2026年01月22日

成城石井がプロデュース「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」麻布十番店

今日は夕方に外出する用件があり、仕事を終えた後そのまま直帰。
早く仕事を抜けられたので、家族と麻布十番の「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」で食事をしてきました。

成城石井が直営するワインバーで、横浜のベイクォーターの店舗には一度行ったことがあります。

(2024年7月)http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52314881.html

麻布十番の店舗は今回が初めてでしたが、満席でした。
どの料理も美味しくて、特に牛・豚・鶏のグリルセットが美味しかったです。
また、地味にスープも美味しかったです。その代わり、ボリュームが少なめでしょうか。
全体的にクォリティは高かったです。


(店舗公式)https://lbv52.jp/
(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13163468/



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schulze at 00:00|PermalinkComments(0) 食べ物・飲み物 | 写真

2026年01月21日

都心で登山

ダイエットのため(元ハムのデイエットではない)地下鉄ではエスカレーターを使わず階段利用を心がけていますが、大江戸線のホームから地上まで階段で行くのは、もはや軽い登山。


大江戸線麻布十番


schulze at 21:15|PermalinkComments(0) 鉄道・交通・乗りもの | 写真

2026年01月20日

超長期債利回りが急上昇

























リーマンショックの際には、四大事務所をはじめとする大手法律事務所が一気に採用を絞り、弁護士の就職市場も大激変しました。
もしまた大不況が来ると、同じようなことがまた起きるかもしれません。







五大事務所採用者数の推移(62-72期)


schulze at 21:39|PermalinkComments(0) 企業法務 | 司法制度

ジェミニ







これは街の遊撃手!










schulze at 21:29|PermalinkComments(0) ネタ | 動画・youtube

2026年01月19日

ムリー








大発見 である。





大発見である


schulze at 23:09|PermalinkComments(0) 司法制度 | ネタ

2026年01月18日

プラスティック・ラブ






ニット帽のバックコーラスのおっさんwwwwww



奥さんもこれはあきらめるほかない(笑)。





竹内まりや - Plastic Love

Live 2000@日本武道館




<山下達郎関連>
使用曲:山下達郎「LOVE CAN GO THE DISTANCE」
ジャックスカードCM「アンモナイトと六法全書」


schulze at 23:09|PermalinkComments(1) 音楽 | 動画・youtube

2026年01月17日

引退間近の京成3400形

息子は京成の3400形が好きなのですが、残りは1編成しかなく、もうすぐ引退なので、乗りに行ってきました。

3400形は初代スカイライナーAE形の足回りを流用していて、モーター音が古臭いですが、息子はそれがいいと言っています。
車体更新からでもすでに30年以上経ってますが、足回りはそれこそ50年選手なので、まだ走っているのが驚異的ですね。

京成3400_1

京成3400_2



高砂まで乗り通して、日暮里へ出て、羽二重団子を買って帰りました。

羽二重団子


schulze at 22:47|PermalinkComments(3) 鉄道・交通・乗りもの | 写真

日弁連「解決力よ、希望になれ。」

解決力よ、希望になれ



日弁連の「解決力よ、希望になれ。」の広告。
これは初めて見ました。これまでこのコピーは知りませんでした。
イオン東雲の屋上駐車場にて。

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2026年01月16日

中道改革

新党結成でネットは大喜利状態ですが、私が気に入ったのは、これ。
中央線ユーザーの支持が見込めそうです(見込めない)。


中道改革





https://trainmark.net/next/t/chuo-tokkai.html
中央特快


schulze at 18:34|PermalinkComments(0) ネタ | 思わず保存した画像

2026年01月15日

オフィスラブ


オフィスラブ





これは法人実在説!

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2026年01月14日

ニュースステーションの思い出







10.19とニュースステーションは切り離せません。
テレビ史に残る中継だったと思います。


久米宏さんのご冥福をお祈りいたします。



Wikipedia「10.19」
https://ja.wikipedia.org/wiki/10.19






schulze at 00:00|PermalinkComments(0) 野球 | 動画・youtube

2026年01月13日

「令和7年司法試験の採点実感」が公表

「令和7年司法試験の採点実感」が公表されていますので、お知らせします。

https://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji08_00285.html


(参考)令和7年司法試験問題
https://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji08_00267.html

schulze at 23:26|PermalinkComments(0) 司法試験 | 司法制度

2026年01月12日

神戸スターズ、アジアリーグ初勝利

10日土曜日の尼崎の試合で、神戸スターズが横浜グリッツに60分勝ちしています。
https://www.alhockey.com/popup/47/game/prompt72.html

神戸スターズは、参戦初年度ながら、アジアリーグ初勝利を飾りました。
また、60分勝ちのため、勝ち点は満額の「3」です。
おめでとうございます。

一方、横浜グリッツは、プレーオフが厳しくなってきたでしょうか。踏ん張りどころですね。

schulze at 23:14|PermalinkComments(0) アイスホッケー | 日記

2026年01月11日

ねこの博物館

この3連休は、また大室山に登りたいと思い、伊豆まで行ってきたのですが、
暴風に近い強風が吹き荒れており、リフトが運休。
天気は良くても、これではやむをえません。
仕方がないので、「ねこの博物館」を訪れることにしました。


(公式)https://cat-museum.sakura.ne.jp/
(Wikipedia)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%AE%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8


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学術的な展示のほか、実際に本物の猫とふれあえるコーナーもあります。
すべての猫を展示に出しているわけではなく、ストレスなども考慮して、ローテーションで展示しているようです。猫の管理は行き届いているように感じました。

schulze at 23:35|PermalinkComments(0) 日記 | 写真

2026年01月10日

自販機

20260110_自販機



アサヒ飲料が管理している自販機らしいのですが、ポカリスエット以外は、メーカーもブランドも分からない謎の飲料だらけ。
ノンブランドのコーラで150円するのは、インフレの時代だと思いました。
熱海市内で撮影。

schulze at 21:58|PermalinkComments(0) 食べ物・飲み物 | 写真

2026年01月09日

新千歳空港

出張のため、日帰りではありましたが、新千歳空港を利用しました。

前日がドカ雪で、かなりの欠航が発生していたようでしたから心配しましたが、本日は朝から運航はされていました。
ただ、朝に羽田空港がバードストライクで滑走路閉鎖となってしまうタイミングがあり、15〜20分程度離陸が取りやめられる時間帯がありました。
そのため、行きの便は30分程度遅延しており、帰りの便も、ほぼ同じ遅れを引きずっている感じでした。

