June 23, 2022

『新総選挙 Stage for Cinderella』Dグループで応援するアイドルについて

『新総選挙 Stage for Cinderella』の組分けが発表されました。
そして私の決めていた今回応援させてもらうアイドルがどのグループにいるかも分かったので、ここで発表させて貰おうと思います。
今回はDブロックで支援するアイドルを発表します。
なおこのあと少しこれまでの振り返り文章が入るので、誰を支援するかだけを見たい人は少し後の方まで飛ばして読んでください。

正直に言って今回の選挙には言いたいことが山ほどありますし、不安や心配もたんまりあるのですがここで言っても仕方ないので選挙が終わってからにすることにします。
とりあえずは出された物を食う、悲しいけどそうするしかないのです。

さて、今までの総選挙では、私は特定の肩入れするアイドルをもたないでいました。
それこそ最初の頃には気になったアイドルに適当に票を振り分けたりファン数順に持ち票を振り分けたりしていたのですが、やがてダイマ募集という形をとってプロデューサーの皆さんからの反応に従って票を振り分けるようになりました。
というのも色んなアイドルを知りたいというのがありましたし、総選挙を通して色んなプロデューサーさんと話したかったのです。
企画を通して多くのアイドルの魅力に触れることができましたし、そんな中で私の中に次第に「あの人たちの輪の中に入ってみたい」という思いが芽生えてきたのです。
そして今回の総選挙では、票をバラまかず自分で決めたアイドルを支援することにしたのです。

ではいよいよ、今回誰を支援するかを発表しようと思います。
今回はこのアイドルを支援しようと思います。

松本沙理奈さん
川島瑞樹さん

松本沙理奈さんを支援する理由は以下の通りです。
まず私は松本さんP界隈に恩義があります。
前回の総選挙では色んな界隈にお世話になりましたが、特に世話になったのは松本さんP(及びブルナポ担当P)の界隈でした。
オススメの豆乳や豆乳レシピを教えて欲しいという無茶振りにも答えていただき、豆乳の良さを知ることができました。
今ではキッコーマン監修の豆乳レシピ本を買い、豆乳を使って料理するにまで至ってます。
そういうわけで豆乳の恩義があるので、今回支援させて貰うのです。
次に、私はエゴサしてもらいたいのです。
今までの総選挙で悲しくなるときというのは多々ありましたが、その一つがせっかく投票したのにそのアイドルの担当の界隈から何の反応もなかった時でした。
なんだかそのアイドル自体が無視されているような触感になり、寂しかったのです。
だからこそ、せっかく投票するのだから界隈がしっかり反応してくれる界隈に投票しておきたいのです。
松本さんPは、正直に言ってエゴサが積極的です。
名前をツイートしただけでも食い付きがありますし、なんなら誤字をしていても反応があります。
だからこそその松本さんP界隈の反応の良さに、私の寂しさを紛らわしてほしいのです。
そして、勝ち馬に乗りたいというものもあります。
どんな勝負事でもそうですが、自分が応援している人が勝つのは気持ちいいものです。
前回の総選挙でも自分が票を多く振り分けたアイドルが活躍し、自分もそれに協力できたんだと嬉しくなりました。
そして、今回の松本沙理奈です。
彼女は今、ビッグウェーブに乗ってます。
今までも界隈に勢いがありましたが、それに加えてライブでのブルーナポレオン"揃い踏み"というブーストを得たのです。
これはもう、公式が「早く彼女にボイスをつけなさい」と言っているようなものでしょう。
界隈からの波と公式からのブーストに乗った彼女なら、今回が甲斐なく終わるはずがありません。
松本沙理奈さんなら私に勝利の美酒を分け与えてくれる、そう信じて今回支援させて貰うのです。
そして何より、ボイスを聞いてみたいのです。
何せ松本沙理奈さんというのはセクシーが売りのアイドルです。
そんなアイドルなのですから、声もセクシーに決まっています。
しかしながら近年の女性声優界は萌え声と落ち着いた声に二分されていて、セクシーな声があまりないように思えるのです。
それこそ洋画の吹替に出るタイプの女性声優ならセクシーな声の人もかなりいますが、そういったタイプの人がアイドル声優になるかというと疑問が残る所です。
だからこそ、松本沙理奈さんにボイスがついた際にデレマスがこの難題をどう解決するかが見てみたいのです。
そのセクシーな声が歌声になるとどんな声になるのか、そしてブルーナポレオンの他メンバーらと共に歌うとどんなハーモニーになるのか、それを聞いてみたいのです。

