船越英一郎がみうらじゅん賞を受賞平成29年11月27日現在の司法修習生配属現員表

2017年12月28日

弁護士1年目で「年収1000万orワープア」を分ける3つの要素(ダイヤモンドオンライン)

弁護士1年目で「年収1000万orワープア」を分ける3つの要素(ダイヤモンドオンライン)
http://diamond.jp/articles/-/154604
● 司法制度改革で所得半減! 弁護士間格差も拡大の一途
もっとも、司法制度改革の「前」と「後」とで、収入は激減している。かつてなら、司法修習修了後、真面目にイソ弁(法律事務所に雇用されている弁護士、居候弁護士の意味)として数年間、弁護士としてのスキルを身に着けてさえいれば、独立後、数年頑張れば所得(収入から経費を引いたもの)1000万円に到達すると言われていた。
ところが近年では、弁護士の所得の中央値は約400万円という声も挙がっている。これは国税庁の「民間給与実態統計調査」からの推計だ。「いくらなんでもそこまで極端に低くはない」と異論を唱える向きも少なくないが、弁護士の所得が随分と減ってきていることは確かだ。さすがに所得の中央値が400万円というのは低すぎるにしても、「多く見積もっても650万円程度ではないか」(司法制度改革に反対する弁護士)というのが、弁護士業内で多々伝えられている声である。
弁護士の年収の実情をさまざまな弁護士に聞き取りし、まとめたのが下の図だ。
弁護士年収の目安

「今、渉外系の大手事務所でも入らない限り、弁護士を10年、20年しても所得1000万円に到達することはないだろう。所得300万円の新人弁護士が10年続けて、やっと所得650万円に到達するかどうかではないか」。元大阪府弁護士会副会長経験のある弁護士はこう話す。
もはや弁護士は、エリートにふさわしい収入が約束される職業ではなくなった。それでも、イソ弁として就職できるだけ、まだ「マシ」である。


この「弁護士年収の目安」の表、「年収から経費を引いた所得はさらに低くなる」とあるので、売り上げベースのようですが、ほんまかいな?
Σ(゚д゚;)
本文では、所得についての記述のように読めますが。

インハウスという名のサラリーマンの私の給与で、もうボス弁クラスなのだとすると、
初めからサラリーマンになったほうがいいですね。
。・゚・(ノД`)


本記事、全体の趣旨には賛同しますが、この筆者は学歴にスポットを当てすぎているように思います。
学歴がない限り即独しても成功しないかのような記述はミスリードかと思いますし、学歴がない人でも成功している人はいるでしょう。
また、学歴があれば成功が保証されているわけでもありません。

その点で異論はありますが、
「もはや弁護士バッジを付けているというだけでは食えない時代になった以上、マーケティングの発想をしっかり持って、顧客にわかりやすい専門分野、得意分野を打ち出す、あるいは弁護士個人の“キャラ”を全面的に打ち出してファンを獲得、依頼へと繋げるといった最低限のビジネスセンスを持たなければ、弁護士は生き残れないだろう。」
というのは、そのとおりではないかと思います。

本当は、もう一歩進めて考えなければならないのは、この問題は
「弁護士になった/なれた者の生き残り」
のみならず、
「これから法曹を目指そうとする志望者がいなくなるおそれ」
のほうが、よほど深刻であるということです。
法曹を目指すことには、リスクがありすぎですからね。
('A`)


<参考>
法曹の収入・所得,奨学金等調査の集計結果(平成28年7月)
http://www.moj.go.jp/content/001198284.pdf
弁護士1人あたりの国民数 (1990年)8957人→(2016年)3352人→(2061年)1496人
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52176366.html
新人弁護士「年収100万でファミレスバイト掛け持ち」貧困の実態(ダイヤモンドオンライン)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52204094.html
弁護士が「真面目に働く人ほど食えない」仕事になった理由(ダイヤモンドオンライン)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52203690.html
マーケッターを自認する「先駆者」の一人は、既にこの世界をビジネスの「妙味」としては見切っている
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52180567.html
週刊ダイヤモンド「弁護士にもうバラ色の人生はない。司法制度改革は失敗だった。もう法曹資格に経済的価値はない。」
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52180590.html
弁護士の給料半減! 年収200万〜300万も当たり前の悲惨な現実 「おそらく最近合格した人たちの中に、圧倒的多数の貧乏弁護士が発生した」(プレジデントオンライン)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52161136.html
岐阜の弁護士にはイノシシ捕獲の補助金狙いの人がいるほどの窮状
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52149998.html
5年目の弁護士の年収は平均300万〜400万円(わかやま新報)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52146285.html
(日本経済新聞 2016/8/9)
弁護士の年収、低下傾向 新人は5年前比210万円減
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52163663.html
週刊ダイヤモンド2017年2月25日号「弁護士・裁判官・検察官 司法エリートの没落」
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52180126.html
週刊SPA!9/6号(8/30発売) [貧乏弁護士]急増にはワケがあった
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52166319.html
別冊宝島「弁護士の格差 食えないセンセイ急増中!!」(発売日:2016年8月29日)
http://tkj.jp/book/?cd=12147501
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52166186.html

