【超朗報】2027年に司法試験合格率が100%に到達する見込み朝日新聞「今年の司法試験合格者、新試験が始まった2006年以降で過去最少」

2019年09月12日

「合格者1500人を維持すれば、合格率7,8割に近づくのだ。いったい何の不満があるのかね」

「ロースクール的なジョーク(令和元年合格発表)」 (タダスケの日記)
https://tadasuke.hatenablog.jp/entry/2019/09/11/194327
社会学者、政治家、法学者が学会に参加していた。
あるとき,3人は,年々法曹志願者が激減しているのに気づいた。
社会学者は,弁護士の経済的価値の下落,ロースクール制度による時間的経済的負担の増加,文科省の利権など,その原因を考え始めた。
政治家は,直ちに司法試験合格者数を減らした。
法学者は,「法曹志願者が激減しても,合格者1500人を維持すれば,見た目の合格率が上がって,司法試験改革当初に約束した合格率7,8割に近づくのだ。いったい何の不満があるのかね」と答えたという。


「ロースクール的なジョーク(成仏)」

問題の捉え方がそもそも間違っている。
司法試験の合格率が低いからロースクールの入学者が激減したというのが間違っているのである。
何のためにロースクールを設立したのか。私の知り合いの医師が言ったことがある。
世の中の人々のお役に立つ仕事をしている限り、世の中の人々の方が自分達を飢えさせることをしない、と。
人々のお役に立つ実務家を養成していれば、ロースクールも潰れることはないであろう。
潰れさえしなければ、大学院、まずはそれでよいのではないか。
その上に、人々から感謝されることがあるのであれば、ロー関係者も喜んで成仏できるというものであろう。


成仏

【特別企画】成仏理論生誕10周年 フリートークエントリー(2016年3月29日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52150353.html


「そしてロースクールには誰もいなくなった」(タダスケの日記)より
http://d.hatena.ne.jp/tadasukeneko/20131103/1383439404
あるところに,法曹になりたい10人のインディアンの若者がいた。

10人のインディアンが,親に,ロースクールの学費を出してくれるように頼んだ。
1人のインディアンの親が,経済的な事情から学費を出せなかった。
インディアンは9人になった。

9人のインディアンが,新人弁護士の収入を調べた。
弁護士の経済的価値が,ロースクールの学費などに見合わないと考えて,1人のインディアンが,一般企業へ就職した。
インディアンは8人になった。

8人のインディアンが,隣接他士業の状況を調べた。
弁護士になるのはリスキーだが,法律には興味があると言って,1人のインディアンが司法書士になった。
インディアンは7人になった。

7人のインディアンが,通学するためのロースクールを調べた。
地方に在住する1人のインディアンは,通学可能な範囲内に,まともな合格率のロースクールがないので,ロースクールへの進学を断念した。
インディアンは6人になった。

6人のインディアンが,通学するためのロースクールを調べた。
社会人のインディアンの1人は,通学可能な範囲内に,働きながら通える夜間ロースクールがないので,ロースクールへの進学を断念した。
インディアンは5人になった。

5人のインディアンが,ロースクール進学を家族に相談した。
家族を持っている社会人のインディアンの1人は,弁護士になっても収入が下がることが見込まれる上,その収入も今より不安定になることを理由に,家族から猛反対され,現在の勤務先に留まった。
インディアンは4人になった。

4人のインディアンが,未修者合格率を調べた。
合格率が低いことから,未修者のインディアンの1人が,ロースクールのへ進学を忌避した。
インディアンは3人になった。

3人のインディアンが,ロースクールへ進学した。
1人のインディアンの在籍する学校が,廃校になった。
インディアンは2人になった。

2人のインディアンのうち1人が三振した。
その後,彼の消息を知る者はいない。
インディアンは1人になった。

1人のインディアンの若者が,ロースクールに残された。
彼は,在学中に予備試験に合格すると,直ちにロースクールを退学した。
ロースクールには,誰もいなくなった。

<関連>
「新司法試験に受験回数制限が設けられた本当の理由は、見た目の合格率を上げてロースクールに人を呼び込むため」
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52240613.html
「弁護士をやっている人が弁護士を辞めたくならないような業界にしようという声が上がらないのが不思議」
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52241233.html
ロー教授「弁護士が食えなくなっても誰も困らない」
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52196347.html
70期弁護士の転職率(独立含む)の高さ
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52241207.html
平成29年度 弁護士の所得データ(国税庁統計)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52238382.html











メディアのインタビューで発言を捏造された東大学生「弁護士は稼げないよね、とは言いました」
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52230775.html
2018年法曹養成流行語大賞 受賞作品「会社員か公務員になった方がいいよ」
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52225397.html
弁護士の登録抹消請求件数は年間400人近くに及ぶことが定着
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52226296.html
修習期別弁護士登録者数の推移 63期はすでに100人超(約5.3%)が弁護士登録を抹消
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52222844.html

有識者会議が弁護士の経済的価値の低下に無関心なことが法曹志願者激減の最大の原因(タダスケの日記)
http://d.hatena.ne.jp/tadasukeneko/20180401/1522581439
法曹志願者減少の最大の原因は,弁護士の経済的価値が低下し,弁護士資格が不合理に高い買い物となったこと

法曹志願者減少の原因は,単純な話で,数千万もかけて年収300万の資格なんて買いたくない,ということだと思うのです。

法曹の収入・所得,奨学金等調査の集計結果(平成28年7月)
http://www.moj.go.jp/content/001198284.pdf
弁護士1人あたりの国民数 (1990年)8957人→(2016年)3352人→(2061年)1496人
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52176366.html