羽田空港は遅延の発生が慢性化していると聞きますが、運航が過密化している中で改善は難しいのでしょうし、いったん遅延が起きると終日そのまま遅延を引きずって回復できないのも、仕方がないのかもしれません。


新千歳20260109-2

新千歳20260109-1


schulze at 23:06|PermalinkComments(0) 鉄道・交通・乗りもの | 写真

2026年01月08日

モンロー主義

日本に中国対策押し付ける? トランプ氏、新モンロー主義で西半球注力 同盟国に重い負担(2026/1/7 11:00 産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20260107-QFJMQRXPEZJALA2ZZQJFEYVKCU/





ワイは17番31番!!(偏頭痛持ち)

schulze at 22:29|PermalinkComments(0) 日記 | ネタ

ティファールの指輪







とっさにこういう返しができる人間になりたい。
(´・ω・`)

schulze at 20:05|PermalinkComments(0) 日記 | ネタ

2026年01月07日

体調不良

仕事始めから間もないというのに、風邪をひいたようです。まいりました。

schulze at 23:53|PermalinkComments(0) 日記 

2026年01月06日

江ノ電もなか

江ノ電もなか



妻が「江ノ電もなか」を買ってきてくれました。




<関連>
江ノ電散策(2015年11月2日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52137689.html

schulze at 23:34|PermalinkComments(0) 食べ物・飲み物 | 写真

2026年01月05日

箱根駅伝と予備試験

箱根駅伝を見ていると、予備試験と似ている面があると感じます。

箱根駅伝は、所詮は関東のローカル大会にすぎないもので、大学日本一を決める大会は別に全日本大学駅伝などがあることから、本来ならそちらの大会のほうが「王道」であり「本流」であるはずなのに、世の中の人々や選手たちの関心・注目度は、もっぱら箱根駅伝のほうにあります。
このことは、所詮は司法試験の受験資格を得るための試験であり、法科大学院修了相当であることを測るための試験に過ぎない予備試験の位置づけともかぶるところがあります。

全日本大学駅伝で優勝しても、箱根で負けてしまっては、人々の記憶にほぼ残りませんし、ほとんどの人が箱根での優勝のほうが価値があり栄誉があると考えていることでしょう。
これは、法曹志望者が予備試験合格のほうに重きを置いているがために「ロースクールは予備試験に受からなかった者が仕方なく司法試験の受験資格を得るために行くところ」とのセリフがテレビドラマに流れてしまうのと似たような感じがしてしまうのですね。

このような箱根駅伝や予備試験への評価は、市場の評価に他ならないので、箱根駅伝での勝利ばかりを追求するチームのことを「心の貧困」などと呼んだところで、全日本大学駅伝の注目度が上がるわけではないのと同様に、予備試験のことをいくらディスったところで法科大学院の評価が上がることもないのでしょう。




<参考:ロー修了者と予備試験合格者の同等性(※司法試験法第5条参照)に関する記事>

2025年(令和7年)司法試験 予備試験合格資格による受験者の合格者428人・対受験者合格率90.7%、ロースクール組との合格率の差は56.4ポイント
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52330602.html

予備試験組とロースクール組との合格率比較
※カッコ内は左から合格者数/受験者数

R07年
予備試験組 90.7%(428/472)
ロースクール組 34.3%(1153/3365)※ロー修了者+ロー在学中受験者
差 56.4ポイント

全受験者 41.2%(1581/3837)
ロー修了 21.9%(*441/2013)
ロー在学 52.7%(*712/1352)


R06年
予備試験組 92.8%(441/475)
ロースクール組 34.8%(1151/3304)※ロー修了者+ロー在学中受験者
差 58.0ポイント

全受験者 42.1%(1592/3779)
ロー修了 22.7%(*471/2072)
ロー在学 55.2%(*680/1232)


R05年
予備試験組 92.6%(327/353)
ロースクール組 40.7%(1454/3575)※ロー修了者+ロー在学中受験者
差 51.9ポイント

全受験者 45.3%(1781/3928)
ロー修了 32.6%(*817/2505)
ロー在学 59.5%(*637/1070)


R04年
予備試験組 97.5%(*395/*405)
ロー修了組 37.7%(1008/2677)
差 59.8ポイント

R03年
予備試験組 93.5%(*374/*400)
ロー修了組 34.6%(1047/3024)
差 58.9ポイント

R02年
予備試験組 89.4%(*378/*423)
ロー修了組 32.7%(1072/3280)
差 56.7ポイント

R01年
予備試験組 81.8%(*315/*385)
ロー修了組 29.1%(1187/4081)
差 52.7ポイント

H30年
予備試験組 77.6%(*336/*433)
ロー修了組 24.7%(1189/4805)
差 52.9ポイント

H29年
予備試験組 72.5%(*290/*400)
ロー修了組 22.5%(1253/5567)
差 50.0ポイント

H28年
予備試験組 61.5%(*235/*382)
ロー修了組 20.7%(1348/6517)
差 40.8ポイント

H27年
予備試験組 61.8%(*186/*301)
ロー修了組 21.6%(1664/7715)
差 40.2ポイント

H26年
予備試験組 66.8%(*163/*244)
ロー修了組 21.2%(1647/7771)
差 45.6ポイント

H25年
予備試験組 71.9%(*120/*167)
ロー修了組 25.8%(1929/7486)
差 46.1ポイント

H24年
予備試験組 68.2%(**58/**85)
ロー修了組 24.6%(2044/8302)
差 43.6ポイント



【77期】五大法律事務所の新人弁護士の最終学歴データ(まとめ)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52323849.html

五大法律事務所の採用人数の推移(まとめ)
※ここでは「ロー中退」と「学部卒」を合わせて予備組とします。
※ロー修了であっても予備試験合格経験者が含まれている可能性があります。
77期(全304人)ロー修了182人(59.9%)、予備組122人(40.1%)
76期(全249人)ロー修了*91人(36.5%)、予備組158人(63.5%)
75期(全210人)ロー修了*91人(43.3%)、予備組119人(56.7%)
74期(全211人)ロー修了*87人(41.2%)、予備組124人(58.8%)
73期(全211人)ロー修了101人(47.9%)、予備組110人(52.1%)
72期(全214人)ロー修了*94人(43.9%)、予備組120人(56.1%)