続いて川島瑞樹さんを支援する理由は以下の通りです。
私は今27歳で、この秋で28歳になります。
そう、川島瑞樹さんと同い年になるのです。
私がデレステを始めたばかりの頃、28歳というのは遠い年齢でしたし自分とは無縁にも思えるものでした。
しかし月日はたち、私もとうとう28歳を目前に控えるようになったのです。
私にとって二次創作であるような川島さんのアラサーネタは単なる笑い話でした。
しかし今になり、それは現実のものとしてみるみる私を蝕んで来ているのです。
気づいた頃には自分は徹夜ができなくなり、寝ても疲れが取れきらないようになりました。
走るのだって年々嫌になってきていますし、休日も見知った場所にしか顔を出さなくなってきています。
アラサーになるに従って、私は次第につまらない大人になろうとしているのです。
そんな私が改めて川島瑞樹という人を見ると、それは希望のように思えてくるのです。
彼女の踏み出した勇気が、そして成功した奇跡が輝いて見えるのです。
それは今でにはなかった姿でしたし、同時にとても綺麗なものでした。
そしてもしも彼女が今回の選挙で大活躍したなら、それは28歳になった自分にとってどれだけ希望になるだろうと思ったのです。
私が今回川島さんを支援することにしたのは、希望の光が欲しいからです。
失望と諦めの中で迎えようとしている28歳という歳を、希望と可能性に満ちたものにしてほしいからです。
私は夢も忘れ諦めに満ちた一介のしがない一般人です。
しかしここでもし奇跡を、それもこの先の歳で起こる奇跡を見られたならば、まだ夢を持ち未来を変えられると信じられるのかもしれません。

他の3枠については今のところ未定ですが、そのときまでには決めようと思います。
とにかく今回は、奇しくも共にブルーナポレオンに属するこの二人に賭けてみたいのです。
長々と失礼しました。
総選挙、長丁場になりますが楽しんでいきましょう。


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July 19, 2021

東京オリンピックの開会式に感動した話

圧巻だった、開会式はその一言に尽きた。
正直に言うと私は開催反対派だった。
感染対策にも不安があったし、国内の状況を考えても開催を断行するのはリスクが大きすぎると思っていたのだ。
加えて不祥事も相次いでいた、なんなら呆れてすらいた。
だが今回の開会式を見て、私は大切なことを忘れていたことに気づいた。
それは、オリンピックが希望と感動をもたらし生命力をも与えることであった。

おそらく今も多くの、いや、全世界の人々が思っているだろうがこの他の追随を許さぬ興奮と感動は間違いなく生きる希望をもたらすのである。
加えて日本人である私には、このような感動的な式典をやってのける素晴らしい国で生まれ育ったという誇りすら感じられた。
日本人で良かった、私はそう思えたのだ。
開会式で何より印象に残ったのは、聖火点灯であった。
神事を思わせる荘厳な音楽が流れる中、灯りが消された新国立競技場に少年が現れる。
彼は東日本大震災のまさにその日に、福島県内の病院で生を受けた男の子だという。
少年はゆるやかに聖火台へと歩んでいく、そして静かに火をつけるのだ。
途端、音楽はパッと花開いたように盛り上がりを見せ、競技場の灯りが一斉に灯る。
さらにそれだけでなく、競技場の周りからドカンドカンと花火が打ち上がるのだ。
これで思い出したのは、江戸時代のある有名人が自身の葬儀の日に、生前に予約した花火をサプライズで打ち上げさせた話だった。
これぞ日本人の粋というものだろう。
荘厳から華美へ、静から動へ、これぞ日本のエンターテイメントであろう。
もちろん開会式のパフォーマンスも、全てが楽しいものであった。
ドラえもんやピカチュウや悟空やガンダムが共演するアニメーション映像は日本の娯楽をとことん満喫させてくれたし、日本の祭りや伝統芸能を模したパフォーマンスは賑やかで面白かった。
何より、サザンオールスターズやゆずなどの人気アーティストによる音楽パフォーマンスが紅白ばりの豪華さで聞きいらざるをえなかった。
ことにサプライズ再結成を果たした嵐による新曲を含むメドレーは彼らのエンターテイナーぶりを遺憾なく発揮しており、日本一のアイドルグループのカリスマぶりを実感させられた。
開会式の音楽は件の小山田氏のものがそのまま使用されたそうだが、日本らしさを残しつつもポップで明るい音楽で開会式の雰囲気にこの上なくマッチしていた。
このパフォーマンスを観客ありで楽しめていたなら、そう思うとコロナが恨めしくて仕方ないものである。
他にも選手団の入場の壮観さや開会挨拶のメッセージの深みなど書きたいことは多いが、これ以上書くと長くなりすぎるので止めておく。
なんにせよ今回の開会式で感じたのは、これが日本の東京だからこそできた開会式であり他の国には絶対にできないものだということだった。
世界各国のメディアからも開会式は絶賛されているらしく、嵐の曲や小山田氏による開会式のサウンドトラックなどは既に海外の音楽チャートにも滑り込み始めているらしい。
私はこの国を今これまでで一番誇りに思っている。
そして、自分が日本人であることを世界の誰よりも幸せに思うのであった。