法科大学院の失敗は必然かつ必要だった(2017年9月2日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52195809.html


<参考>法科大学院進学のリスクに関する記事
今一度、法科大学院へ進学する経済的リスクを確認しよう(2016年4月4日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52152035.html
ロースクール進学のリスク(司法試験情報局)
http://ameblo.jp/getwinintest/entry-10948456483.html
法科大学院に進学するとかかる経済的負担(タダスケの日記)
http://d.hatena.ne.jp/tadasukeneko/20160324/1458833255
ゲームブック風に司法試験受験生の受験生活を体験するゲーム ロースクールクエスト(タダスケの日記)
http://d.hatena.ne.jp/tadasukeneko/20160302/1456938966


日弁連の70期新人弁護士アンケート(2019年1月11日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52227625.html




北大ロー主催特別講演会「今、ベンゴシ目指すのアリですか?」(2016年10月24日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52170606.html
このタイトルから聴衆が期待するであろうこととは、「弁護士を目指すことによる司法試験の不合格リスク」であったり、「ロースクールの学費や修習貸与といった経済的不安」とか、「就職難・キャリア形成」など、様々だと思うのです。
しかし、本チラシにあるような「弁護士としての仕事の魅力」や「法律を学ぶことによる将来の可能性」といったことだけでは、回答として不十分ではないか、と感じます。
講師の方が当日、どういったお話を予定されているのか、私には知るところではありません。
でも、主催者が、このタイトルを選んだということは、法曹志望者の弁護士業界に対する視線や不安を十分に承知した上で、あえて狙ってきていると感じるのですね。
そうであるなら、こういった不安に正面から答えるものであって欲しいと願いますし、回答する責任があるように思います。
さらに言えば、弁護士として将来得られるであろう所得水準、そして弁護士になるまでに背負うことになる負債、新卒で就職した場合と比較した逸失利益など、現状を包み隠さず説明するべきだと思います。
これらを隠して、バラ色の未来だけを提示するのであれば、それこそ「態勢は詐欺的である。ちょっとここのところはまずいんですけど。」と言えないでしょうか。

年間所得200万円も…弁護士はもはや負け組?(ジャーナリスト秋山謙一郎、読売新聞「深読みチャンネル」より)(2018年4月5日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52211159.html
「法科大学院に通い、司法試験を突破し、司法修習も受けたうえで弁護士になったものの、一般的な民間企業に勤める大卒・院卒の会社員と比べて、所得水準がほぼ変わらないという事実が、統計上判明しました。」(2018年4月5日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52211158.html
「変化する労働市場〜弁護士も収入難・就職難に、弁護士の収入は年々減少の一途」(データ・マックス Net IB News)(2018年3月25日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52210429.html
弁護士を辞める人が増えてる件(2018年3月12日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52209672.html


Yahoo!知恵袋「法科大学院に多額の学費と時間を費やして弁護士資格を取得する価値ってありますか?」(2018年2月9日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52207519.html
「企業法務における法科大学院生修了生の活用」なる文章に希望が見えない件
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52159577.html
社内弁護士の基本的な給与や賞与は一般の正社員と同等
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52171605.html

新人弁護士「年収100万でファミレスバイト掛け持ち」貧困の実態(ダイヤモンドオンライン)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52204094.html
弁護士が「真面目に働く人ほど食えない」仕事になった理由(ダイヤモンドオンライン)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52203690.html
マーケッターを自認する「先駆者」の一人は、既にこの世界をビジネスの「妙味」としては見切っている
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52180567.html
週刊ダイヤモンド「弁護士にもうバラ色の人生はない。司法制度改革は失敗だった。もう法曹資格に経済的価値はない。」
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52180590.html
弁護士の給料半減! 年収200万〜300万も当たり前の悲惨な現実 「おそらく最近合格した人たちの中に、圧倒的多数の貧乏弁護士が発生した」(プレジデントオンライン)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52161136.html
岐阜の弁護士にはイノシシ捕獲の補助金狙いの人がいるほどの窮状
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52149998.html
5年目の弁護士の年収は平均300万〜400万円(わかやま新報)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52146285.html
(日本経済新聞 2016/8/9)
弁護士の年収、低下傾向 新人は5年前比210万円減
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52163663.html
週刊ダイヤモンド2017年2月25日号「弁護士・裁判官・検察官 司法エリートの没落」
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52180126.html
週刊SPA!9/6号(8/30発売) [貧乏弁護士]急増にはワケがあった
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52166319.html
別冊宝島「弁護士の格差 食えないセンセイ急増中!!」(発売日:2016年8月29日)
http://tkj.jp/book/?cd=12147501
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52166186.html


弁護士にとって年収300万円の意味
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52127493.html
ロー教授「それでも地球は回る。潜在的需要はある。」
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/51953991.html
大卒・院卒の初任給と弁護士としての初任給とを比べても意味がなくて,大卒・院卒の5年後くらいの給与と弁護士の初任給を比べなければ意味がない
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52224363.html


弁護士の仕事がなくて大変であるという風潮について
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52041938.html
いま求められているのは「夢」ではなく「現実に対処する道しるべ」だと思う
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52026232.html
司法試験が終わった日に、これからのことを考えてみる
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/51740897.html


<再掲>
司法制度改革の悪循環(タダスケの日記)
http://d.hatena.ne.jp/tadasukeneko/20151210/1449702147

【元ネタ】悪循環画像ジェネレータ
http://furandon-pig.github.io/fpig_sample/hobby/bad_spiral/

schulze at 12:49│Comments(0) 司法試験 | 司法制度

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