辰已法律研究所が指摘する当たり前のこと「法科大学院における司法試験に関する指導方法として適切でない事項」がなぜ適切でないのか理解不能な件

2014年06月03日

2014年上半期 司法試験界流行語大賞

今年も約半分が過ぎようとしていますが、
今年の司法試験界流行語大賞候補は、現在のところ


「知ったことか」


ではないか、と。
(・∀・)


<参考>
(元ネタ)法曹養成制度改革顧問会議・第7回会議議事録19ページ
「各地域の弁護士会から要請書というものがしきりに届いておりまして、それを見ますと、いろいろなことが書いてありますけれども、弁護士が増えて、収入が減って、事務所が維持できないみたいな話は結構多いのです。それは、我々としては知ったことかというつもりでありまして、数が増えて、需給が緩んで、価格が下がったから調整すべきという話は、ほかの分野ではあり得ないことだと思います」

法科大学院に目の敵にされる予備試験・・・ということで。(弁護士のため息)
http://t-m-lawyer.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-810d.html
(改変)
「各地域の法科大学院から要請書というものがしきりに届いておりまして、それを見ますと、いろいろなことが書いてありますけれども、入学者が減って、司法試験合格者が減って、補助金も減って、法科大学院が維持できないみたいな話は結構多いのです。それは、我々としては知ったことかというつもりでありまして、入学者数が減って、需要が減ったから調整すべきという話は、ほかの分野でもあり得ることだと思います」

昨年(2013年)の流行語大賞「心の貧困」
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52043214.html

弁護士「保身」批判が覆い隠す現実(元「法律新聞」編集長の弁護士観察日記)
http://kounomaki.blog84.fc2.com/blog-entry-805.html
『ただ、ある意味、もっとも見過ごせないのは、彼の「知ったことか」というセリフかもしれません。通用しない弁護士の「保身」的論理ということをいわんがために、つい口から出たようにもとれる表現ですが、さすがにこの会議に参加している人間の自覚として、「知ったことか」はありません。弁護士がどうなろうと関係ないと、個人的にお考えになるのは自由ですが、その影響を気に欠けるつもりもないような姿勢では、どういう結論をあらかじめお導きになるおつもりなのか、と言いたくなります。いかに経済界からの参加とはいえ、この発言をもって、さすがにこれが同界の平均的な認識とまではいえませんが、もし、これが多くの経済人の本音だとするならば、弁護士界のなかにある「受け皿」作りの期待感など、どこでつなげていいか分からなくなります。「知ったことか」なのですから。今回の発言をはじめこの会議を見て、何よりも今、私たちが認識しなければならないと感じるのは、想像力が欠如したままスタートした「改革」が、依然として、それが欠如したまま、止まらないという深刻な現実であるといわなければなりません。』

ローを出ても「知ったことか」と思われるのでしょう。 (弁護士法人 向原・川上総合法律事務所/福岡の家電弁護士のブログ)
http://ameblo.jp/mukoyan-harrier-law/entry-11854695097.html
『改革派は、基本的に、法科大学院のために動くのがその仕事なのですが、法科大学院はもともと学生を法曹という人材に仕上げて送り出し、もって社会貢献することが「理念」だったはずなのに、いつの間にか、卒業生のことなど「知ったことか」という扱いになってしまっているようです。』


schulze at 13:14│Comments(3) ロー進学、ダメ。ゼッタイ。 | 司法制度

この記事へのコメント

1. Posted by ブルーノート   2014年06月03日 21:54
「知ったことか」、やはり強烈に無神経ですね。確かに、これで決まりのように思えます。私としましては、甲南ロー渡辺院長の、「あってはならない法曹二元」も捨て難いのですが、ちょっとインパクトが足りな過ぎるかも知れません。

ところで、その甲南ローが先日提携した会社ですが(詳細は、5月20日付の「Because,KONAN」をご参照下さい)、ネット上での評判は、正直なところあまり良くありません。いや、現従業員や元従業員の方々の体験談を読む限り、むしろ「ブラック企業」そのものであるように、私には思えます。こんな危ない会社と提携して、果たして大丈夫なのでしょうか…。そうでなくてもブラック企業化している、甲南のような下位ローが、いくら修了生の処遇に困っているからと言って、本物のブラック企業と手を組んでしまうというのは…。生臭坊主の院長は、死んだら間違いなく地獄行きでしょうが、この世で地獄を見ることになるであろう、甲南ローの学生さんたちが、お気の毒でなりません。本当にローとは罪深き制度だと、改めて実感します。
2. Posted by 黒猫   2014年06月04日 10:05
私も確認してみましたが,たしかに非弁の疑いが濃厚な会社ですね。甲南ローの考える「企業内弁護士」とは,要するにブラック企業の手先になることなのでしょう。
4. Posted by schulze   2014年06月04日 10:10
ブログ管理者からのお願いですが、特定の会社を名指ししての「ブラック企業」という表現は、できればお控えいただけないでしょうか。懸念がある旨のご指摘であれば、その内容を具体的にお書きいただきますよう、お願いします。

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