(この感想は2021年7月19日の夜に書かれたものです)







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May 24, 2021

今年の総選挙とボイス選挙の結果によせて

まずは総選挙及びボイスオーディション、ドリームユニットお疲れ様でした。
今まさにこの文章を書いていて、正直私の心は割と落ち着いています。
なんというか、今回の選挙は大した波乱がなかったのです。
前回でそういうものは出尽くしたのでしょう、今回は最初から最後まで何一つとして荒れることなく終わりました。
今回の総選挙及びボイスオーディションの上位組を見ていても見知った顔ばかりであると共に長らく上位入りが本命視されてきた実力派ばかりであり、今回の結果も『妥当』という言葉がよく似合うのです。
前回の総選挙・ボイスオーディション時には物申したいことでいっぱいで急き立てられるように書きなぐりましたが、今回は平穏な気持ちのままゆっくりと書き綴っています。
これもひとえに今回の結果の妥当さ故であり、それは本当に幸せなことなのです。

今回も総選挙及びボイスオーディションの票を有効に使うために、私はダイマ募集を行いました。
ただ普通に募集しても芸がないので、今回は『気に入った決め手』『一緒に見たい映画』などのテーマを決めてダイマを募集しました。
皆さん本当に協力的なもので、テーマに即した内容を込めて色んなダイマを送ってくれました。(今回の一連の企画や選挙戦で印象に残ったアイドルとPのことは後ほど綴ります)
そしてその際の多かったアイドルのダイマをもとに結果発表の2時間前に予想を立ててツイートしてみたのですが、実際の結果はそれとほとんど変わらない物だったのです。
今回の選挙はそれほどに、ツイッターから見た選挙と変わらないものだったのです。

今回の選挙戦は前回と比べても新しい戦術やアプローチが見られるわけでもなく、良くも悪くもいつも通りの選挙戦でした。
ドリームユニットという新しい選挙はありましたが、それもそれほど新しい風を吹き込ませてはいなかったでしょう。
証拠に、ツイッターでも言及したツイートがバズっていましたが『ドリームユニット』と銘打っておきながら上位はいずれも名のしれたユニットでしたし結果発表時にはユニット名が付随して紹介されていたのです。
今回のドリームユニット選挙で見えたのは、P達は新しいユニットの発掘よりも既存ユニットの掘り下げを望んでいるということでしょう。
選挙戦に話を戻すと、今回の選挙戦は票交換も見受けられましたが結果的には数の勝負にすぎなかったと思います。
私の所でもダイマの多かったアイドルがそのまま総選挙・ボイス選挙で上位になっていましたし、結局は担当Pが積極的に動いたアイドルが勝つ泥臭いながらも真っ当な選挙戦だったと思います。
むしろ『努力は報われる』ということが映えているのですから、これは良いことでしょう。
改めまして上位に入りましたアイドルの担当Pの皆さん、本当におめでとうございます。
これ以上選挙について書くことはないので、ダイマ企画への協力への感謝を込めて今回印象に残ったアイドル及びその担当Pを挙げさせて貰おうと思います。

鷺沢文香
ダイマ企画に積極的だったし数もそれ相応に多かったのが文香Pでした。
今回は前述の通りダイマにテーマをつけるというハードルを設けたのですが、それでも内容に即したダイマを持ってきてくれました。
なんなら映画に関するテーマのダイマでは一番バリュエーションが広かったのではとすら思います、文香にならって色んな作品を嗜んでいるからでしょうか?
今回の1位勝利も何一つ驚きではなく、至極当然と思わせるP達でした。