TMIを除いた四大法律事務所の採用人数の推移
77期(全260人)ロー修了145人(55.8%)、予備組115人(44.2%)
76期(全218人)ロー修了*78人(35.8%)、予備組140人(64.2%)
75期(全175人)ロー修了*75人(42.9%)、予備組100人(57.1%)
74期(全173人)ロー修了*66人(38.2%)、予備組107人(61.8%)
73期(全169人)ロー修了*71人(42.0%)、予備組*98人(58.0%)
72期(全179人)ロー修了*69人(38.5%)、予備組110人(61.5%)

(注記)
77期からは、「3+2」の法曹コース、司法試験の法科大学院在学中受験等の制度変更あり。また、77期以降は司法修習の開始時期が11月から3月下旬へと変更になったことに伴い、法科大学院を中退することなく修了したうえで司法修習へ行くことが可能となった人が増加しているとの背景があります。




法科大学院修了者と予備試験合格者の平成27年司法試験成績比較(全受験者ベース)
http://ittyouryoukai.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-49c2.html
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52145754.html

法科大学院ルートより予備試験ルートの方が上位で合格できる
http://ittyouryoukai.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-70cb.html
平成25年度も法科大学院ルートより予備試験ルートの方が上位合格する傾向
http://ittyouryoukai.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-3824.html
平成26年度も法科大学院ルートより予備試験ルートの方が上位合格する傾向
http://ittyouryoukai.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-e1cd.html
平成27年も法科大学院ルートより予備試験ルートの方が司法試験に上位合格する傾向
http://ittyouryoukai.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-c53e.html
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52145133.html

司法修習の起案成績は予備試験組がロー修了組を上回ることが明らかに
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52127075.html
政府による予備試験合格者の「法曹としての質」問題視は“捏造”か“デマ”の類
http://ittyouryoukai.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-6c71.html
根拠なく予備試験合格組の「法曹としての質」「弊害が生じるおそれ」を問題にした可能性が濃厚
http://ittyouryoukai.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-3a3b.html
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52126160.html

「司法試験の選択科目廃止かつ予備試験への選択科目追加で、予備試験ルートの司法試験合格者の価値が高まる結果になりそう」(2019年2月17日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52229450.html


<参考>
司法試験法第5条第1項
司法試験予備試験(以下「予備試験」という。)は、司法試験を受けようとする者が前条第一項第一号に掲げる者【引用者注:法科大学院課程修了者の意】と同等の学識及びその応用能力並びに法律に関する実務の基礎的素養を有するかどうかを判定することを目的とし、短答式及び論文式による筆記並びに口述の方法により行う。

規制改革推進のための3か年計画(改定)(抄)(法科大学院関係)(平成20年3月25日閣議決定)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/08033113/006.htm
本試験において公平な競争となるようにするため、予備試験合格者数について、事後的には、資格試験としての予備試験のあるべき運用にも配意しながら、予備試験合格者に占める本試験合格者の割合と法科大学院修了者に占める本試験合格者の割合とを均衡させるとともに、予備試験合格者数が絞られることで実質的に予備試験受験者が法科大学院を修了する者と比べて、本試験受験の機会において不利に扱われることのないようにする等の総合的考慮を行う。





一炊の夢(タダスケの日記)
http://d.hatena.ne.jp/tadasukeneko/20150303/1425370292
平成の時代に「法科・大学院」という若者が,弁護士数の目標も定めまま旧司法試験を廃止し、司法制度改革を始めた。法科はそこで呂翁という道士(日本でいう仙人)に出会い、志願者が激減し,僅かな入学者しか来なくなった自らの身の不平を語った。するとその道士は夢が叶うという枕を法科に授ける。

そして法科はその枕を使ってみると、社内弁護士、顧問弁護士枠を数万単位で開拓して,紹介するなどして新人弁護士を支援したり,司法試験に受からなかったロースクール修了生が企業から引っ張りだこだったり,弁護士になっても年収は300万でよいと多くの法曹志願者が言ったり,心の豊かな法曹志願者が予備試験は「抜け道」であるからと避け,本道であるロースクールへ殺到したり,法律なんか知らなくても若手弁護士が企業間の交渉の場面で活躍したり(でも訴訟に発展したら法律を知らないために窮地に立たされたり),多くの企業が企業内弁護士を雇用して就職難が解消したり(でも年収は300万だったり)する夢を見た。

ふと目覚めると、実は最初に呂翁という道士に出会った当日であり、寝る前に火に掛けた粟粥がまだ煮揚がってさえいなかった。ネットでは,京都産業大学大学院法務研究科の学生募集停止が発表されており,ロースクール衰退の風潮は相変わらずだった。全ては夢であり束の間の出来事であったのである。

法科は,枕元に居た呂翁に「司法制度改革の栄光の全てを見ました。先生は私の欲を満たしてくださった」と丁寧に礼を言い、「ロースクールと法曹のfutureをcreateする会」事務局へ帰って行った。


この「抜け道」通るべからず(タダスケの日記)
http://d.hatena.ne.jp/tadasukeneko/20131026/1382800789
こうしたところに現れた,法曹志望者の一休さん。
彼は,その名に反して,ストレートで難関大学に合格して,在籍中の優秀な大学生である。
法曹になるにしても,時間と費用の浪費を避けたいと思い,他の多くの法曹志願者と同様に,迷わず「予備試験」ルートの入口へ向かう。
そこで,「この「抜け道」通るべからず」との立て札を目にした。

「これは,どうしたものか」

はたと立ち止り,腕を組み,小首をかしげて何かを思案する一休さん。
少しして,こくりとうなずくと,「予備試験」ルートの真ん中を,堂々と歩いてゆく。
これを見ていた学者が,彼を問いただす。
「これこれ。お前は,あの立て札が読めなかったのか」
これに対して,一休さんは,涼やかに答える。
「読めましたよ」
「では,なぜロースクールを通らずに,「予備試験」ルートを通ったのだ」
「適性試験出願者が減少するのに反比例するかのように,予備試験受験者は,年々その数を増しています。予備試験合格者も,年々増加し,その司法試験合格率も,数十のロースクールを抑えてトップという状況では,今後も増えていくことでしょう。もはや,予備試験ルートは,法曹志望者にとって原則として狙う通常のルートであり,一方,莫大な金と時間のかかるロースクールは,予備試験に合格する自信のない者が,金で受験資格を買う例外ルートとなっています。つまり,私は,予備試験ルートを通りましたが,「抜け道」を通ったのではなく,法曹になる道の,実質的な本道を歩んだのです」