(NEWSポストセブン)
32歳弁護士 毎食カップ麺でコンビニおにぎりがご馳走
http://www.news-postseven.com/archives/20160822_440221.html
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52164856.html
ヨレヨレのスーツを着た年配の弁護士、人呼んで「枯れ弁」
http://www.news-postseven.com/archives/20160827_440602.html
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52165307.html
49歳弁護士 学生に「悪いこといわないから弁護士はやめとけ」
http://www.news-postseven.com/archives/20160828_440622.html
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52165364.html


ジュリナビのメルマガに紹介されている経験弁護士・法務人材の転職・就職事例(2017年8月25日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52195184.html
ジュリナビ「弁護士ならびに法科大学院修了生は決して就職難などではなく、むしろ、売り手市場である」(2017年4月19日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52184960.html
日経新聞「インハウスの人材供給が追い付かない。『弁護士は余っている』という見方は当てはまらなくなってきている。」(2017年8月22日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52194886.html
日経新聞が言う「企業が求める人材」の例
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/51956761.html
・契約や業務をチェックできる能力や語学力が欲しい。
・経済や社会に関心があり、当該業界の知識もある。
・年収300〜400万からスタート。
Law未来の会の皆さんの発言
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52096748.html
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52195028.html
(後藤富士子弁護士の発言)
「年収300万円でもいいという人を生み出すためにも、合格者増員が必要だ」
(岡田和樹弁護士の発言)
「就職先がないというのは300万とか500万とか貰えるのがないという話で、就職先自体はあるはずだ。」
弁護士が年収300万円で雇えるとなれば、需要は劇的に増えるでしょう。

第18回法曹養成制度改革顧問会議(平成27年3月26日開催)【資料2−1】法曹人口調査報告書骨子試案
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52113821.html
(企業のニーズ 25〜26ページ)
『中小企業調査においては,法曹有資格者を通常の正社員として採用していると回答した企業も,任期付社員として採用していると回答した企業も,ともになかった。また,98.1%の企業は,法曹有資格者を採用していないし,今後も採用する予定はないと答えており(問10),採用は進んでいない。』
『大企業では,法曹有資格者を社員として採用している割合は未だにそれほど多くはなく,76.2%の企業においては,法曹有資格者を採用していないし,今後も採用する予定はないと答えている。』
(自治体のニーズ 30ページ)
『法曹有資格者を採用しているか(問10)に対しては,640自治体(有効回答733のうちの87.3%)が「法曹有資格者を採用していないし,今後も採用する予定はない」と回答している。』

<法科大学院進学のリスクに関する記事>
ロースクール進学のリスク(司法試験情報局)
http://ameblo.jp/getwinintest/entry-10948456483.html
法科大学院に進学するとかかる経済的負担(タダスケの日記)
http://d.hatena.ne.jp/tadasukeneko/20160324/1458833255

schulze at 08:55│Comments(3) ロー進学、ダメ。ゼッタイ。 | 司法制度

この記事へのコメント

1. Posted by 受験生   2017年12月28日 10:20
一昔前は司法試験に合格しても順位が分からなかったみたいで、その辺は公平だったようですね
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-1329.html
今はもうローの成績から予備合格してるかとかその辺全部見られますから
学歴なくても一発逆転みたいな資格ではなくなった印象です
2. Posted by 大阪の弁護士   2017年12月28日 11:58
大手に入るためには二回試験の成績は関係ないですね。
ほとんどが修習行く前に内定出てますから、二回試験は合格すればいいだけですね。
3. Posted by QB   2017年12月28日 12:11
「大阪府弁護士会」ってなによ(u_u)

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