浅利七海
こちらも至極当然と言わせるレベルの1位勝利を収めたP達ですが、ただこちらは文香と違い前回も精力的だったP達でした。
ダイマの際にも単にアピールするのではなく「『シンデレラガールズ』ではなく『しんれれらガールズ』と発音するの、聞いてみたいでしょ?」なんて具合にこちらの興味を誘うダイマだったことも印象に残っています。
傍から見ていても「努力が報われたね」と思えるP達でした。

松本沙理奈(及びブルーナポレオンのメンバー達)
今回の総選挙で一番印象に残った、そして今回の総選挙でお世話になったと言っても過言ではない界隈です。
以前からもセクシー異文化交流やブルナポのメンバー担当同士での連携などで名の知られた界隈ではありましたが、今回はブルナポの衣装の帽子をアイコンに盛り込むことで連携を明示していました。
そして松本さんPは私から見た中で今回一番エゴサが活発で、発信もなかなか精力的でした。
ことにキーアイテムともいうべき豆乳についての思い入れは強く、その知識量を見込んで松本さんP界隈を対象に豆乳についてのダイマを募集した際にもオススメの豆乳の味や製品を選ぶコツ、豆乳を使ったレシピなどを教えてくれました。
そういったこともあり私はバナナ豆乳を試してみるだけでなく(美味しかったです)、総選挙の余り票をブルナポのメンバーらに注ぎ込んだりする程でした。
ボイス選挙での圏内は逃したもののユニット選挙では堂々の3位、これからにも期待が持てそうです。

桐生つかさ
前回のボイス選挙でボイスを獲得したつかさ社長でしたが、P達はそれでゴールにはしなかったようです。
「ボイスがゴールではない、シンデレラガールにすることが次のゴールだ」と言わんばかりに今回も担当P達は積極的だったのです。
Pは担当アイドルに似るとはいいますが、この向上心と積極性はまさにその好例と言うべきでしょう。

ライラ
今回も精力的だったのはライラさんP達もしかりで、今回もダイマ企画にたくさんのダイマを寄せてくれました。
前述の総選挙予想でも私はライラさんを2位に予想していましたし、それくらいに彼らの積極性は勝利を予想させるものがあったのです。
今回はボイス選挙の4位以下の順位が発表されませんでしたが、きっと4位は彼女だったと思います。
そして来年には、必ず悲願を達成するでしょう。

衛藤美紗希
今回の一連の企画で色んなダイマを見てきて色んなやり取りをしてきましたが、今回一番心に残ったのは彼女の担当Pでした。
松本さんPを対象にした回を除く3回で皆勤賞だったうちの一人だったのですが、上手く言い表せないような不思議と印象に残るものがあったのです。
文章や資料から伝わる思い入れなのか皆勤賞するほどの懸命さなのかは分かりませんが、結果発表時にその人のことが気にかかる程に印象に残っていました。
この「上手く言い表せないような」を言い表せるようになるためになら、ダイマ募集を続ける価値はあるのかもと今の自分はつくづく思っています。
なぜなら、この感じはこういった特殊な界隈以外にはないかもしれないからなのです。

他にも多くのPさん達にお世話になりましたが、これ以上書くと長くなりすぎるのでここまでにしておきます。
最後に、私は今回の総選挙・ボイス選挙を楽しめましたし結果にも満足しています。
来年どうなっているかは分かりませんが、今と変わらないなら総選挙にも参加して票を配っているでしょう。
その時にはどうか、また皆さんの担当の良い所をこの物好きに教えてやってください。
改めまして今回の一連の企画にご参加頂きました全てのPの皆さん、エゴサで私を見つけてくれたPの皆さん、そしてこの文章を読んでくれたあなたに感謝を申し上げます。
総選挙お疲れ様です、そしてありがとうございました。
では、また来年。