これを聞いて,「ぐぬぬ」と唸り,うつむくばかりの学者を横目に,法曹業界へと歩んでいった一休さんは,若くて優秀な点が評価され,青田買いにより四大事務所に就職した。


司法試験受験資格を買いに(タダスケの日記)
http://d.hatena.ne.jp/tadasukeneko/20170319
雪の朝、このご時世に法曹になろうと予備試験合格を目指して勉強して帰ってきた子狐の冷え切った手を握りながら、母さん狐は保険的に司法試験受験資格を金で買ってやろうと思いついた。
夜になって町に出かける途中で、母さん狐は子狐の片手を握ってローの学費を子供の手に握らせた。
そして子狐に、町のロースクールへ行って戸を少しだけ開けたら、ローの願書を出して「司法試験受験資格をください」と言うように、と教えた。
間違って予備試験を受験する予定であることを知られてしまうとひどい目に遭うからと。ロースクール推進派は,予備試験受験者を,自分ができると勘違いした心の貧困な者と誹謗中傷しており,予備試験受験予定を知られると必ずロー入試を不合格にされてしまうだろうと母さん狐は心配したのだった。
子狐は町に着くとロースクールを見つけ戸を叩いた。事務局の人が戸を開けた拍子に差し込んだ光がまぶしくて、子狐はつい予備試験の願書の方を出して、「司法試験受験資格をください」と言ってしまった。
事務局の人は、予備試験が本命で,ローは予備試験に受からなかったときに保険的に司法試験受験資格を取るために入学するのだな,と思ったけれども,出されたお金が本物であることを確認すると黙って司法試験受験資格を渡してやった。
帰り道、家の中から漏れ聞こえる適性試験出願者が減り続けているというニュースを聴きながら帰った子狐は,母さん狐に「ロースクールってちっとも恐かない」と、間違って予備試験の願書を出したけれどロースクールは司法試験受験資格を売ってくれたことを話した。
母さん狐はあきれながら、「ほんとうにロースクールはお金さえもらえればいいものなのかしら」とつぶやいた。



予備試験と同居しても、ロースクールは法曹養成がうまいと思えるか?(タダスケの日記)
http://d.hatena.ne.jp/tadasukeneko/20150617/1434543050
ロースクールが「俺、そこそこ法曹養成うまいよな」と思っている。平成15年度には53,876人の適性試験出願者を集めたし、直近でも1,800人程度の有為な法曹の人材が輩出されてきている。(中略)そんなローが、予備試験と同居することになる。私の現状はそれに近い。それでも以前と同じように「俺、けっこう法曹養成うまくね?」と言ってられるか、ということである。
(中略)
さて、予備試験との共同生活が始まり、5月中旬になるころ、ロー修了者に対して司法試験が実施される。前述したように、この友人たちのあいだでは、自分は法曹養成がうまい男として通っている。周囲も気軽に褒めてくるわけです。「おまえは法曹養成うめえからな〜」みたいに。
だから今回も褒めてくる。しかし以前のように簡単に浮かれることができない。家にいる予備試験のことが頭をちらついている。いまごろ予備試験合格者も、簡単になった司法試験を、内心で鼻唄を歌いながら受験しているんだろう、その答案は鼻唄を歌いながらであるはずなのに司法試験委員が思わず読み惚れてしまうような見事なものになってるんだろう。そんな予備試験を知りながら、「おまえ法曹養成うめえからな〜」という友人の誉め言葉を素直に飲み込めるか。
さらに、そんな時に限って、推進派がインタビュー記事に答えて増員維持をぶちあげ、私は乗せられて、勢いのままに「サン・ゼン・ニンッ!」などと叫んでしまい、「出ました激増論!得意の激増論!」と友人たちからチヤホヤされ、場を盛り下げたくないからその言葉を受け入れたふりをしつつ、心の中では泣いている。


予備試験を想いながらロースクールに抱かれる(タダスケの日記)
http://d.hatena.ne.jp/tadasukeneko/20160915/1473919553
ロー卒業後六年目の春の日。
私は、実家から「すぐそこ」にあって通学に便利なだけの地方ロースクールに再入学した自分を発見するのだ。
その学校生活に愛はない。私は地方ローのことを愛していないし、地方ローで受講している講義のことも愛していない。私の心は再び予備試験に囚われたままで、日々を亡霊のように生き、毎晩のように地方ローに抱かれながら、予備試験のことを想いつづけている。むかし、始めのロースクールに抱かれながら予備試験を想っていたように。
地方ローから返却された期末試験の解答用紙をたたんでいる最中、テレビから流れてきたニュースで、予備試験が毎年,業界トップの司法試験合格率を叩き出していることを知り、一度も予備試験に抱かれていないはずなのに、まるで昔の恋人の出世した姿を見せられたようで、予備試験が就職市場で青田買いされるようになっただとか、ロースクール関係者に妬まれて予備試験の制限まで論じられるようになったとか、そんな話をきくたびに、すこし誇らしくなっている馬鹿な自分を見つける。
いつの間にか予備試験は、「むかし受けたかった試験」から「むかし受かったはず試験」にねじ曲げられていて、何も知らずボール遊びをするクラスメイトに、テレビ画面を指差して、「本当はこの試験に受かっていたはずなんだよ」と言いたい誘惑に駆られる。
いまごろ地方ローは学部生に頭をさげて入学してくれるようにお願いしているんだろう。あの人は愚直なだけだ。
そんなことをしても、予備試験に勝てるはずはないのに。

私の人生は失敗したのだ。

ほんとうに好きな試験を受けることもできず、はじめのロースクール卒業で得た受験資格も生かせず,どうでもいい学校に再入学し、くだらない日々を送っている。私は余り物だ。生きている価値はない。結局、一度も予備試験に抱かれなかった。当然だ。予備試験がこんな女を抱くはずがない。


予備試験合格者の惑星(タダスケの日記)
http://d.hatena.ne.jp/tadasukeneko/20130922/1379867382
ロースクールを修了して弁護士になったテイラーは,「宇宙船にも弁護士を」という学者の政策により,宇宙飛行士になる。
彼の乗った宇宙船は,ある惑星に不時着する。
テイラーが,その星の人間に,「ロースクールを修了して弁護士なった者だ」と自己紹介すると,たちまち捕えられて投獄されてしまう。
話をしてみると,その星には「ロースクール」というものがなく,テイラーが非弁と誤解されたためだった。
その星では「予備試験」というものに合格した者が司法試験受験資格を得るという。
テイラーは,誤解を解くためにロースクールの制度を説明して非弁ではないと訴えるが,そんな金と時間がかかる制度が現実にあるわけがないと一笑され,さらには荒唐無稽な嘘をつく危険人物とみなされてしまう。
このままでは,宇宙を法の光で照らすという自己の使命を果たせないと考えたテイラーは,やっとの思いで監獄から脱走する。
浜辺を歩くテイラーは,目の前に現れた光景を見てすべてを悟り,その場に崩れ落ちる。
それは,朽ち果てかけて半分,砂に埋もれていた,彼が卒業した母校のロースクールの校舎だった。
その惑星は、法科大学院制度が崩壊した後の地球だったのだ。


