小学5年生の男児(11)「パンタグラフに注目したい」【2017年度(平成29年度)ロー入試情報】名古屋大ローが2次募集を実施予定

2016年11月21日

共同通信配信「給費制打ち切り5年 司法修習生経済負担ズシリ」




共同通信配信とのことですが、ネット上では見当たりませんでした。
しかし、この記事は、たしかによく書けていると思います。

貸与制と志願者減について、これほど背景や問題点に突っ込んだ記事は、なかなか見られません。
特に、貸与制の問題を、貧困問題だけでなく「法曹志願者の減少」という弊害に結びつけているのが特筆されます。

また、弁護士の就職難にも触れる一方で、法曹不人気の原因と司法試験合格率低迷を安易に結びつけていないのも好印象。
この手の記事で、低合格率や予備試験悪徳論に触れていない記事は珍しい。

ほかにも志願者減が司法サービスの低下につながること、
貸与制が合格者増とのバーターで始まったことを各々示唆しているのも、それぞれ注目されるところです。

東京新聞以外のメディアにも掲載されることを強く望みたいと思います。




<参考:給費制/貸与制問題に関する当ブログ過去記事>
閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2016」に司法修習生に対する経済的支援が盛り込まれる(2016年6月3日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52157351.html
【再掲】問題は「お金がないと法律家になれない」ことではない(2016年5月30日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52156991.html
第69期司法修習生の貸与申請率は67.4%(2016年2月19日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52148018.html
予備試験合格者はロー修了生に比べ司法修習の辞退率が明らかに高い傾向(2016年2月12日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52147295.html
司法修習生に対する給付型の経済的支援を求める会長声明(日本弁護士連合会)(2016年1月20日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52145419.html
修習希望地の選択について(2015年9月13日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52132778.html
「司法修習」の問題を伝える漫画「ベンゴマン」(2015年7月3日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52124002.html
地方単位会(栃木・京都)による「法曹養成制度の改善を求める総会決議」 給費制復活と65期までの遡及的措置を求める(2015年6月2日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52120788.html
貸与制問題を経済問題・貧困問題として報じるマスコミ報道の危険(2014年1月29日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52057154.html
『この問題の本質は、経済問題・貧困問題というより、「国家が法曹養成にどのように関与すべきなのか、どのように責任を果たすべきなのか」という視点なくして語れないと思うのです。修習生の貧困問題だとしてしまうと、「かわいそうだから司法修習は義務ではなく任意化すればいいのではないか」とか、「修習専念義務を外してアルバイトを認めればいいではないか」という方向に行きがちです。そうではないのだ、ということを国民に納得してもらうためには、司法修習が法曹養成にとって必要不可欠なものであり、国家の責務であるということを、正しく理解してもらう必要があるのです。そこを踏まえないで、修習生の経済的苦境に同情だけを買おうとする論調は、かえって有害であると私は考えます。』

給費制廃止違憲訴訟に対する私の立場(2013年8月9日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52032770.html
鎌田先生「それ(補助金)を削って合格した人に回すというのは法科大学院の側から言うと納得はしがたい」(2013年7月15日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52029023.html
貸与制移行を主張する法科大学院なんて、一体誰が信頼するというのか(2011年11月4日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/51907815.html
法曹養成フォーラム第一次取りまとめにあたっての日弁連会長声明(2011年8月31日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/51891031.html
問題は「お金がないと法律家になれない」ことではない(2010年10月25日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/51774058.html

schulze at 21:11│Comments(3) 司法修習 | 司法制度

この記事へのコメント

1. Posted by ジャステス   2016年11月22日 02:16
名古屋ローが2次募集をするそうです
2. Posted by かんさいじん   2016年11月22日 10:49
いつも貴重な情報の発信有難うございます。
「これほど背景や問題点に突っ込んだ記事は、なかなか見られません。」とコメントされているのでぜひ記事を読みたいところですが・・。
残念ながら画像がぼやけて判読不能です。
できれば鮮明なものをUPして頂ければ大変助かります。
3. Posted by schulze   2016年11月22日 11:44
私も持ってないです。

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