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【SS】勇者「コミュ障すぎて満足に村人と話すことすらできない」


1: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:13:21 ID:qY3WErK7e

勇者「あの、そのぉ……」

村人「ん? もしかして俺に話しかけてんのか?」

勇者「ぁ、そうです。はい」

村人「見かけねえ顔だな。なんか俺に用でもあんの?」

勇者「……あるんです」

村人「はい?」

勇者「あの、だから……あるんですよ」

村人「なにが?」

勇者「えっと……聞きたい、こと、ですかね? あはは……」
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2: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:15:38 ID:Do1KQwdv1
冒険の旅も終わらなそう

3: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:18:34 ID:qY3WErK7e

村人「聞きたいことって? 具体的に言ってくれよ」

勇者「あっ! そ、その、わ、忘れちゃいました」

村人「は?」

勇者「……な、なに、聞こうとしたか」

村人「兄ちゃん。俺も暇じゃないんだわ、こう見えてもな」

勇者「……そう、ですよねえ」

村人「おう」

勇者「あ、あはは」

村人「笑ってんじゃねえよ」

勇者「……はい」

村人「次からは人に質問するときは、頭ん中でまとめてからにしな」


勇者(行っちゃった……)

4: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:18:51 ID:qfCyWjaGl
うん

5: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:20:24 ID:6VsNW4CZQ
コミュ障はパシりにつかわれるよな
そういう事だ

6: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:23:56 ID:qY3WErK7e

勇者「……クソが」

勇者(誰に向かって口聞いてると思ってんだ!)

勇者(なんなんだよ、あの中年小太りオヤジがっ!)

勇者(ムダに鼻油でテカテカのくせにっ!)

勇者(こっちがなけなしの勇気振り絞ってんのによおっ!)

勇者(もうすこし優しくしてくれてもいいだろうがっ!)

勇者(ていうか見知らぬ人間が困ってたら、助けようと思うだろ!)

勇者(それが人情ってもんだろうが!)


女の子「お兄さんジャマ。そこどいて」

勇者「ぁ、はい」

7: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:27:21 ID:qfCyWjaGl
勇者ちゃうやん
勇者名乗るなよ

8: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:28:44 ID:qY3WErK7e

勇者(しかし、なぜ俺はこうも人との交流が下手なんだろうか)

勇者(理由がまったくわからない)

勇者(気づいたら、こうなっていた)

勇者(幼少のころから、勇者としてまじめに修行してきただけなのになあ)


勇者(たとえば、定食屋に行けば――)

店員『おかわり自由だからね! いっぱい食べてね!」

勇者『……』

勇者(おかわりって言えない……)

10: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:29:15 ID:qfCyWjaGl
わかるなぁ…

11: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:33:51 ID:qY3WErK7e

勇者(かわいいお姉さんとお酒飲める店行っても――)


お姉さん『お兄さんって、普段はなにしてる人なの?』

勇者『ぁ、そ、その……』

お姉さん『やだー緊張してるの? かわいーいー』

勇者『ち、ちがっ……そのぅ……』

お姉さん『で、お兄さんの職業は?』

勇者『ゅ…………ひっ……はあはあ……!』

お姉さん『ちょっとお兄さん!? しっかりして!』


勇者(緊張のあまり、過呼吸でぶっ倒れて教会に送られる始末)

49: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)01:06:02 ID:CP3j8IrIO
>>11この勇者はお姉ちゃんと喋ると死ぬんだな

13: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:40:14 ID:qY3WErK7e

勇者(道具屋で装備品を買おうとしたときも――)


勇者『ちょっと裾が長いな……』

勇者『サイズを調整したほうがいいかも』

勇者『でも……』


店員『お客さん、これなんてどうです?』

客『いいね。おたくの店、なかなかの物を揃えてんね』

店員『でしょう? これなんかもどうです?』

客『おおっ!』

勇者『……』



勇者(結局サイズ直しもせずに出てきてしまうし)

14: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:49:22 ID:qY3WErK7e

勇者「旅ってつらいなあ」

魔法使い「なにブツブツ言ってんの?」

勇者「うわあぁ!?」

魔法使い「そんなに驚かなくてもいいじゃない」

勇者「きゅ、急に! は、話しかけないでくださいよ……」

魔法使い「はいはい。これからは気をつけるね」


勇者(コイツは魔法使い。国の推薦を受けるほどに優秀な術者)