ロースクールに対して怒れる十二人の男(タダスケの日記)
https://tadasuke.hatenablog.jp/entry/20131020/1382270653
法科大学院が,司法試験合格率が7割〜8割あるかのように騙り,学費の名目で,学生から数百万の金員を偏取したという事実で,国家的詐欺罪に問われる。
争点は,法科大学院制度に合理性が認められ,正当業務行為として違法性が阻却されるかどうかだった。
検察側の証人尋問が終わり、陪審員による評決に入った。
司法制度改革の崇高な理念,法科大学院の授業は素晴らしいという学生の証言,ロー卒新人弁護士の喜びの声などから,無罪は間違いないと思われた。

1回目の投票では、ただ1人の陪審員(8番)だけが「有罪」を主張した。
圧倒的多数の11人は「無罪」だった。
評決は全員一致でなければならない。

8番は言う。
「多くのロースクール生の人生を惑わせた被告人を,5分で無罪に決めて,もし間違っていたら?
1時間話そう。
ナイターには十分間に合う」

そして、議論が始まる。

「法科大学院に特有の,非常に有効な型の授業」とされたソクラテスメソッド式の授業は、実際には行われておらず,実際の授業はどこにでもある講義形式の授業だったことが分かった。
再投票で10対2になった。

法科大学院の授業を賛美する学生の証言は,法科大学院教員との座談会で得られたものであり,バイアスがかかっている疑いが濃厚だった。
成功例として挙げられていた新人弁護士は,1000万円の借金を抱えていた。
法科大学院の合理性を疑わせる事実が、白熱した議論と検証を通じて少しずつ分かってくる。

8対4、6対6、3対9…、投票を重ねるに従って「有罪」の評決が増えていく。
とうとう、1対11。

無罪を主張する者は3番一人になった。
「法科大学院は正しいに決まっている。
悪いのは,あの予備試験受験者の連中だ。
連中は,司法制度改革のことも知らず,手前勝手に「自分だけはできる」と勘違いしている。
奴らは根っからの心の貧困なクズなんだ。」

議論に興奮したのか、予備試験受験者へのあからさまな中傷を夢中でしゃべった3番(浜辺陽一郎)は、自分の心の中に強くある差別感情と偏見を自ら告白する結果になった。
法科大学院を避けて,予備試験へ流れる法曹志願者を嫌悪するあまり,彼は,法科大学院を極端に神聖視するようになっていたのだ。

ほかの11人の陪審員たちは絶句して,全員が,無言で彼を非難のまなざしで見つめる。
3番は,泣きながら机に突っ伏して,最後に言った。
「guilty(有罪だ)」
かくして、12人全員が有罪を表明するに至った。

散りじりに裁判所を出る陪審員たち。
8番に,9番の老人が声をかけてきた。
「お名前は?」
8番「和田吉弘です」
二人は握手して別れた。
先程までの雨が嘘のように止んでいた。


踊る大ロースクール線 予備試験ルートを封鎖せよ!(タダスケの日記)
http://d.hatena.ne.jp/tadasukeneko/20140621/1403354634
困惑した青島はパトカーに戻り無線で報告する。

「予備試験ルート,封鎖できません!」




ロースクールに花束を(タダスケの日記)
https://tadasuke.hatenablog.jp/entry/20140608/1402235110
旧司法試験制度は、他人を疑うことを知らず、誰にでも司法試験受験を認め,公平であろうとする、大きな受験者母数に,司法試験一次試験のみといった小さな制約を持った,おとなしい性格の制度だった。
しかし彼には子供の頃、受験生に機械的な丸暗記を強いたと学者に誤解され、見捨てられた過去があった。

ある日、大学教授から、ソクラテスメソッドを基軸にした,開発されたばかりの司法制度改革を受けるよう勧められる。彼は改革を受けることを承諾し、この改革の臨床試験の被験者第1号に選ばれたのだった。
改革は断行され,法科大学院の志願者数は72,800人,志願倍率は13.0倍に達し、新司法試験制度は名実ともに法曹養成プロセスの本道となった。
学者は,法科大学院で学生に教育することを許され、論証の丸暗記ではない知識を与える喜び・難しい問題を考えさせる楽しみを満たしていく。
だがいっぽうで、改革が進むにつれ、これまで旧司法試験であれば法曹を目指してくれていた法曹志願者の多くに高い学費と長い拘束期間が嫌われ敬遠されていること、弁護士の質の低下が囁かれていることなど、知りたくもない事実の意味を理解するようになる。
一方で、法科大学院の経営能力は,まるで未発達な幼児のままのようだった。突然に急増を果たした学生数とのバランスが取れず、妥協を知らないまま正義感を振り回し、自尊心が高まり、「予備試験を受験するのは心の貧困」などと暴言を吐いて,知らず知らず他人を見下すようになっていく。
誰からの信用も失い、周囲の法曹志願者が遠ざかっていく中で、法科大学院は改革前には抱いたことも無い孤独感を抱くのだった。

そんなある日、適性試験出願者数が激減するという異変が起こる。
法科大学院は,この異変について調査を始め、改革に大きな欠陥があった事を突き止めてしまう。
改革は急速に弁護士数を急増させるものの、市場の発達がそれに追いつかず,弁護士の需要と供給のバランスが損なわれること、そしてピークに達した法科大学院数は、弁護士職の不人気から学生の激減が起こり,やがて経営難から廃校により失われ,減少する性質のものであることが明らかとなった。
彼は失われ行く法科大学院の中で、法科大学院制度廃止を阻止する手段を模索する。
だが、もはや学生の激減を止めることはできず、ついに法科大学院は,少数の定評あるロースクールをかろうじて維持するいびつな制度と化し、既得権益を考えると旧司法試験にすら戻れないと自覚した段階で,予備試験に実質的な法曹養成の本道を自ら明け渡す。
彼は経過報告日誌の最後に、学生数を回復できないまま力が尽きてしまった地方ロースクールの死を悼み、これを読むであろう大学教授に向けたメッセージ(「ついしん」)として、「うらにわの広島修道大法科大学院のおはかに花束をそなえてやてください」と締め括る。


