【2025年度ロー入学者数:判明25校目】一橋大ロー86人(昨年▲3人)「依頼者のお金に手をつけたり詐欺まがいのことをする弁護士が増えたのは、業界全体として儲からなくなったからだと考えるのが自然」

2025年05月16日

高校生予備試験合格者?が登場するドラマをTBSが放映


10代で司法試験に合格した逸材1

10代で司法試験に合格した逸材2

TBS「イグナイト−法の無法者−」公式サイト 相関図より
https://www.tbs.co.jp/ignite_tbs/chart/
10代で司法試験に合格した逸材3





「19歳で司法試験に合格」だと、当然法科大学院は修了していないでしょうから、18歳で予備試験に合格している必要があります。
どうやら出願時高校生の予備試験合格者が登場するドラマだ、ということになりそうです。



最近のテレビドラマでは、「ローは予備試験に受からなかった者が仕方なく司法試験の受験資格を得るために行くところ」とのセリフが流れたりしてましたが
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52295487.html
今度は高校生予備試験合格者が取り上げられるとは、テレビ局は法曹養成のトレンドに敏感なのでしょうか。


たしかに、「若き天才弁護士・秀才弁護士」をドラマで描こうとすると、法科大学院卒との設定はやりにくいのではないかという気がします。
なぜなら、天才ほど独力で何でも勉強ができてしまうものですから、法科大学院で地道に学んでいるイメージがありませんし、それこそ「ローは予備試験に受からなかった者が仕方なく司法試験の受験資格を得るために行くところ」との認識が定着している現在、法科大学院の経歴があるのはキャラクターの確立にマイナスになる可能性すらあると思います。



ところで、本ドラマに出てくる19歳司法試験合格者との設定である「高井戸斗真」弁護士も、高校生ないしそれ以前から司法試験の勉強を始めたとすれば、親が伊藤塾の入門講座保護者会に参加していたのでしょうかね。
・・・・そんなことを想像すると、胸が熱くなりますね(笑)。


<参考>法曹養成流行語大賞2023年大賞受賞作品「入門講座受講生保護者会」
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52306986.html




そういえば、大手新聞社をはじめとするメディアが、司法制度改革を礼賛し法科大学院制度を維持する社説を盛んに流していたのは、大学が新聞社のスポンサーだからではないか、と考えられていました。

<例>
「社会人のための大学院ガイド」があまりにヒドくて読むに堪えない件(2010年5月29日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/51722491.html
朝日新聞サイト「社会人のための大学院ガイド」がさらにパワーアップ(2011年9月6日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/51892455.html

もしかしたらテレビ局のスポンサーに予備校がなっていたりするのでしょうか。(すっとぼけ)






<参考>予備試験 出願時に「高校在学中」の受験者数の推移
2024(R06)年 35人、短答合格4人(※3名が最終合格)
2023(R05)年 32人、短答合格4人(※1名が最終合格)
2022(R04)年 37人、短答合格2人(※1名が最終合格)
2021(R03)年 34人、短答合格1人(※1名が最終合格)
2020(R02)年 28人、短答合格7人(※1名が最終合格)
2019(R01)年 21人、短答合格2人
2018(H30)年 13人、短答合格1人
2017(H29)年 18人、短答合格3人(※1名が最終合格)
2016(H28)年 18人、短答合格4人
2015(H27)年 12人、短答合格1人
2014(H26)年 *8人、短答合格1人



<関連>
早稲田大学本庄高等学院3年生在学中の高校生が令和6年予備試験に合格
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52321590.html

早稲田大学本庄高等学院3年生在学中予備試験合格の高校生へのインタビュー記事を朝日新聞が掲載
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52323284.html


司法試験最年少(17歳)合格者のインタビュー記事(2024年11月17日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52318852.html
史上最年少!高校2年生で司法試験に合格した早川惺さん「一番意識していたのは、“暗記をするのは最終手段”ということ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/75bd3a7fe8f86027e437998f611e1aa5fd063880
現在の試験制度において、史上最年少で司法試験に合格したのは、筑波大学附属駒場高校2年生・早川惺(はやかわ・しょう)さん(17歳)。
彼は、昨年、高校1年生で『予備試験』に合格し、今年『司法試験』に合格しました。
このたび、早川さんとドラマ『モンスター』のプロデューサー・加藤春佳(カンテレ/入社7年目28歳)の対談が実現。加藤Pは、カンテレ史上最年少ドラマプロデューサーです。
くしくも、『モンスター』の主人公・神波亮子(趣里)は、“高校3年生で司法試験に合格した”人物で、膨大な知識と弁護士として類まれなる資質を持つ“モンスター弁護士”という設定。
今年、ドラマの設定を越え、高校2年生で司法試験に合格した“リアルモンスター”×『モンスター』プロデューサーの対談が実現しました。