勇者(魔王をたおす旅の俺のお供のひとり)

勇者(つい最近知り合った。もちろんいまだに打ち解けていない)

15: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:50:10 ID:qfCyWjaGl
キャラ増えた

16: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:51:47 ID:YJtOSJRbU
「はい」か「いいえ」だけ話せればいいって言ったじゃないですかー

17: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:56:03 ID:qY3WErK7e

魔法使い「そんなことより。きちんと情報収集してるの?」

勇者「……いちおう」

魔法使い「いちおうってなによ?」

勇者「ま、魔法使いさんも知ってますよね?」

勇者「ボクが、極度の人見知りだってこと」

魔法使い「もちろん知ってるよ」

勇者「じゃあ……」

魔法使い「でも勇者が言ったんだよ?」

魔法使い「手分けして情報収集しようって」


勇者(それはお前らとずっと一緒にいて、気が休まらないから言ったんだよ!)

18: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)22:59:13 ID:qfCyWjaGl
なぜ仲間になった魔法使い

19: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)23:04:00 ID:qY3WErK7e

勇者(この旅というのは、たえず他人と行動せにゃならん)

勇者(おかげでたえず神経張ってなきゃ行けなくて疲れる)

勇者(ひとりの時間がないと、とてもやっていけない)

勇者(ていうかなんで俺って、ひとりで旅してないんだろ)

勇者(いや、そりゃあひとりで冒険なんて無理だけどさ)


勇者(……そもそもこれも魔王がすべて悪い)

勇者(そう。魔王が姫様をさらった。それがすべてのはじまりだった)

21: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)23:15:52 ID:qY3WErK7e

勇者(巧妙に姫のいる城に侵入した魔王と俺は対峙した)

勇者(実力は魔王のほうが上だった)

勇者(でも、こっちには仲間がたくさんいたから戦いを有利に進められた)

勇者(まあ最後にはスキをつかれ、逃げられたんだけど)

勇者(しかも姫様までさらわれた)


勇者(魔王との戦いでかなりの傷を負った俺)

勇者(だけど、まだこの時点ではマシだった)

勇者(問題は姫様がさらわれたあと)


勇者(よりによって俺が責任を追求された)

22: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)23:18:15 ID:qfCyWjaGl
こみゅ障勇者なんだよなぁ…

23: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)23:20:36 ID:qY3WErK7e

姫がさらわれたあとの会議


えらい人A『ぶっちゃけ誰が悪いのよ?』

えらい人B『警備兵の采配は君がしてたんでしょ?』

えらい人C『え? 私が悪いの?』

えらい人D『じゃあほかに誰に非があるんだよ?』

えらい人E『まず姫の避難が遅かったのが問題じゃね?』

えらい人F『ていうか、勇者が魔王を追っ払ってばよかったんじゃね?』


勇者『……え?』


えらい人G『あーうん。そんな気がするわ』


勇者『ふぇ?』

24: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)23:26:05 ID:qY3WErK7e

えらい人H『あのさあ。勝てないんなら逃げろよ』

勇者『あ、いや、でも……』

えらい人I『なに? 反論があるならはっきり言いなさいよ』

勇者『あー、そのぉ……』

えらい人J『うん、悪いのは君だよ。責任はきちんととろうね』

勇者『そ、そんな……』



勇者(だいたいこんな感じの流れで、気づいたら全部俺のせいになってた)

勇者(こうして、ほか3人の仲間と旅に出ることになってしまった)

勇者(権力の前に、俺の人生をかけて鍛えた剣術は全く役に立たなかった)

25: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)23:30:02 ID:qfCyWjaGl
反論出来ないよなぁ…

26: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)23:38:06 ID:qY3WErK7e

勇者「『はい』か『いいえ』だけで会話が成立すればいいのに」

魔法使い「そんなの無理に決まってるでしょ」

勇者「はい」

魔法使い「とりあえず、みんなと合流する?」

勇者「いいえ」

魔法使い「きちんと会話しなさい」

勇者「……すみません」


勇者(この寸胴ボディ女が! えらそうな口を!)

勇者(王様直々の指名だからって調子にのんなよっ!)

