所になった」と吉田さんは言う。人間と動物の関係に詳しい、帝京科学大学准教授で精神科医の横山章光さん（４５）は、「学校での飼育は、吉田教諭とバディのケースのように保護・管理をする人間が明確だと、子どもは安心して愛情を注ぐことができるのではないか」と話す。（記事と写真：毎日新聞・田後真里さん）
2008年09月24日
毎日新聞「何のため？学校飼育」
毎日新聞の13面くらしナビに「何のため？学校飼育動物」という特集記事が昨日から3回のシリーズで掲載されています。子どもたちの心の教育の一環として、ニワトリやウサギなどの小動物を校内で飼育する「学校飼育動物」について各校の現状を丁寧に取材されています。
１ 獣医師主導で環境改善
◇不潔な飼育舎、世話の押し付け合い…−−研修や出張授業で啓発
２ 「命」学ぶ子どもたち
◇かかわり深め、大きく成長−−世話、家族ぐるみの例も
子どもたちにとって「動物の存在は大切だ」と気がついた教育関係者の努力の様子が伝わってくる記事でした。明日の朝刊では立教女学院小学校の「動物介在教育」の取り組みも紹介されることになっています。
「飼育」とは違うので、バディのことはどんな風に記事になり伝えられるのか不安もありますが…。
１ 獣医師主導で環境改善
◇不潔な飼育舎、世話の押し付け合い…−−研修や出張授業で啓発
２ 「命」学ぶ子どもたち
◇かかわり深め、大きく成長−−世話、家族ぐるみの例も
子どもたちにとって「動物の存在は大切だ」と気がついた教育関係者の努力の様子が伝わってくる記事でした。明日の朝刊では立教女学院小学校の「動物介在教育」の取り組みも紹介されることになっています。
「飼育」とは違うので、バディのことはどんな風に記事になり伝えられるのか不安もありますが…。
2008年09月22日
2008年09月20日
ベタニヤホーム訪問
今日は藤の会（ＰＴＡ）の奉仕委員の方々と小学校の聖歌隊が神奈川県の横浜市戸塚区にある老人福祉施設「ベタニヤホーム」への奉唱会にバディも同行。台風の接近が心配されましたが、快晴で暑いくらいのよいお天気でした。いつものようにバスの座席に置かれたケージに乗り込みます。
バディはみんなと一緒にお出かけなのでご機嫌でした。
バディは数年前から聖歌隊と一緒に訪問しているので、ホームのスタッフやお年寄りも大歓迎で迎えてくださいます。「昨日の夜からバディちゃんに会えると聞いて楽しみにしていたのよ」「なんだか大きくなったんじゃない？」などと会話が弾みます。
いつもは教員室でしつこく？おやつをおねだりするバディですが、こういうところに来ると場の空気を読むというか、外面がよいというか･･･、とってもいい子に見えるそうです。みなさんバディのフサフサ頭を撫ぜてとても喜んでいただいていました。またバディキッズやグループレッスンに参加している犬たちも連れて、遊びに来てくださいと言っていただきました。日程があえば12月にもう一度訪問することになりそうです。
さて、こういった活動は一般的には「アニマルセラピー」動物介在療法と呼ばれているようですが、厳密に言うならば「セラピー」とは医療関係者や療法士による治療的な活動を意味するので、訪問活動などは「アニマルアシスッテドアクティビティ（Animal Assisted Activity）」動物介在活動というほうが適切でしょう。お年寄りは安心して触れ合うことのできるバディを介在させて、私や子どもたちとたくさんお話をしたり、体を動かしたりと、いきいきとされているようでした。
犬が一頭いるだけで、初対面の方々とも打ち解けやすく場の雰囲気が和やかになっていたのを見て改めてバディの存在のありがたさを感じることができました。
2008年09月19日
「聖書係り」さんのお仕事
2学期に入り、各クラスでは係り活動のメンバーチェンジが行われているそうです。低学年では各教科ごとに先生のお手伝いやクラスへの連絡を伝えるための「○○」係りというのがあるそうですが、「聖書係り」さんの仕事は�．丱妊�を教室まで連れて来る�▲丱妊�のマットを運ぶ��ノート回収を手伝う･･･、という事らしく結構人気？の係り活動だそうです。この日は2年生の聖書係りさん、授業の開始前のバディとの挨拶を自分たちでしたいという強いご希望だったので挑戦してもらいました。通常3分ほどで終わるところを5分以上かかってようやく終了。
