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2018年09月25日

司法試験 最年少合格は慶大1年生「周りの人たちへ感謝」(毎日新聞)

司法試験 最年少合格は慶大1年生「周りの人たちへ感謝」(毎日新聞会員限定有料記事 2018年9月23日 11時00分)
https://mainichi.jp/articles/20180922/k00/00m/040/175000c
今年の司法試験に、現行試験制度が始まった2006年以降最年少となる19歳4カ月で合格した慶応大法学部1年の栗原連太郎さんが、同大広報を通じた毎日新聞の取材に書面で応じた。栗原さんは昨年、法科大学院を修了せずに受験資格を得られる「予備試験」を史上最年少の18歳6カ月で突破。今回の合格を「周りの人たちへの感謝と、安堵(あんど)の気持ちでいっぱい」と喜びつつ、「最年少」については「結果として伴ったものにすぎず、特段の意識はない」との感想を記した。
(以下省略)


毎日新聞がご本人への取材記事を掲載しています。
全文は会員でないと読めないようです。

史上最年少ということで注目されていますが、これからは彼のような合格者がたくさん出てくるでしょうし、さらに若い合格者もいずれ誕生するのは間違いないように思います。


なお、ご本人への取材記事は2018年9月12日付・読売新聞朝刊にも掲載されていましたので、再掲します。

H30司法試験最年少合格者


<関連>
【本当!?】伊藤塾の司法試験クラスに小学生や中学生がいるらしい件(2018年9月14日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52220966.html

予備試験対策をする慶應女子の高校生(2018年5月14日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52213753.html

高校生が予備試験に合格する時代(2017年11月9日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52201143.html
予備試験により生じる未来(2010年4月19日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/51707265.html
予備試験は受験資格に制限がありません。受験資格に制限がないということは、大学の教養課程を終えている必要はないし、そもそも大学すら出ている必要がない。極端なことを言えば、高校生や中学生・小学生でも受験可能だということになります(笑)。こうなると、かなり早い段階から予備試験の準備に取り組むという人も出てくると思うのですね。特に、灘とか開成とか、そういう難関校の高校生であれば、東大を受験するより、予備試験の合格を本気で目指すという人も出てくるのではないかと。つまり、高校生の段階で予備試験に受かってしまって、大学には進学せずに、未成年のうちに新司法試験も修習も終えてしまう。そして20歳くらいで任官する・・・というのが、これからの法曹界におけるスーパーエリートコースになりそうな気がするのです。現実に「高卒法曹」や「中卒法曹」が出現したときに、そういう人材を裁判所や検察庁が採用するのか、それは分かりません。しかし大学(学部)に通うことに意義を見出せず、すぐに実務家になって活躍したい!と希望する人材が出てきても、おかしくはありません。そういう人材は、それこそスーパーエリートですから、大手事務所が囲い込んで海外に留学させたり、そういうルートがこれからのスタンダードになっていくのではないか・・・と私は予想しています。本当にこういう事態が望ましいことなのかどうか、私には判断がつきません。
(中略)
今は「予備試験がローの迂回ルートになってしまう」ことが懸念されていますが、私はそんなことよりも、これからの法曹志望者は法学部にすら行く必要がないんだろうと思います。初めから法曹志望なのであれば、極端な話、中高一貫校にでも入学して、中学1年から法律科目の勉強を始めたほうがいい。そしてガンガン法律の勉強をして、高校在学中ぐらいに予備試験に合格、新試験も合格してしまって、さらに極端な例でいえば高校を中退して司法修習に行き(笑)、10代で法曹資格ゲット!・・・というのも夢ではないですね。そうなると、もはや学部に行くというインセンティブはなくなるような気がしますね。
私がこういう未来像を思い描いたときに感じたことがあって、私はこの司法制度改革を進めた連中には、いつか手痛いしっぺ返しがくると常々思っていたのです。もしかしたら、こういう形で彼らは報いを受けるのかもしれない。それは「真のエリートが学部すら目指さなくなる未来」なのかもしれません。


schulze at 00:02│Comments(0) 司法試験 | 司法制度

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