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May 21, 2020

総選挙とボイス選挙の結果によせて

以前から決めていたことなので、総選挙とボイス選挙の結果を受けての所感を記事にします。
まず総選挙のことから話しましょう。
まずシンデレラガールが加蓮なのは納得でした。
本当は志希か文香がそうなるんじゃないかと思っていたのですが、加蓮もそれに次いで勢いがあったので1位を狙える圏内にはいるなと感じていたのです。
そして驚いたのは、ベスト50に入ったアイドルがほとんどボイス実装済アイドルだったことでした。
確かに今回はボイス選挙が同時開催されていたので、ボイス未実装組担当がボイス選挙に、ボイス実装済組担当が総選挙に注力するのは必然のことでした。
それでもここまで分かれるのは…さすがに驚きだったのです。

一方でボイス選挙の結果に関しては、結果を見た時には驚きと戸惑いしかなかったのが事実でした。
多くのPとコネクションを作り関心と票を集めたつかさ社長が3位に入ったのは納得でした。
しかし…私の所に山ほどのダイマが来ていたライラさんは?七海は?
TLにあれほど溢れていた和久井さんは?
私がリプライ欄やTLで見ていた物はなんだったの?
そうとしか思えなかったのです。
さらに今回のボイス選挙では4位以下も好評されていません、だからあれだけ熱心だった彼らの苦労がどれだけ報われたかも分からないのです。
そしてその混乱を何より強めたのは、ワンツーフィニッシュを飾ったのがあかりとあきらだったことでした。
確かに二人のダイマも私の所に来ていました、しかしそれは片手ですら余るほどの数でまさかここまでの飛躍をするものとは考えすらさせないものだったのです。
確かに二人には話題性があります、ましてやあかりはニコニコで大規模なブームを起こしたばかりで第5回のしゅがはさんや第7回でのウサミンと似た流れにありました。
しかしながらこの結果はどうしても…悪い言い方になりますが、残酷なものに思えてしまったのです。
私が総選挙中のダイマ募集やTL監視で多く見たのは、ボイス未実装の古参アイドル担当Pが「今回こそは」「悲願を叶えたい」とあの手この手を尽くす姿でした。
私のあずかり知らない所であかりPやあきらPも同じように苦闘していたのかもしれません、しかし私の見てきた彼らにあったのは、あの二人の担当Pには確実にない"積年の想い"でした。
だからこそ判官贔屓と言ったら終わりですが、私は彼らにどうしても肩入れしてしまうのです。
それに今回の結果のダメージが誰より大きいのは、他ならぬ彼らだと思うのです。

この1年強での相次ぐ新アイドル実装が界隈で賛否両論を呼んだのは記憶に新しいでしょう、その中に『初めからボイス・持ち歌あり』が4人もいたことが幾数年もボイスを待ち続けているボイス未実装勢担当Pにとって屈辱に他ならなかったことは間違いありません。
さらに前回の総選挙では、ボイス無しで登場した新アイドルの1人が3位に入りボイスも持ちも獲得するということまで起こりました。
後から来た者が"破格の待遇"でも選挙での実力でも追い抜いていく、それはまさに屈辱の光景に他ならないのです。
そして今回で残る新アイドル二人がボイス選挙でのワンツーフィニッシュを飾り、ついに全員が追い抜いていったことになりました。
オマケにこの結果は、実装された新アイドルがすぐに受け入れられ高い人気を獲得したという証明にもなり、しいては今後のさらなる新アイドルの実装の推進力にすらなるものとなったのです。
さすがに考えうる最悪のシナリオである"切り捨て"は行わないでしょう、しかし運営が人気を保つ手段を新アイドルの精力的な実装に切り替え今回のケースのように新アイドルへ人気が集中するともなれば、既にいるボイス未実装アイドルのボイス獲得は、どころか活躍はさらに難しくなるかもしれません。
もちろん運営はボイス未実装勢に対しても常に冷たいワケではなく、デレステでのボイス未実装勢だけが報酬になるイベントやボイス未実装勢のSSRの精力的な実装など支援を続けてはいます。
しかし、もし今回の結果がその考えを変えさせたら…そのような不安は残るのです。
この所感はあくまで一人の担当なしPの勝手な感想であり、"担当なしP"以外の目線からの考察はあくまで想像上のものに近いものです。
そして以上の内容に気に障るような内容があったらすみません、指摘や批判は甘んじて受け入れます。

このままだと暗いので、最後に余興として今回のダイマ募集で印象に残ったアイドルをリストアップします。

・一ノ瀬志希
掴みどころのないギフテッドという印象が強かったのですが、ダイマでギフテッドとしての苦悩や人と同じような青春を送れなかった寂しさなどを内包していることを知らされハッとなりました。
変わった人だというイメージは変わりないのですが、その内には繊細な所もあるのだろうかと思わされました。