注文の多いロースクール(タダスケの日記)
https://tadasuke.hatenablog.jp/entry/20131013/1381663197
2人の若い紳士が,弁護士になる道を模索して歩いていると,にわかに司法制度改革の空気が湧き立ち,連れていた一発試験の「旧司法試験」が2匹とも泡を吹いて死んでしまった。
彼らは「金太郎飴答案の弊害があった」、「論点主義の弊害があった」と、表面的なメリットだけを気にする。
やがて,青年たちは,豪華な校舎を発見する。
そこには「ロースクール 山猫軒,司法試験合格率は約7割〜8割です」と記されており、2人は安堵して校内へと入っていく。

入ってみると、「当校は注文の多いロースクールですから,どうかそこはごしょうちください。」という注意書きがあるのに気付く。
これを2人は,「司法制度改革の理念に基づき,真の法曹を育成するための質の高い教育を行っているので、注文が多いのだろう」と善意に解釈する。

扉を開けると、そこには「司法試験に関係のない,一般教養科目の単位をとること」との注意書きがあった。
2人は話し合った。
「さすがロースクールだ。受験対策だけでない,人間性を育む真の教育を行っているのだろう」
「学部の一般教養科目と,何が違うのかわからないけどね」

次の扉を開けると、「未修で3年,既修で2年,ロースクールでしっかりと勉学に励むこと」との注意書きがあった。
「さすがロースクールだ。十分に時間をかけて,受験対策だけでない,人間性を育む真の教育を(以下略)」
「卒業したら,ストレートの人でもかなりの年齢になってしまうけどね」

さらに次の扉を開けると、「数百万の学費を納めること」との注意書きがあった。
「さすがロースクールだ。質の高い教育を行うには,それに見合うだけの費用がかかるのだろう」
「まだ働いてもいない若い人が,多額の借金を抱えてしまうけどね」

さらに次の扉を開けると、「修習は貸与制になりました」との注意書きがあった。
「学ばせてもらうのに,給料が出るというのは国民の理解を得られないからね」
「研修中に給料が出るのは,防衛大学校などもあって実は珍しくもないし,ロースクールの赤字の穴埋めにまわしているのが本当の理由なんだけどね」

さらに次の扉を開けると、「弁護士が過剰になり,就職難です」との注意書きがあった。
「資格を取っただけで食えないのは,どの職業も同じ。弁護士は特権階級ではないからね」
「ただ単に競争があるだけならいいけど,弁護士にはロースクールの学費と時間の負担があるから,これからは普通の人は弁護士になろうとは思わなくなるけどね」

さらに次の扉を開けると、
「人々のお役に立つ仕事をしていれば、法律家も飢え死にすることはないであろう。飢え死にさえしなければ、人間、まずはそれでよいのではないか。その上に、人々から感謝されることがあるのであれば、人間、喜んで成仏できるというものであろう。高橋宏志」
との注意書きがあった。

2人は顔を見合わせ、これまでの注意書きの意図を察する。
これまでの注文は,プロセスによって質の高い弁護士を育成するためのものではなく,失政の結果,ロースクール生に無用な負担を強いたものにすぎなかったのだ。
気付くと、戻る扉は開かず、前の扉からは目玉が二つ、鍵穴からこちらを見つめている。
これまで費やした目玉が飛び出るような学費と時間を思うと,そのあまりにひどい仕打ちに,2人は身体が震え、ただただ泣き出してしまい、顔は紙くずのようにくしゃくしゃになってしまう。

そのとき、後ろの扉を蹴破って、死んだはずの一発試験の2匹が「予備試験」と名前を変えて現れ、先の扉に向かって突進していく。
格闘するような物音が聞こえたあと、まるで魔法の杖を一振りしたかのようにロースクールの校舎は跡形もなく消え、2人は寒風の中に立っているのに気付く。
そこへ予備校講師が現れ、2人は予備校へ通い、やがて予備試験を経て弁護士となっていったが、ロースクールにかかったサンクコストのあまりの大きさに驚いてくしゃくしゃになった顔は、どうやっても元には戻らなかった。


ロースクールの中(タダスケの日記)
https://tadasuke.hatenablog.jp/entry/2020/07/14/012717
予備試験の白状

ロースクールを殺したのはわたしです。しかし法曹志願者は殺しはしません。では法曹志願者の9割はどこへ行ったのか? それはわたしにもわからないのです。まあ、お待ちなさい。いくら心の貧困を責めても、去ってしまった者は戻りますまい。その上わたしもこうなれば、卑怯な隠し立てはしないつもりです。
(中略)
何、ロースクールを殺すなぞは、あなた方の思っているように、大した事ではありません。どうせ法曹志願者が集まらなければ、必ず、経営難からロースクールは廃校していくのです。ただわたしは魔法の杖を一振りするかのように殺すのですが、あなた方は魔法の杖は使わない、ただ権力で殺す、法改正で殺す、どうかすると「2割司法」「ペーパー試験の弊害があった」などと根拠のない言葉だけで旧司法試験を殺したでしょう。なるほど血は流れない、――しかしそれでも殺したのです。罪の深さを考えて見れば、あなた方が悪いか、わたしが悪いか、どちらが悪いかわかりません。(皮肉なる微笑)

(以下略)
清水寺に来れる法曹志願者の懺悔

(中略)
わたしは思わずロースクールの正門へ、転ぶように走り寄り入学しました。いえ、入学しようとしたのです。しかし若くて優秀なわたしは,気がつくと予備試験の願書を提出していました。さらに保険としてロースクールにも出願し,最悪,お金で司法試験受験資格を買おうとしました。ちょうどその途端です。わたしはロースクールの眼の中に、何とも云いようのない輝きが、宿っているのを覚りました。何とも云いようのない、――わたしはあの眼を思い出すと、今でも身震いが出ずにはいられません。口さえ一言も利けないロースクールは、その刹那の眼の中に、一切の心を伝えたのです。しかしそこに閃いていたのは、怒りでもなければ悲しみでもない、――ただわたしを,手前勝手に「自分だけはできる」と勘違いした心の貧困な人間と蔑んだ、冷たい光だったではありませんか? わたしは、その眼の色に打たれたように、我知らず「サン・ゼン・ニン!」と叫んだぎり、とうとう気を失ってしまいました。
巫女の口を借りたる死霊の物語

