2004年07月26日

ヨシオが初めて発した言葉は・・・

指導開始より3日目、この日は異変が起きた。

今日はお母さんは忙しいらしく、挨拶だけで話しはなくヨシオの部屋へと向かった。すると、普段は全く無感情のヨシオが微妙に怒っているような素振りを見せていた。

「どうしたの?」自然と聞いてみた


「別に・・・」


今まで、うなずく以外の反応が皆無だったヨシオがついにしゃべった!
驚きと共に心を開かせるチャンスと思い、更に聞いてみる。

「何か怒ってない?何かあったの?」


「別に・・・」


やはり同じセリフ。まあこれ以上言っててもしょうがないので、いつも通り勉強を始めた。相変わらず無反応。まさに馬の耳に念仏と言う感じだ。
今日も無言の授業は終了した。

帰り際に、ヨシオが怒っていた理由が気になった僕はお母さんに尋ねてみた。
「何か今日あったんですか?ちょっと怒ってたようですけど・・・」

「えっ!わかりました?先生しっかり見ててくれてるんですね、実は・・・」
今日も涙目になって話し出す母。
しかし、お母さんの話からヨシオの過去に恐るべき事実があったことが判明!

長くなったので続きはまた次回に!



3日目を終わってヨシオが発した言葉→「別に・・・」2回


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Posted by schoolwars at 02:46Comments(0)TrackBack(0)

2004年07月25日

最近の中学生って・・・

この生徒の名前は「ヨシオ」くんと言う。

今まで塾を3回、家庭教師を3人変えてはみたが全く効果なし!
という状況。
前の家庭教師の人はヨシオのあまりのやる気のなさに嫌気が差して辞めてしまったらしい。

家庭教師2日目、先週のテストが返ってきたらしい。訪問するなり母親に「ちょっといいですか・・・」と呼び止められた。

「これこの間のテストの点数なんですけど・・・」

僕の目にいきなり飛び込んできたのは英語のテストの点数。

「4点」

記号の問題がたまたま当たっただけ・・・

その他の教科もほとんど記号しか正解がなく、5教科の合計得点は50点

「最近は学校休む日が多かったから・・・」
休まなかったらもう少しできたと母親は思っているのだろうか?

お母さん、中3でこの点数じゃ高校に行けないよ・・・

と心でつぶやきながらも、「僕に任せてください!」ここは熱血教師になるべく力強く宣言!
「お願いします・・・、先生だけが頼りなので」母親の目にはうっすら涙が・・・。学校の先生、今までの塾・家庭教師の先生には見放されたらしい。

今日は、机に座って待っていてくれたが、相変わらずほとんど口を開かないヨシオ。目線はゲームの攻略本に。頭の中はゲームのことで一杯なのか、先が思いやられる・・・



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Posted by schoolwars at 00:13Comments(0)TrackBack(0)

2004年07月24日

奮闘記のはじまり

今年の4月から家庭教師をすることになった。

教員志望の僕は将来の勉強の為にと期待半分、不安半分で某家庭教師センターの紹介で一人の中学生と出会うことになった。

期待に胸を膨らませて行った僕の前に現れたのは生きているのか死んでいるのかもわからないような表情でTVゲームをしている一人の中学3年生。

「はじめまして!よろしくお願いします!」
気合い満点で声をかけたが、返事はなし・・・
「すみません、この子は人見知りする子なんでねえ。よっちゃん、ほら先生に挨拶ぐらいしなさい」
人の良さそうな母親が子供に言ってくれるが返事はなし。
見るからに過保護っぽい。

うーん、これはどうしたものか・・・初めての現場でいきなりの状態に内心困ったものの、ここは熱血家庭教師になるための試練だ!そう自分に言い聞かせてまずは

「子供と仲良くなろう!」

派遣センターで研修を受けたときに言われたことを思い出した。
「生徒とはまずはコミュニケーションをとり、勉強以外の話などで心を開かせることが大切です!ゲームを一緒にしたり・・・」指導歴100件というベテラン担当官に教えられた方法を実践だ!

「おっ、これって三国無双ちゃうん、俺もやってんで」
アタック!楽しいお兄さんと思っただろう、この野郎!が、子供は、


「・・・」


無視!!

「最初だから緊張してるんでね・・・」あたふたと取り繕う母。

いったいこの先どうなるのだろう・・・


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Posted by schoolwars at 02:45Comments(0)TrackBack(0)