27: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)23:46:20 ID:qfCyWjaGl
ストレス勇者

28: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)23:51:48 ID:rEDWnZK9W
まんまこの勇者がお前らで泣ける

29: 名無しさん@おーぷん 2014/09/03(水)23:54:11 ID:AMFtlGaDS
>>28心の中の声だけは勇ましいあたりとかなwww

30: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)00:01:29 ID:pdk2DUuBO

魔法使い「よし。じゃあ戦士と僧侶と合流しよっか」

勇者「……」


勇者(せめてもうすこしだけ、ひとりの時間がほしい)

勇者(だいたい戦士と僧侶はもっと苦手だし)


勇者「すみません、道具屋に行ってきます」

魔法使い「なんでよ!? ていうか待ちなさいよ!」

勇者「待ちませーん」

勇者(ひとりこそが俺にとっては幸せなのだ!)

勇者「フハハハハハハ」

32: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)00:06:40 ID:pdk2DUuBO

そして十分後



道具屋「いやあ、この道具とかどうですか?」

勇者「ぁ、いや……」

道具屋「遠慮しないでくださいよ。
    なんなら、この店限定のとっておきをお出ししますよ?」

勇者「その……べつに、あの……」


勇者(最悪だ。道具屋につかまった)


道具屋「まあとにかく、一個ぐらいなにか買っていってくださいよ!」

勇者(仕方ない。てきとうに道具を買ってさっさとずらかろう)

33: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)00:11:10 ID:pdk2DUuBO

勇者(薬草でも買ってくか?)

勇者(しかし金銭的に、そんな余裕はないもんな)

勇者(余ったお金はこっそり貯金しておきたいしなあ)

勇者(俺の将来の夢のためにも)


道具屋「お客さん」

勇者「はい?」

道具屋「今アンタ、うちの商品盗んだろ?」

勇者「え?」

道具屋「はっきり見てたよ、悪いけどね」

勇者「な、ななな……な、なにを……!?」

34: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)00:12:49 ID:bgu5fCBTF
もう…

35: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)00:20:30 ID:pdk2DUuBO

道具屋「好青年かと思ったら、まさかだったなあ」


勇者(盗んでねえよバーカ! どこに目ぇつけてんだ!?)

勇者(だいたい盗みたいとも思わんわ、こんなホコリ臭い店の商品なんて)


道具屋「あ? なんだその目は?」

勇者「あ、あなたの……か、勘違いかと……」

道具屋「勘違い? 俺の?」

勇者「はい」

道具屋「盗人猛々しいとはこのことか! はっきりと盗んだろうが!」

道具屋「ほら、これを見てみろ!」

勇者「!」


勇者(俺のポケットに、小型ナイフが!?)

36: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)00:24:52 ID:pdk2DUuBO

勇者「な、なにかの、まちがいです……たぶん」

道具屋「まちがい犯したヤツがなに言ってやがんだ!」

勇者「そ、そんなあ!」

道具屋「とりあえずこっちに来い!」


勇者(そして俺は見知らぬ道具屋に無実の罪で捕まった)

勇者(しかもなぜか地下牢に突っこまれちゃうっていうね)

37: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)00:28:14 ID:bgu5fCBTF
よくある(地下牢)イベントか

38: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)00:32:06 ID:pdk2DUuBO

道具屋「ここで大人しくしてろ!」

勇者「はい」




勇者(冗談じゃねえ! なんで勇者である俺が捕まってんだよ!?)

勇者(あのオッサンをボコボコにして逃げるべきだったか?)

勇者(ていうか。どうして俺のポッケにナイフなんて入ってたんだ?)

勇者(あのクソ道具屋め、ハメやがったか?)

勇者「……」

勇者(いや、でもここって落ち着くなあ)

勇者(人々の喧騒から離れた、静寂に満ちたひんやりとした空間)

勇者(このままここで貝になりたい)

39: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)00:33:00 ID:sNoqbaxWm
勇者「はい」


wwwwww

40: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)00:38:00 ID:bgu5fCBTF
しっかりしろ勇者

41: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)00:40:25 ID:pdk2DUuBO

一方、魔王城では



姫「どうして私を誘拐したの?」

魔王「……」

姫「……」

魔王「……」

姫「質問を変えるわ。どうして私を殺さないの?」

魔王「……」

姫「ていうか」


姫「遠くない!? 遠すぎてあなたが全然見えないんだけど!」

姫「なんで私とあなたの距離、こんなにあるの!?」

42: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)00:44:52 ID:pdk2DUuBO

側近「魔王さまは大変シャイな方で、誰かと目をあわせるのが苦手なのだ」

側近「たとえそれが、貴様のような有象無象でもな」

魔王「うむ」

姫「なによそれ。うちの勇者と同じだなんて」

側近「あんなものと魔王さまを一緒にするな!」


姫(そういえば、勇者と魔王って……)

