企業内弁護士というコンセプトイチロー 神戸市超え

2013年04月07日

神戸新聞社説「司法制度改革/肝心の将来像が見えない」

HARRIER先生のブログで見ましたが、神戸新聞の社説(2013.4.4付)は素晴らしい。

司法制度改革/肝心の将来像が見えない
http://www.kobe-np.co.jp/column/shasetsu/201304/0005871653.shtml
『社会の隅々に法のサービスを行き渡らせる。そうした理念で進められてきた司法制度改革が壁にぶち当たっている。司法試験の合格者が増えず、法律のプロが活躍する職域も拡大しないためだ。厳しい現状を受けて、政府は「年間3千人程度」とする司法試験合格者の目標数値を引き下げる方針を打ち出した。法科大学院の見直しも検討している。だが、司法制度はどうあるべきか、肝心の将来像が見えない。場当たり的な見直しは混乱の元だ。見込み違いの原因を検証することが先決ではないか。(中略)何より悩ましいのは、弁護士の活躍の場が想定したほど広がらないことだ。民事訴訟は増えず、公務員採用も伸びない。就職先が見つからない人もいる。養成した人材の受け皿が不足している。実際に法律のプロに対するニーズはどれだけあるか、実は法務省もよく把握していないという。心もとない話だ。一方で、独り暮らしの高齢者や生活に困窮する世帯などで、司法の支援や救済を十分に受けていない人は少なくない。あまねく手を差し伸べるために改革の知恵を絞る必要がある。「身近な司法制度」に求められるのは増員の看板よりもまず、質の充実だ。』


正論アンド正論。
普通に考えればこういう論調の社説になるはずだと思うのに、大手新聞社だとそうならないのは、なぜなのでしょうか。

schulze at 00:51│Comments(1) 司法試験 | 司法制度

この記事へのコメント

1. Posted by 弁護士HARRIER   2013年04月08日 11:40
県内にローが5つあるのに、うち2つは募集停止、2つは超低空飛行(特に関学はこんなことになるとは思ってなかっただろうし、客観的にも思われてなかったでしょう)、という感じですからね。
問題を肌で感じていたのではないでしょうか。
西日本新聞の論説委員にも見てもらいたいです。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
企業内弁護士というコンセプトイチロー 神戸市超え