(中略)
おれはやっと杉の根から、疲れ果てた体を起した。おれの前には法曹志願者が落した、ジェットストリーム黒0.5ミリが一つ光っている。おれはそれを手にとると、一突きにおれの胸へ刺して廃校した。何かなまぐさい塊がおれの口へこみ上げて来る。が、苦しみは少しもない。ただ胸が冷たくなると、一層あたりがしんとしてしまった。ああ、何と云う静かさだろう。この山陰の藪の空には、小鳥一羽|囀りに来ない。ただ杉や竹のうらに、寂しい日影が漂っている。日影が、――それも次第に薄れて来る。――もう杉や竹も見えない。おれはそこに倒れたまま、深い静かさに包まれている。  その時誰か忍び足に、おれの側へ来たものがある。学部だった。おれはそちらを見ようとした。が、おれのまわりには、いつか薄闇が立ちこめている。――学部は見えない手に、そっと胸のジェットストリーム黒0.5ミリを抜いて,法曹コースを設立すると,おれの延命治療を始めた。しかし,同時におれの口の中には、もう一度血潮があふれて来る。おれはそれぎり永久に、中有の闇へ沈んでしまった。………



国民が本当に必要だった法曹養成制度(タダスケの日記)
https://tadasuke.hatenablog.jp/entry/2020/06/06/001424
顧客が説明した要件
ペーパー試験の弊害を是正しつつ,合格者平均年齢を引き下げ,弁護士を大増員するという,ちょっと期待過剰(?)な法曹養成制度の製造依頼。この時点ですでに完成型のピントが合っていない。

プロジェクトリーダーの理解(ロースクールの学部からの独立)
弁護士を増員させる法曹養成が欲しいという顧客の要求はなんとか理解できた。そして顧客の提案にある非現実的な部分は専門家として排除したつもりだが、その結果、学部から独立した法曹養成制度として,学者ポストの激増をも狙ったリーダーがたどり着いた解決案。

アナリストの設計(予備試験の導入)
プロジェクトリーダーの構想のままでは法曹養成制度が一部の裕福な層しか取り込めず動かないことに気づいたので,予備試験を導入してなんとか公平性を維持できるように改良(?)されているが、予備試験組の司法試験合格率をロースクール卒と同程度にすると,法曹志願者が一気に予備試験に殺到し,法科大学院制度がすぐに崩壊しそうである。

プログラマのコード(ソクラテスメソッド)
学部と変わらない座学をロースクールで実施している状態。学部に屋上屋を架す形となり,第三者の目にはかなり異様な光景に映るが、「法曹を養成しろ」としか説明されなかった元学部の学者教員が形だけ講義を行ったもの。

営業の表現、約束(合格者3000人を目指す)
合格者2000人ですら合格者の質を考慮するとギリギリの増員であるのに,さらに無駄に大風呂敷を広げた大増員の掛け声。第三者の目にはかなり異様な光景に映るが売り込みに熱心な法科大学院制度推進者は気にしない。まさに絵に描いた餅である。

プロジェクトの書類
「合格率」7割〜8割が,「累積合格率」7割〜8割にいつの間にかすり替わる。その上「数字がひとり歩きした」などまるで他人のせいにする。制度発足時の法科大学院像が影も形もない状態。

実際の運用
法曹志願者が激減し,法科大学院も次々と潰れていった結果,LL7だけ残せばいいと開き直っている。とりあえず、LL7があれば,1500人の合格者を輩出できる。辛うじて顧客の要望を叶えている状態。

顧客への請求金額(国民のコスト)
ジェットコースターらしき遊具。最大1500人の合格者を出した旧司法試験を廃止した上で,失敗に失敗を繰り返した結果,青息吐息で1500人の合格者を輩出しているというだけなのに、ジェットコースター建造費用レベルの法外な税金を投入しようということか。

得られたサポート
学部を取り込み「法曹コース」なるもの設け,共通到達度確認試験というペーパー試験を取り入れ,給費制を廃止してから給付制へと一部譲歩し,法科大学院修了前の司法試験受験を許容するといったように,法科大学院制度の理念は根本から切り捨てられてしまった状態。「実際の運用」にあたってロースクール関係者からの「当初の形でロースクールを経営するのでは学生が集まらず余りにも経営が辛いので、とりあえずは学生を維持して経営的に楽になりたい」という要望に、有識者会議と国が場当たり的に対処した結果か。

国民が本当に必要だったもの
ロースクール修了が,司法試験受験資格から切り離された法曹養成制度。
ロースクールを希望する者は任意に進学して群れて戯れることができるという本来の法曹養成制度の理念を十分に満たす機能を持った制度。
(元ネタ)顧客が本当に必要だったもの
https://dic.nicovideo.jp/a/%E9%A1%A7%E5%AE%A2%E3%81%8C%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE
「顧客が本当に必要だったもの」とは、ITビジネスにおける多難なシステム開発プロジェクトの姿を風刺した絵に登場する、オチの部分のフレーズ。顧客が期待した通りのシステムとして完成しなかった原因は、開発側の勝手な思い込みや都合の押し付けだと思いきや、そもそも最初に顧客が説明した要件からしてズレていた、というオチ。
つまり、顧客自身にも自分が必要とするものが分かっていなかったということ。(さらに踏み込んで言えば、開発者側もそのことに気付けず指摘できなかったということ。)
以下のような場面に分けられており、ブランコが設置された木のイラストが(IT業界向けとしては)オリジナルだが、絵を差し替えてIT以外のシーンでも使われている。ブランコの形態はソフトウェア・システムの構造・機能・使い勝手・規模などを比喩したものである。

顧客が本当に必要だったもの




伊藤塾 塾長雑感「第285回 法曹養成制度」
http://blogs.itojuku.com/jukucho_zakkan/2019/05/285-5f65.html
これまで私は、法曹養成においては多様性、開放性、公平性が重要と考え、38年間携わってきました。多様な人材、特に他学部生、社会人が法曹になれることが重要と考え、法科大学院ができる20年ほど前から他学部生、社会人が法曹をめざせる教育システムを構築してきました。
2001年に発表された司法制度改革審議会意見書に「司法試験における競争の激化により、学生が受験予備校に大幅に依存する傾向が著しくなり、『ダブルスクール化』、『大学離れ』と言われる状況を招いており、法曹となるべき者の資質の確保に重大な影響を及ぼすに至っている」との記述があります。つまり、法科大学院制度は、大学の生き残り策として生まれたものでした。大学が司法試験予備校、塾から学生を取り戻すことが目的であったのですが、それはうまくいきませんでした。