43: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)00:45:15 ID:bgu5fCBTF
まさかの魔王も!!っっっw

44: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)00:48:50 ID:pdk2DUuBO

勇者『!』

魔王『!!』

勇者『!?』

魔王『……!』


姫(お互いに一言も口をきかなかったけど、そういうことだったのね)



側近「そういうことだ! 理解したのならもう質問するな!」

魔王「うむ」

姫(どうでもいいけどあの側近、声ガラガラね)

47: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)00:54:43 ID:y8sEqGSFJ
久々に期待できそうなのが勇者ss来たな

51: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)13:24:36 ID:lxYRoAu58
面白いな

55: はい◆N80NZAMxZY 2014/09/05(金)15:08:24 ID:vKhxeytlD

姫(誘拐されてからもう二週間以上がたつ)

姫(さらわれた当初は、ショックと恐怖でパニックになってたけど)

姫(城で生活していたときと大差ない待遇と)

姫(時間の経過のせいで、この状況にも慣れてしまった)

姫(でもこのままじゃダメ)

姫(なんとかこの状況を打開しないと!)

56: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)15:10:05 ID:vKhxeytlD

姫「あなたたちは、なにが目的でこんなことをするの?」

姫「城を襲撃して私を誘拐したと思ったら、一転して今度は要塞に閉じこもる」

姫「狙いはなに?」

側近「口を慎めと言ってるのがわからんのか!?」

側近「魔王様は極度の人見知りなのだぞ!」

魔王「うむ」

姫「魔王が人見知りしてどうするのよ」

57: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)15:13:34 ID:vKhxeytlD

側近「人間ごときがそもそも、魔王様と対面することが……」

魔王「おい」

側近「はい?」

魔王「二度とさように失敬なことを申すな」

側近「も、申しわけございません」

魔王「卿は退室しろ。あとは余ひとりで十分だ」

側近「し、しかし」

魔王「余はひとりでいいと申したはずだが。なにか不服なことでも?」

側近「……いいえ。かしこまりました」


姫(自分の部下とは普通に話せるのね)

58: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)15:15:58 ID:vKhxeytlD

姫(側近がいなくなって、私と魔王だけになった)


姫「……」

魔王「……」

姫「……」

魔王「……」


姫(かれこれ沈黙が五分以上続いてるのだけど)

姫(遠すぎて魔王の表情はうかがえない)

姫(交流が苦手な人ってこういうとき、なにを考えてるのかしら)

59: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)15:38:06 ID:vKhxeytlD




勇者(よく会話はキャッチボールにたとえられるけど)

勇者(個人的にはジェンガのほうがしっくり来る)

勇者(普通の人間は、ジェンガのように会話の土台があるわけだ)

勇者(会話の土台、つまり言葉だな)

勇者(その土台から言葉を引っぱってきて、どんどん重ねてくわけだ)

勇者(それで会話が成立する)

勇者(でも俺のような人間は、他人と対面した瞬間にその土台を失うわけだ)

勇者(もし奇跡的に会話が続いても、とちゅうで土台がなくなって崩壊する)

勇者(失言でタワーを崩すパターンもあるな)

勇者(そう考えるとやっぱりすばらしいな、ひとりって)

60: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)15:44:43 ID:F1FYAlmTz
何この的確なたとえ

61: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)16:13:40 ID:vKhxeytlD

勇者(ひとりでいりゃ、傷つくことも気疲れもしない)


魔法使い「すごい気の抜けた顔してるね」


勇者(あと牢屋の壁ってひんやりしててキモチイイ)


魔法使い「おーい」

勇者(あれ? なんで魔法使いがいるんだ?)

魔法使い「急に渋い顔になったわね」

勇者(当たり前だろうが。人がうとうとして気分よくなってるときに)

勇者(ストレスの原因が来て、気分が悪くならないわけがない)


魔法使い「ていうかしゃべりなさいよっ!」

勇者「ぬわぁっ!?」

62: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)17:17:52 ID:vKhxeytlD

勇者「な、なななぜ魔法使いが……!?」

魔法使い「追いかけてきたに決まってるでしょ」

魔法使い「なのに。道具屋に入ったら勇者がいないんだもん」

勇者「はあ」

魔法使い「それで道具屋のおじさんを問いつめたわけ」


勇者(まさか、俺が盗みをしたと吹きこまれてないよな)


魔法使い「安心して。勇者がハメられたことはわかってる」

勇者「?」

魔法使い「ですよね、おじさん?」

道具屋「……」

63: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)17:19:16 ID:vKhxeytlD

勇者(なんでオッサンは俺に無実の罪を着せようとしたんだ?)