慣れないちびっ子のハンドリングにバディも相当お疲れの様子でした。低学年の子どもたちにとってはバディのリードを持って歩くってとても嬉しいことのようです。2008年09月17日
2008年09月14日
エアデールテリアのトリミング
3連休の中日。新学期の忙しさからバディのトリミングの時間がなかなかとれないまま、気がつくと2ヶ月間以上も毛の手入れを放置。ムクムクで一回り大きくなったように見える程に･･･、ところがこれが結構子どもたちや教員室の先生たちにも好評。でも来週は取材や老人ホームの訪問活動も控えていることもありお休みの学校でひそかにトリミング。
エアデールテリアの毛は換毛期に自然には抜けにくいので、トリミングナイフを使って人間の手で定期的に抜いて手入れしてあげる必要があります。少しばかり手間と根気が必要な作業ですが、これをすることによって日常の生活の中では抜け毛もほとんどなく、グランドを走り回っても汚れにくく衛生的にも安心な状態を保つことができるのです。学校犬バディの場合はドッグショーの犬のようなスタンダードの美しさに仕上げようとするのではなく、小さな子どもでも親しみやすいようなカットにしてもらっています。
←あまりにも舌が長かったので･･･。
2008年09月10日
日本経済新聞に掲載＆天使園の園児たちとバディ
子どもたちが元気に遊び始めた新しい遊び場が本日の日経新聞の17面に紹介されました。子どもにとって「遊び」が大切という当たり前のことだけれど、忘れがちなこと。これが遊び場をリニューアルし、夢のある遊具が誕生するきっかけでした。
今日は初めて天使園の園児たちも遊びにやってきました。バディも子どもたちを大歓迎！初めは「わぁ、バディだ！」と興奮気味の子どもたちでしたが、遊具で遊び始めるともうバディどころではなくなって･･･。
夢中で駆け回り、よじ登り、くるくる回りと楽しそうに遊んでいました。今日のバディは一緒に遊ぶというわけでもなく、どちらかというと見守っている？様子でした。↑勢いあまって「スーパーノバ」から誰か振り落とされていますが、ゴムチップのプレイトップなので安心でした。
2008年09月08日
「虐待を受けた犬・ベティ」出版されました！
「虐待を受けた犬・ベティ」〜ドッグ・トレーナーと歩んだ日々〜が出版されました。これは佼成出版の感動ノンフィクションシリーズとして出版された児童書で著者は「ドッグシェルター」（金の星社）や「犬たちの命を救え」（国土社）でおなじみの今西乃子さん。この物語は『バディと一緒に学ぶドッグトレーニング」やバディウォーカーの講習会などでお世話になっているドッグトレーナーの古銭正彦さんと愛犬ベティ、そしてご家族のお話。「問題を解決できない問題犬はいない」という信念のもと、虐待を受けシェルターから保護された大型犬ベティをトレーニングし、ベティが人間との信頼関係を取り戻すまでの軌跡が描かれています。
古銭さんは、まだ日本で盲導犬や介助犬が補助犬として認知されていなかった90年代後半にアメリカに渡り、トレーニング技術を習得し日本に紹介されたのですが、きっかけとなった古銭さんの生い立ちやアメリカでの出会いなども興味深いものでした。古銭さんを作家の今西さんにご紹介したということもあり、巻末にバディの活動のことも紹介されています。
主人公のベティさん、バディとは初対面のときからとても仲良くしてくれて、よい遊び相手であり、バディにいろいろと遊び方なども教えてくれました。水の苦手なバディの水泳教室にも協力してくれていたんです。下の写真はバディのレッスンにつきあってくれているベティさん。犬種は「キャタフーラレパードドッグ」のおそらくミックス。斑点が印象的でクールです。子どもにもとても優しく穏やかな犬でした。
「ごほうび」でしか犬との関係を保てない飼い主が増えているように感じますが、本当は餌なんて使わなくても飼い主との「信頼関係」があれば犬とのコミュニケーションはもっともっと豊かなものになるのだということも書かれています。親子関係においてもよく似たことが言えるのかも…。とっても大切なことを教えてくれる作品です。