当時、盛んにパターン化された答案ばかりだと司法試験合格者の資質が問題視されました。そのパターン化の原因は私にあるのですが、今回もご一緒した先生方に当時はそうした答案ばかりで法曹の質に問題があったのだと指摘を受けました。ですが、そのような答案を書いた法曹の質が低いという客観的な証拠は何一つ見つかっていません。当時、私の講義を聴いてパターン化された答案とやらを書いた合格者が20年後の今、どれほど質の悪い法律家になっているのかを証明してもらいたいものです。

たかが試験なのですから、パターン化した答案であろうが、何だろうがさっさと合格してしまい、合格後に現場で必要な知識と経験を身につけていけばよいだけです。重要なことは合格後を考えること、志をもって法曹を目指すことだと考えています。そもそも試験において有能な法曹としての能力があるかどうかなど見極められると考えるのは大きな勘違いでしょう。試験など最低限の知識があるかどうかを見定められればそれで十分なのです。

こういうことを言うと、だから、LSにおけるプロセスによる教育が不可欠なのだと言われます。しかし、それは司法試験合格後に行えばよいことです。試験合格前にプロセスによる教育といって試験と関係ないことを学習させようと強制すること自体が不自然で無理なことです。司法試験に合格するために多額の学費と時間を使って法科大学院に入るのですから、試験の合格に意識が向くのは当然のことであり、よほど余裕のある者しか、試験の不安に打ち勝って、試験と無関係な授業を真剣に受ける気持ちなどになれません。合格してからプロセスによる教育をすればよいのです。合格後の司法研修所、実務におけるOJTもプロセスによる教育ですから、これらを充実させればよいと考えます。法科大学院、司法試験、司法修習に関する縦割り行政の弊害を放置したまま、そのしわ寄せをプロセスによる教育の名の下に受験生に負担させるのはおかしなことです。

受験回数の制限がない試験制度の下で、学生が若い時期を受験勉強のために浪費した、だから受験回数を制限してあげるのだといいます。よけいなお世話です。受験回数制限など不合理なパターナリズムの極みです。自分の人生は自分で決める。憲法で保障された自己決定権です。多様な人材が自分の意思で、年齢、学歴、受験回数などに関係なく、法曹をめざせる。いつでも学習したいときに自由に学び、挑戦できる、そんな制度のどこが不合理なのでしょうか。

何よりも実は、こうした誰でも挑戦できる仕組みが、これまでこの国の「法の支配」を支えてきました。司法試験に本気で取組み、合格はしなかったものの、公務員、他の士業、民間企業、NPO、NGO、家庭、国際社会で活躍している人材が多数います。

かつて年間5万人いた司法試験志願者のうち大多数が法曹にならなかったとしても、実はこの国の法制度を社会において支えているのは彼ら・彼女らであり、十分にその学びを生かして社会に貢献しています。法曹三者のみがこの国の法制度を支えていると考えることは傲慢であり、司法試験不合格を人生の落伍者のようにレッテル貼りをする上から目線の発想はやめるべきです。また、目的をもって学んでいる時間を合格しなかったからといって、人生の浪費と評価する価値観を私は持ち合わせていません。

ところで、司法試験の一発勝負の弊害ということもよく言われます。司法試験が試験である以上、それは当然のことのはずです。オリンピック選考試合と同じで、そこまでに十分に練習する。つまり勉強をして合格する。そのプロセスがあって合格するのです。もちろん運が悪くて落ちることはあります。それはどの世界でも同じです。受験生は、折れそうになる気持ちと闘いながら、必死に努力を続けています。その厳しい勉強のプロセスがあっての合格です。それを一発勝負などということは本当に失礼千万。試験の現場を知らない者の戯言としか思えません。

誰もが最もいい時期に、それぞれの打ち込みたいものが見つかる。それを見つけたときに誰でも挑戦できる制度が教育制度として優れていると考えています。一人ひとりの能力を引き出すことが教育の本質であり、この点はどのような教育においても同じだと思います。これから試験に臨む皆さんには、それがどんな試験であっても真正面から向き合い、ベストを尽くしてきてほしいと心から願っています。真剣に努力し、その過程で得たものは、これからの皆さんのキャリアにとって、かけがえのないものになることは間違いありません。



「永久にこれを放棄する」(2019年12月19日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52247102.html


schulze at 00:07|PermalinkComments(1) 司法試験 | 司法制度

2026年01月04日

塩こん部長

塩こん部長




50を過ぎたら、塩こん部長のような貫禄が出てくる・・・・・・と思っていた時期が私にもありました。

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2026年01月03日

とんかつ藤乃木、移転していた

大学鉄研時代の同期と新年会をやったのですが、
そこで小平市・一橋学園のとんかつ「藤乃木」が、あきる野市へ移転したとの事実を知りました。
衝撃ではありますが、お店が続いているのはうれしいです。
少し遠いですが、今度、食べに行きたいなと思います。


食べログ
移転前 https://tabelog.com/tokyo/A1328/A132804/13054884/
移転後 https://tabelog.com/tokyo/A1330/A133001/13307002/

お店の公式X https://x.com/fujinoki_katsu



<藤乃木関連>
「ふぶきロースよ、永遠に」(2021年2月23日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52267183.html
いつもなら読まずに捨ててしまう如水会報(2021年2月号)ですが、なぜかたまたま目を通したところ、私と同期入学者では最大のスターである常見陽平くん(リングネーム「うじきよわし」)が、とんかつ藤乃木の「ふぶきロース」についての記事を書いているのが目に留まりました。

藤乃木のご主人がお亡くなりになられたことを初めて知りました。
とても悲しく、残念であります。謹んでご冥福をお祈りいたします。
そして、このことを取り上げてくれた常見さんにも感謝したいです。

ふぶきロース1

ふぶきロース2


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2026年01月02日

バスキン・ロビンス サーティワンアイスクリーム

サーティワン


「サーティワンアイスクリーム」における「バスキン・ロビンス」とは、「笑っていいとも!」における「森田一義アワー」みたいな位置付けになっていると思う。

schulze at 21:55|PermalinkComments(0) ネタ | 写真

2026年01月01日

香取神宮初詣

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

今年の初詣は、ドライブも兼ねて、香取神宮にしました。
周辺の道路は大混雑でしたが、いい雰囲気の神社でした。
普段の時期にでも、また来てみたいと思いました。


(香取神宮公式)https://katori-jingu.or.jp/
(Wikipedia)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%99%E5%8F%96%E7%A5%9E%E5%AE%AE


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「銀だこ」を名乗ってますが、「築地」の字はありません。

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お化け屋敷(笑)。ストレートなネーミング。

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境内の地図

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schulze at 23:59|PermalinkComments(0) 日記 | 写真