シップス講師ブログ

石川県加賀市にある進学塾シップスの講師ブログです。 講師ブログと言ってもあんまり教育のことは書きません。 旅や映画、釣り、日常で気づいた面白いこと、そんなことだらけのブログです。まあ、時間つぶしに読んでも楽しいブログです。毎日更新しまています。

2020年03月

今日は田中ブログです。

楽しかった沖縄旅行もおわり、現実世界に帰ってきました。

こう書くと現実が嫌なのかと思われてしまいそうですが、そうではありません。

毎日多くの生徒と顔を合わせると元気をもらえます。

僕は勉強することも人前で話すことも好きなため、
もらった元気でそのままずっと突き進んでしまうところがあります。

ですので、沖縄は良い休憩です。

何も考えず、めったに車の通らない道を自由に走る。

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勉強のしすぎ防止に効果的です。笑

それに今年は天気にも恵まれたので大変良い旅行でした。

今まで行ったことのない名所に行き、”映える”こともできたのでよかったです。笑

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そういえば、毎年この沖縄旅行を境に、
それまでハマっていたものからパタッと興味を失います。

おととしはモンスターハンター、去年はソシャゲ。ゲームばかりですが。笑

今年は特にハマっているゲームもなかったので何かこれといったものはありませんが、
しいて言えば、youtube。

ハマっていたチャンネルの更新をあまり気にしなくなりました。

バーチャルな趣味が多い僕ですが、ゲームが無駄だとは全く思いません。

目標に向かっての作戦の立て方はゲームから習いました。

でも大人になると、ちょっとした暇つぶしに惰性で続けているようなものもあります。

5日間の沖縄から帰るとそういったものへの興味がなくなるのです。

もしなにか断ち切りたいものがあるなら、
何も持たずにゆっくり旅にでるのが一番かもしれないですね。

それでは、明日は久保田先生のブログです。

月曜日の担当は寺西です。

伊江島から石川県に帰ってきて、スマホで書いていたブログもまたパソコンで書く日々に戻った。

すっかり時計焼けした手の甲を見ながら、画面とにらめっこしてこのブログを書いている。

去年の手の跡はG-SYOCK焼けだったが、今年はアップルウォッチ焼け。

島では原チャリ移動なので、iPhoneはカバンの中にずっとしまっている状態。

なので携帯を見ずとも連絡の確認ができるアップルウォッチはかなり便利だった。

四角形に残ってしまった跡が、島での楽しかったことを思い出させてくれる。


今年も大人は僕を入れて三人だったが、いつも一緒に行動しているわけではない。

基本的にはバラバラで行動しているが、昼食だけは三人同じ店に行くことにしている。

今年も例年通り、「はとば食堂」と「すずらん食堂」という二軒へ行ってきた。

たまには違う店もと毎年思うのだが、一年に一度しかないチャンス。

この島に帰ってくると、やっぱりあの店のあれが食べたいとなってしまう。

沖縄独特の一品となると、やはり沖縄そばやみそ汁定食になってくるだろう。

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沖縄のみそ汁はとにかくでかい。

久保田先生曰く、「八番らーめんの麺を抜いたバージョン」だそう。w

もちろんこれも美味しいのだが、ここ数年僕はとにかく焼き飯頻度が高い。

石川県で食べるいわゆるチャーハンとはまた味付けが違い、ここでしか食べられないものなので最近はもっぱらこれ一択。

今年は焼き飯食べ比べと勝手に題して、二日連続違うお店の焼き飯をいただいた。

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結果的にはもちろんどちらも美味しいのだが、ネギの乗せ方や玉ねぎのシャキシャキ感は微妙に違う。

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一年に一度の島での楽しみは、この焼き飯であると言っても過言ではないな。


そういえば毎年恒例になった夜の面談で、「大人になんでもいいから質問してね」というコーナーがあった。

恋愛のことや、普段は聞けないシュールな内容もたくさんあってかなり面白かったが、この中で一つ「老後が不安です」なんてかなり辛気臭い質問があった。

これにはさすがに、「15歳なんて一番楽しい青春時代に、老後の心配なんてするな」とかなりどやされていたし、まだ何も決定していない段階でそんな心配は杞憂だなと思ってしまう。