道具屋「こうするしかほかに方法がなかったんだ……!」


勇者(それでわかるわけねえだろ! 事情を説明しろ! 事情を!)

勇者(ていうかまず謝れ! 地面にひたいをこすりつけて! 全力で!)


魔法使い「なにか事情があるんですよね?」

道具屋「……されたんだ」

魔法使い「え?」

道具屋「誘拐されたんだ……俺の娘が」

魔法使い「誘拐?」

道具屋「……ああ」

64: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)17:54:47 ID:F1FYAlmTz
ほう

67: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)21:32:50 ID:qK95PMmVa

勇者(オッサンの話をまとめるとこんな感じ)


勇者(数日前のこと)

勇者(オッサンは道具の調達のために隣の街に行ってたらしい)


勇者(その帰りにばったり魔物と遭遇した)


勇者(で、そいつは言った)

勇者(『おまえの娘はあずかった。返してほしければこちらの要求をきけ』と)


勇者(家に戻って確認したところ、娘さんは実際に誘拐されていた)

勇者(そしてオッサンは、魔物に従わざるをえない状況になった)

68: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)21:44:55 ID:qK95PMmVa

魔法使い「その魔物の要求が、勇者をとらえることだったんですね」

道具屋「ああ。それでこれが人相書きだ」

勇者「……」


勇者(これ描いたヤツやるな。俺だって一発でわかる)


魔法使い「どう思う?」

勇者「えっとまあ……そういうことですかね。あはは」

魔法使い「もうっ。それじゃわかんないよ」


勇者(うるせえ。聞くまでもないだろうが)

勇者(そいつの狙いは明らかに俺だ)

69: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)22:08:05 ID:qK95PMmVa

道具屋「たのむ! 俺の娘をすくってくれっ!」

道具屋「牢屋にぶちこむなんて仕打ちしておいて、都合よすぎるかもしれんが……」

勇者「ぁ、はい……わかりました」

道具屋「ほ、本当か!? 娘を助けてくれるのか!?」

勇者「はい」

道具屋「ありがとう! この礼は必ず!」


少年「なにやってんだよ、父ちゃん……」


道具屋「なんでおまえが村にいるんだ!?」


勇者(ガキんちょ……このオッサンの息子か)

70: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)22:11:14 ID:qK95PMmVa

道具屋「今は村には帰ってくるなって、あれほど言っただろうが!」

少年「そんなことどうでもいいだろ」

少年「あいつを赤の他人に助けてもらおうとするなんて……見損なったよ」


魔法使い「お、落ち着いてください! 
     今は言い争いしてる場合じゃないです!」


道具屋「……」

少年「……」

魔法使い「とにかく今は娘さんを助ける。それだけを考えましょ? ね?」

少年「……っ! くそっ!」

道具屋「おい!? どこへ行くんだ!?」

72: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)22:38:24 ID:qK95PMmVa

勇者(店を飛び出したガキんちょを追って、オッサンまでいなくなってしまった)


魔法使い「娘さんを助ける話、えらくあっさりと引き受けたね」

勇者「はい」

魔法使い「さすが勇者。見直したよ!」

勇者「はい」

魔法使い「……ねえ。てきとうに聞き流してない、私の話」

勇者「いいえ」

73: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)22:40:42 ID:qK95PMmVa

魔法使い「勇者って『はい』と『いいえ』だけは妙に流暢だね」

魔法使い「普通にしゃべると絶対にどもるのに」


勇者(それ実は俺も思ってた)


魔法使い「……私ね、冒険譚を読むのが好きなの。『冒険の書』とかね」

勇者(なんだ急に?)