最年少17歳で司法試験合格、高校2年生の素顔 クリスマスプレゼントに「六法全書」 「モンスター」Pと対談
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ffbe173fb9290ee583522b4699aeb8218a6681a
亮子は高校3年生で司法試験に合格したが、早川さんはドラマの設定を越えて、高校2年生で合格した“リアルモンスター”。
「めちゃくちゃうれしかったです」と合格を喜ぶ早川さんは「自分の番号を見た瞬間はホッとして、喜びと安心感が混ざった不思議な感情になりました。これからさらに掘り下げ、著作権や特許など専門的に勉強したいと思う分野もあって、今からワクワクしています」と次の目標を口にした。



司法試験 最年少合格は慶大1年生「周りの人たちへ感謝」(毎日新聞会員限定有料記事 2018年9月23日 11時00分)
https://mainichi.jp/articles/20180922/k00/00m/040/175000c
今年の司法試験に、現行試験制度が始まった2006年以降最年少となる19歳4カ月で合格した慶応大法学部1年の栗原連太郎さんが、同大広報を通じた毎日新聞の取材に書面で応じた。栗原さんは昨年、法科大学院を修了せずに受験資格を得られる「予備試験」を史上最年少の18歳6カ月で突破。今回の合格を「周りの人たちへの感謝と、安堵(あんど)の気持ちでいっぱい」と喜びつつ、「最年少」については「結果として伴ったものにすぎず、特段の意識はない」との感想を記した。
(以下省略)


2018年9月12日付・読売新聞朝刊
H30司法試験最年少合格者



令和6年司法試験結果の雑感(その1)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52318605.html
私が予備試験の若年化傾向に注目する理由としては、予備試験に合格してしまえば法科大学院へ進学する動機に欠けてしまう、ということもありますが、このような「高校生司法試験合格者」は、それこそ法学部に行かなくて済むのではないか、ということなのです。
高校在学中に司法試験に合格してしまうような秀才は、必ずしも法学部に行かなくても良いように思います。法律以外に関心がある学問を学んでも良いと思いますし、それこそ医学部のような他資格を狙ってもいいかもしれません。さらには、日本の大学ではなく海外留学をするのも選択肢です。
高校生司法試験合格者には、法学部にとらわれない多様な選択肢があるのは間違いないと思いますが、「法科大学院だけでなく、法学部も選択されない時代」になっていくのだとれば、これは司法制度改革の帰結としてきわめて皮肉かつ想定外の結果ではないかと思います。


さらに、これもまた私が以前より注目している動きですが、伊藤塾が入門講座の保護者を対象とした説明会を実施しています。

※2023年法曹養成流行語大賞受賞作品「入門講座受講生保護者会」
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52306986.html

まさに志望者の「親」が予備校のターゲットになっているわけですが、予備試験の若年化やエリート化が進めば、親の意識としても「まずは予備試験を狙わせる」ということに向かう可能性は高いと思います。法曹志望者の選択に影響を与える可能性があるように思います。
このことは結果として、「法科大学院とは、予備試験に落ちた人が仕方なく司法試験の受験資格を得るために行くところ」との認識が、より強く社会に定着していくことにつながっていくだろうと予想します。



判事補任官の最年少記録(2024年10月31日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52318309.html

https://yamanaka-bengoshi.jp/2024/09/01/okuda76/
*2の1 令和6年1月現在,判事補任官の最年少記録は以下のとおりですから,早期卒業した75期の小林郁也裁判官を除き,大学4年生の11月から翌年3月の卒業までの間,学部生と司法修習生を兼職していたのかもしれません。
1位:76期の奥田紗永裁判官(平成13年3月30日生。22歳 9月)
2位:75期の小林郁也裁判官(平成12年3月15日生。22歳10月)
→ 令和6年7月6日に24歳3月で依願退官し,52期の岡田邦恵裁判官(24歳8月で死亡退官)の最年少退官記録を更新しました。
3位:69期の樋口瑠惟裁判官(平成 6年3月 3日生。22歳10月)
*2の2 77期の判事補任官は令和7年5月上旬頃と思われますから,76期の奥田紗永裁判官の判事補任官の最年少記録を更新するためには,平成14年7月下旬以降に生まれた人(大学入学は令和3年4月です。)が,大学3年生の令和6年3月21日から司法修習生を兼職し,大学4年生の令和7年3月上旬に二回試験を受験する必要があることになります。




伊藤塾の保護者会が盛況(2024年7月22日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52314916.html


予備試験出願時に大学1・2年生である合格者の増加が顕著、慶應付属校の高校生で予備試験に挑戦する受験生は想像以上に多い可能性(2021年7月3日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52272529.html

伊藤塾、司法試験最年少合格者の母親との対談をオンライン配信(2021年12月9日)
http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52279471.html

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