思い返してみると、大学受験や就職活動の時期は僕にも多少なりとも不安はつきまとっていた。

やはり人生うまくいっていないときには、どうしてもそういう気持ちになってしまうだろう。

それを言い出すと、社会人になった今は明日への漠然とした不安というものがあるのかもしれない。

けれど結局のところ、その不安は自分で楽しいに変えていくしかない。

辛かったことも、振り返ってみるといい思い出になることが多いし、もしも不安ならば今行動するしかない。

明日の仕事が不安なら、明日に向けてより一層念入りに準備をする。

受験が心配なら、今よりたくさん勉強する。

それくらいのことしかできることはないし、あとは実力と開き直りが大切だ。

「不安定なら、それを自分の力でそれを安定に変えるしかない」

それが社会人になって、学んだことの一つだ。

自分の居場所は自分で作っていかないとな。

生徒と深い話をしながら、それを自分の中でもまた反芻してみる。

そんな一年に一度の素敵な夜となった。


さて明日は田中先生ブログ。

今日はしっかり休んで、明日からの春期講習でまた楽しい話を生徒にしてこよう。




昨日の午後、石川にやっと戻ってきた。

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空港に着くやいなや、肌寒さに襟をそばだててしまった。

迎えに来たお母さんたちと笑顔で帰っていく子供たち。

この旅は一生の思い出になることだろう。

こんな時期に旅行するなんてと、非難する人もいるかもしれないが、南の島は人の多い繁華街へ行くよりも安全で、生徒たちの免疫力もきっと上がっていることだろう。


昨日は卒業生が大学合格の報告に来てくれた。

「懐かしい、シップスの匂いや。」と言いながら、教室や自習室を歩き回る。

「私は大体この辺りに座っていたんですよ。」なんて遠い目をして微笑んでいる。

塾がいい思い出の場所になってくれていることが嬉しい。

行きたくない塾ではなく、第二の故郷とか自分の原点みたいな感覚でとらえてくれている生徒が多くて、この仕事をやっていてよかったなあと思う。

上京したとき、以前いた会社の同僚が社長になったので、一度本部を見に来てくれと言われ、赴いた。

自分が勤めていたときは10校舎にも満たない規模の塾だったのに、今は何万人も生徒のいる東京で一番大きな塾になってしまった。

昔、良きライバルで最高の遊び友達だった男が、社長室に案内してくれた。

新築の大きなビルにしつらえられた社長室は、大きな窓からスカイツリーと東京タワーが見える。

まるでドラマに出てくるIT企業の社長室みたいな感じだ。

当時の俺のことを知る人を呼んでもらい、懐かしい話に花が咲いたが、もう知った顔も数名しかいない。

隔世の感に少し寂しさを感じながらも、田舎の小さな塾の塾長を招いてくれたことに感謝の意を述べた。

自分が去ったあと、必死の思いで会社を大きくしていった友人や俺の部下たちのことを思うと胸が熱くなる。

俺がこの世界に引きずり込んだこんだことで、人生が変わってしまった人もかなりいるはずだ。

うちの寺西や田中もその一員だけれど。

東京に残っていたら、こんな風景のなかに俺もいたのかもしれないな、となんだか不思議な気がした。


後悔はひとつもしていない。俺はもともと組織には向かない人間だ。

何度人生やり直しても、きっと会社勤務は続かず、なんらかの形で起業することだろう。

都会を捨て、会社を辞め、たった一人で塾を立ち上げてからもう二十年も経つ。

それから手に入れた風景や人のつながりは都会にいては、不可能だったものばかりだ。

平日の朝にボートを飛ばして、巨大魚を釣り、かみさんとバイクを駆って、天然水を汲みに行く。毎日昔の教え子だった部下とバカ話をしながら仕事をしている。田舎暮らしで手に入れた素晴らしい日々である。

田舎の温泉街で生まれた俺には、都会の美しい夜景より、夜のイカ釣りで見る星空の方が似合っている。人にはそれぞれふさわしい場所があるものだ。


沖縄を発つ朝に、ペンションのオーナーのキャプテンといろいろ話をした。

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キャプテンはかっこいいおじいだ。おばあもかっこいいけどね。