魔法使い「そういうのでときどきあるんだけど」

魔法使い「ひねくれ者の勇者が、依頼を最初に突っぱねるって展開がよくあるんだよね」


勇者(あー、ちょうど今の俺みたいな状況で起こるヤツね)

魔法使い「まあ結局最後は、文句を言いながらも引き受けるんだけどね」

74: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)22:47:11 ID:qK95PMmVa

魔法使い「てっきり勇者もそういうタイプかと思ってた」

勇者「……あはは」


勇者(時間と金をムダにするのはキライだ。それが茶番でなら、なおさら)

勇者(どうせやるならさっさとやる)

勇者(それが俺のモットー)


魔法使い「とりあえず二人が戻ってくるまで待つしかないね」

勇者「はい」

魔法使い「『はい』以外も言ってよね、たまには」

勇者「いいえ」

魔法使い「……はあ」

75: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)22:48:45 ID:8ucF8KZIJ
^_^

76: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)22:53:56 ID:QYyi2VvpB
主人公がどんどん無口に

77: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)23:14:16 ID:qK95PMmVa

数時間後


魔法使い「じゃあ最後に。もう一度確認します」

魔法使い「例の魔物の指示通り、勇者に指定された洞窟に行ってもらう」

魔法使い「行くのは勇者ひとりだけ」

魔法使い「……ここまであってますか?」

道具屋「ああ。そして娘はその洞窟にいるはずなんだ」

道具屋「魔物が真実を語っていれば、だが」

魔法使い「大丈夫ですよっ。娘さんは絶対に助け出します!」

魔法使い「それに勇者は口のかわりに腕がたつので。ねっ?」


勇者(とりあえずうなずいておこう)

78: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)23:19:46 ID:qK95PMmVa

勇者「えっとじゃあ、そろそろ行きます……」

魔法使い「『ほかの二人』はすでに行動してるはずだから」

勇者「あ、はい。
   その、お互いに……が、がんばりましょう」

魔法使い「うん!」

道具屋「どうか娘をたのむ!」


勇者(正直これからの戦いより、今してる会話のほうがつらい気がする)

80: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)23:28:59 ID:qK95PMmVa

勇者(そんなわけで現在向かっているわけである、洞窟に)

勇者(しっかし、ずいぶんずさんな計画だよなあ)

勇者(もっと有利になる展開、いくらでも作れそうなのに)


勇者「ところで。さっきからついてきてんの、バレバレだから」

少年「……」

勇者「家にいろって、父ちゃんに言われてただろ」

少年「だって……」


勇者(『あれ? 勇者さんメチャクチャ饒舌じゃないですか』とか思った人いる?)

勇者(実はガキんちょ相手だと、なぜか普通に話せるんだよなあ)

勇者(まあどんな物事にも例外はつきものってことよ)

81: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)23:30:16 ID:8ucF8KZIJ
勇者…何だこいつ…

82: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)23:34:31 ID:L2LljYFUA
年下にだけ強気キャラかよww

83: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)23:48:59 ID:qK95PMmVa

少年「お前なんかに妹のことをまかせてたまるか……!」

少年「アイツを助けるのは、お、オレだ! オレが妹を……!」

勇者「悪いこと言わないから帰りなよ。父ちゃんにも言われてたでしょ?」


少年「うるさいうるさいうるさいっ!」

少年「赤の他人のお前なんて信用できるわけないよ!」

少年「まして大人なんて!」


勇者(子ども相手なら普通に話せるけど、それだけなんだよなあ)

勇者(上手いこと話して丸めこむとかできねえ)

84: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)23:52:09 ID:kfXtc7FZu
そうだよなぁ

85: 名無しさん@おーぷん 2014/09/05(金)23:53:37 ID:qK95PMmVa

少年「大人はいつも平気でウソを言うっ!」

少年「母ちゃんはオレとの約束を守らずに……先に……!」

勇者「……」


少年「父ちゃんだってそうだ!」

少年「いつもはオレにデッカイ口叩いてるくせに!」

少年「魔物の言うことすぐ聞いちゃうし!」

少年「アイツを助けるのを他人に頼むし!」

少年「なにが『夢をもて』だ! クソくらえだそんなもんっ!」


勇者「……ヤダなあ」


少年「は?」

86: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)00:15:09 ID:fmwarQREP

勇者「夢なんてクソくらえ、って悲しいなあ」

少年「大人のせいだ。大人がこんなことを言わせるんだ」

勇者「まっ、ガキのころの夢はたいていウソで終わっちゃうもんな」

少年「そうだよ。夢なんて見るだけムダだ」

勇者「じゃあお前は夢を叶えようとか、思わないわけだ」

少年「……夢を叶えるって、なんだよ」


勇者「ウソを本当に変えること」


少年「!」

87: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)00:17:21 ID:ps2GUDjKB
少年「……夢を叶えるって、なんだよ」

