2016年02月05日

動物介在教育と不登校問題

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先日のニュースで、「新たに不登校になった小中学生が6万5千人、21年間でほぼ倍増した」という報道がありました。これは1993年度の3万3千人に対して、2014年度は6万5千人という調査結果で、全小中学生に占める割合は過去最高となったということでした。これはあくまでも「新たに」ということで、実態は2013年度からの不登校継続者が約5万7千人いるのに加えて、新規の不登校が6万5千というので、合計は12万人以上となります。

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「動物介在教育」について必ず質問されるのが「その教育的効果は?」ということなのですが、効果や成果を強調し過ぎると、または追い求めすぎると「動物介在教育」の大切なことが失われてしまうような気がしています。バディと過ごした12年間、そしてベローナが加入した13年目の2016年。確かに立教女学院小学校では長期にわたる深刻な、「不登校」はありません。子どもたちの多くが「学校が楽しい」と思ってくれているようです。
しかし、私は「うちの学校は不登校が0です」と強調したくはありません。なぜならば、いわゆる「不登校」は悪いわけではなく、もしも不登校になってしまったとしても、それはその子ども自身の成長の一過程であって、かならずしも「マイナス」だけではない。と思っているからです。もちろん担任の先生や保護者、周囲の人たちは心配でならないだろうと思いますが、私たちが「マイナス」だと決めつけてしまうのではなく、受け止めることが大切だと。

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専門家はこの「不登校」問題に対して、未然に防ぐ努力を各学校、教育関係者に求めています。そういった意味では「先生が話を聞いてくれる」「授業がわかりやすい」「学校に居場所がある。」「学校が楽しい。」に加えて、「犬がいると楽しい。」「犬たちに会いたい。」そんなことも、自然に未然に防ぐ努力につながっているのかもしれません。

schooldog at 09:30│Comments(0)TrackBack(0)

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