「こんなに幸せで申し訳ない。」といつも口癖のように言う。まるで俺みたいだ。

いろんなものをその手で作り出して遊んでいる。

今回は古びたトラックの荷台に合板で自分の隠れ家を作っていた。

「冷蔵車の中古を買うと、エアコン付きのキャンピングカーがすぐ出来上がるよ。」と俺をそそのかす。

加賀市より人の少ない四千人ほどの人口の伊江島にも、大きな喜びや楽しみは埋まっているのである。

島の役場に行って、空き家がないか聞いてみた。

縁あって十年以上通い続けているこの島は、隠居する釣り師にはふさわしい場所なのかもしれない。

そのうち、年に一度通う場所ではなく、年に一度、俺の部下に会う場所になるかもれないな。

さて、今日はこんなところ。夜は父母会だ。いい話考えとかないとね。

明日は寺西先生ブログ。







コロナウイルスが猛威をふるうなか、まったりと伊江島でこのブログを書いている。

この島ではマスクをしている人などほとんど誰もいない。

いつもの伸びやかな時間が流れているだけだ。

生徒たちは自転車で島中を走りまわり、いろんな風景を楽しんだり、テニスしたりして自由な時間を謳歌している。

昔は一緒にバスケやバレーボールやっていたが、寄る年波には勝てず、最近は若手の二人の先生にスポーツは任せ切りである。

この島で生徒が一番喜ぶのが、シュノーケリング。今回は波が高かったので、ボートからではなく、磯から海へ入ることになった。

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寺西先生のブログにもあったように、俺は一度潜って、魚がいる場所と海底の地形を確認してからずっと釣り。

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浮き釣りで、念願だったカーエーと言う魚を釣りあげ、テンションが上がった。

これを持ち帰って、宿のおばあにマース煮にしてもらい、みんなで食べた。

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シンプルな塩味が、魚の味を引き立てている。

岩場にはシセという茶色の海苔がはえており、これがまた美味しい。

この海苔を取るのに夢中になったおばあが、高波でさらわれることがよくあるそうだ。、

こんな自然に恵まれたところで、生徒たちと過ごせて、俺たちは本当に幸せな先生だと思う。

夜は泡盛のさんぴん茶割りをガブ飲みしながら、生徒たちと深い話をする。

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これも毎年恒例になってしまった。

田中先生は元気で親しみやすく、寺西先生はクールで丁寧におしえくれる。

そして俺は人生を楽しんでいて、話が面白い、というのが生徒たちの大体の感想であった。

家族思いの子、家庭環境で悩んでいる子、話のレスポンスが異常に速い子、お酒や性に興味深々の子、いろんな生徒といろんな話が出来て毎晩楽しい。

こんな素敵な時間ももう終わってしまう。

後一年、気合いを入れて受験生を教えて、またこの島に戻ってこよう。

沖縄の離島の楽しさ、人の温かさを味わってもらおう。

さあ、明日はシップスで父母会だ。

島で蓄えたエネルギーを保護者の方に浴びせて、みんな元気で笑顔にしてやるぜ。

今日はこんなところ。また明日。





今日は田中ブログです。

寺西先生のブログにもありましたとおり、今は沖縄の伊江島にいます。

シップスの卒業旅行です。

昨日のシュノーケリングに引き続き、今日は島の真ん中にそびえたっているタッチューという山にみんなで登ってきました。

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頂上までは急な階段が続き、なかなかきつい道のりです。

それでも最後までなんとか登りきりました。

頂上からは伊江島を一望できます。

みんなでこの絶景をバックに集合写真。良い写真です。

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沖縄旅行はこんな感じで、大きなイベントもありますが、フリーな時間が多いこともあり、生徒たちはみな自由に自分たちの時間を過ごしています。

今年は元気な生徒が多く、男の子は島についてすぐに体育館へむかっていました。

今日は僕もついて行き、一緒にバドミントンを楽しみました。

こういうとき、意外な子が運動神経の良さを発揮してびっくりします。

普段の授業では見られない、新たな一面に出会えるのも沖縄旅行の楽しみのひとつです。

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個人的にもうひとつ楽しみがありまして。

伊江島では、僕ら講師陣は原付きバイクを借りるのですが、実はこの原付きが楽しみで、毎年島中をかけ回っています。

生徒だったころを含めると、今回で4回目の伊江島ですが、まだまだ知らない景色や発見があり、いろんなところを走ってしまいます。

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今も去年見つけて、来年はここでゆっくりしようと決めていたカフェでブログを書いています。

静かで落ち着いた空間です。

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原付きに乗っていると感じることですが、
この島ではよく道を譲られますし、車もゆっくり走っています。

島の人のこの穏やかさが僕にも乗り移るのか、ここにくると時間がゆっくり流れているように感じます。

山に登り、子供に混じって体を動かし、原付きで駆け回り、一人で静かにお茶をする。
どれも今日一日の出来事です。

明日には石川県に帰りますが、今はこの時間を大事に味わおうと思います。

明日は久保田先生ブログです。

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