勇者「ウソを本当に変えること」



かっけー

88: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)00:19:45 ID:SLk8bFfAq
急にどしたおい勇者

90: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)00:25:29 ID:ldM2on4rd
子供とモンスターには強い

91: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)00:31:30 ID:fmwarQREP

勇者「ついでに。夢っていうのは、もっと生きてから見るもんだと思う」

少年「……どうして?」

勇者「あーもうっ。口下手の俺にあんましゃべらせんな」

勇者「お前の妹は必ず助ける。だから待ってろ」

少年「信じて、いいの?」

勇者「俺はできない約束はしない」


勇者(ガキんちょの顔つきがすこし変わった気がした)

勇者(すこししゃべるのがつらくなった気がする)

勇者(俺は会話を切り上げてその場をあとにした)

92: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)00:41:06 ID:fmwarQREP




勇者(指定された洞窟はここだな。予想外に小さい)

勇者(入口なんて屈まないと入れねえな)

勇者(あ、でも意外と中は広い)


?「待ちくたびれたぞ、勇者」


勇者「!」

勇者(道具屋のオッサンが言ってことは、本当だったみたいだな)


道具屋『魔物の正体はわからなかったんだ』

道具屋『あまりに濃い霧で全身が覆われてたんだよ』

道具屋『デカいってことぐらいか、わかったのは』

93: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)00:49:43 ID:fmwarQREP

勇者「……」


?「なんだよ、えらく大人しいな」

?「いろいろ聞きたいことあるんじゃねえの、お前?」

?「人質は、とか。俺様の正体は、とか」

?「あっ、お前ビビリなんだろ? まともに口がきけないんだってな」


勇者「……」

?「情けねえなあ。ヤローがそんなんでどうすんだよ」

勇者「……」

?「ていうか今も症状出ちゃってる? ニャハハハ傑作だな!」


勇者「手より先に悪口が動く。キライだね、お前みたいなヤツは」

94: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)00:51:05 ID:ijAuDMX6x
いちいち言い回しがカッコいい

95: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)01:03:09 ID:fmwarQREP

?「その口、二度と叩けないようにしてやる」

勇者「!」


勇者(洞窟の入口がなにかで閉ざされた?)

勇者(まさに真っ暗闇。ほとんど視界ゼロの状態か)


?「さらにくわえてこの霧。もはや俺様の姿はとらえられまい」


勇者(こう狭いと迂闊に魔力を使った攻撃は使えない)

勇者(しかも娘さんがこの中にいるとしたら、なおさら)

96: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)01:18:29 ID:fmwarQREP

 風の裂ける音に遅れて、すねに鋭い痛みが走った。
 反射的に拳を振るってみたが、とらえたのは暗闇と濃霧だけ。


勇者「……っ!」

?「まずは一発。さて、次はどこを狙おうかねえ」


勇者(いちおう、この魔物には作戦らしきものはあったわけだ)


?「この目は闇の中でこそ光る」

?「お前に見えないものも俺様には見える」

?「つまり、ここでは俺様が圧倒的に優位」


勇者(さて、どうやってたおそうかな)


 敵の術中に絡めとられた中。
 敵をたおさなければいけない、ということだ。

97: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)01:29:23 ID:fmwarQREP




?(さすがは勇者と言ったところか)

?(暗闇の中、確実に俺様の攻撃を捌いてきやがる)

?(それどころかすでに反撃のタイミングをうかがってやがる)

?(だがそれも、もちろん想定済み)

?(次の手は、きちんと打ってある)


勇者「なっ!?」


?(これならどうだ? 俺様の口から発射される、超光速の水の弾丸)


?(……チッ、間一髪。今のはかわしたようだな)

?(しかしこの暗闇、そしてこの狭い空間という条件下で)

?(いつまで俺様の攻撃を避け続けることができるかな?)

98: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)01:40:17 ID:fmwarQREP

?(……すでに二分以上が経過しているが、まだ水弾をかわすか)


勇者「はぁはぁ……」


?(しかしすでに動きが鈍ってきている。油断はできないが)

?(コイツ、闇雲にこの暗闇の中で剣をふりまわしてきやがる)

?(そのせいで絶えず動くことを強いられる)

?(だが、そろそろ終わりだ。次の水弾で確実にとらえ――え?)


 勇者がこちらに向かって突進してくる。
 まっすぐ、闇の霧を突き抜けるように。

99: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)01:48:11 ID:fmwarQREP

 とっさにそれを避けようとしたが、しかし、それより先に勇者が大きく口を開く。

勇者「――あああああああああぁぁぁっ!」

?「!?」


 予想だにしない想定外の怒号が、鼓膜を、からだを突き抜ける。
 思わず全身が硬直する。


?(しまっ……!)


勇者「つかまえたぜ、ようやく」


 気づいたときには、勇者の手にその小さなからだは捕まえられていた。

100: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)01:54:27 ID:fmwarQREP




勇者「ったく、洞窟の入口を岩でふさぐなよ。出るのが大変だろ」

猫「……」


勇者「『まさか俺様が負けるなんて』」

勇者「そんな顔してるな、猫さんよ?」


猫「……」


勇者「いやあ、どんな魔物が闇ん中に潜んでるのかと思えば」

勇者「こんな愛らしい子猫ちゃんだったとはなあ」


猫「……なんでだ?」

勇者「ん?」

猫「あの暗闇の中、どうやって俺様の位置がわかった!?」

101: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)01:58:20 ID:fmwarQREP

猫「俺様の作戦は完璧だった」

猫「魔術で生み出した霧に身を隠し、水弾で敵を確実にダメージを与えてく」

猫「狭い空間なら、逃げるにも限界がある」

猫「それなのに……!」


勇者「それだよ」


猫「にゃ?」


勇者「せっかく暗闇に隠れてんのにさ、水で攻撃なんかしたら」

勇者「すぐに水たまりができて、足音しちゃうじゃん」


猫「……ぁ」

102: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)02:07:50 ID:fmwarQREP

猫「たしかに! 水がすべてのメリットを台無しにしてるっ!」

勇者「そうじゃなくても。お前はうるさかったからな」

勇者「姿隠して口隠さず。声のおかげで場所がとらえやすかったよ」

猫「だ、だけど! 俺様の姿が見えなかったはず!」

猫「にゃのに! なぜそうも躊躇なく突っこめた!?」

勇者「お前の笑い声だよ」


勇者「『ニャハハハ傑作だな!』って。あれで猫かなって思った」


猫「そんなとこでも……」

勇者「それと、お前の攻撃にもヒントはあった」


103: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)02:14:48 ID:fmwarQREP

勇者「一発目の攻撃はすねだった。人体の中でも極めて低い位置だ」

勇者「そして猫なら攻撃するにはちょうどいい位置」


猫「それでほとんど確信したというのかにゃ?」


勇者「ダメ押しは、お前の『この目は闇の中でこそ光る』ってセリフ」

勇者「まさに猫の目の特徴。あれで完全に確信した」


猫「だから最後の最後で……」


勇者「そう。耳のいい猫の魔物、大きな音は苦手だろ?」

勇者「まあ霧で姿を隠してたって話を聞いた時点で、だいたい予想はついてたよ」

猫「ううぅ~」

104: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)02:15:20 ID:5tUxpAXiC
いいぞ

105: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)02:19:09 ID:fmwarQREP

勇者「口は災いのもと」

勇者「それを身を持って証明したな、子猫ちゃん」

猫「……ちょっと待て。お前、しゃべるのは極めて不得手だと聞いてたが?」

勇者「なにごとも例外はつきもの」

勇者「俺はガキんちょと魔物相手には緊張しないんだよ」

猫「ううぅ……」

勇者「ついでにもうひとつ」

猫「?」


勇者「人が気にしていることを、平気でバカにするヤツにはバチが当たる」


勇者「今度からは気をつけな」

106: はい◆N80NZAMxZY 2014/09/06(土)02:21:03 ID:fmwarQREP

あ、だめだ
眠いので今日はねる

107: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)02:23:13 ID:5EWod4viS
スレタイからは想像もつかない本格的な戦闘にワロタwwwww
>>1はハンター好きそう

108: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)02:23:43 ID:5tUxpAXiC
乙です

109: 名無しさん@おーぷん 2014/09/06(土)02:26:30 ID:FTzKyDFIO
コミュ障のくせに勇者カッコよすぎだわ

(転載元:http://open01.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1409750001/)
「勇者「コミュ障すぎて満足に村人と話すことすらできない」」


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