・池袋晶葉
こちらも天才というイメージが先行していましたが、ダイマを通して彼女がギフテッドではない天才(おそらくは努力型の天才)であることや一人の女の子としての側面もあることを知って、意外な気づきとなりました。

・工藤忍
それこそ「某MADで青森代表みたいにされて山形に攻撃されてかわいそう」くらいの認識だったのですが、夢を叶えるために故郷も家族も一旦捨ててまで上京したという話を知り、そこまで意思の強い人だったのかと驚かされました。
あとリンゴは前から青森産派です、安いしよく見るので。

・ライラ
なにせダイマが山ほど来たものですから印象に残らないハズがありません。
今回のライラさん担当Pの立ち回りを考えると今回の結果が不思議なくらいです。
あとアイスが食べたくなりました。

・桐生つかさ
正直に言うと意識高い系キャラはリアルでも苦手な方なのですが、Pを上司のような存在ではなくビジネスパートナーとして見ているというのをダイマで教えてもらい、それを踏まえて吟味する彼女のセリフが他のアイドルと一線を画していて面白いと思いました。
そしてボイス実装おめでとうございます。

・和久井留美
総選挙中も、そして今もTLで見ない日がありません。
毎日どころか毎時和久井さんやバレンタイン反省会のスクショやイラストが流れてきています。
情報戦でも物量作戦は効くんだな…と思いました。
あと今はもう婚姻届キャラじゃなくて猫好きキャラなんですね。

・三好紗南
前の記事でも触れたように、エゴサで一番インパクトを残したのは彼女の担当Pらでした。
あれはまさに発想の勝利と言って差し支えなく、投票へ突き動かすのに十分な魅力となってました。
私は企画上ダイマが来るまで投票できなかったのですが、来た際には「来たぞ、試せる!!」と喜んだくらいでした。

他にも多くダイマは寄せられましたし色々と書きたいのですが、あまつさえ長いのがさらに長くなるのも考えものなのでここらで止めておきます。
今回の総選挙の所感として、私自身も今回の結果には"他人事"のはずなのに複雑な心境を抱いていますし心の整理もついていません。
ただ今回の総選挙では色んなPさんと知り合え色んなPさんと交流できたので、その事を考えてプラスに考えようと思います。
末筆ながらダイマ募集企画に協力してくれた全てのPの皆さん、エゴサやファンアートでTLを盛り上げてくれたPの皆さん、そしてこの記事を読んでくださったあなたにお礼を申し上げます。
それではまた、総選挙に関するあれこれもコロナ禍も落ち着いた先で会いましょう。

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May 18, 2020

総選挙とボイス選挙によせて

まずは第9回シンデレラガール総選挙およびボイスアイドルオーディションお疲れさまでした。
今は選挙期間と結果発表の間の凪のようなのような情勢なので、まさに今回の選挙戦を結果に左右されず振り返るのに持って来いの時期なのではと思い、記事にまとめることにしました。
さて、今回の総選挙を過去と違うものにしたのは中間発表がないということでしたが、それ以上に大きかったのは第9回シンデレラガール総選挙(以下、総選挙)とボイスアイドルオーディション(以下、ボイス選挙)が同時開催されたということでした。
それを踏まえて何が違ったかというと…この感じで書くと堅苦しくなりそうなので、思い出話の中に盛り込む形で触れることにしましょう。

さて、この話をする前に少しだけ私自身のPとしてのステータスに触れておきます。
現在やっているのはデレステのみで2016年末から現役(ただしちょくちょく他アプリに浮気)。
担当はなし(今回はここが重要になります)、そして今までずっと無課金、それが私です。

さて、今回の選挙に於いては私は投票先が…正直に言ってありませんでした。
そして今回の選挙では私のみならず投票先に迷う人が多く出たのです。
例えばボイスあり勢の担当Pは、きっとボイス選挙でどこに投票するか迷ったでしょう。
また私のような担当なし勢は、元からどこに投票するかが決まってませんでした。
そこでボイス未実装勢担当Pは、このようなPの持つ票、言うなら浮動票の獲得に乗り出したのです。
ボイスあり勢担当Pにとって有効な手となったのは「このアイドルにボイスが付けばあなたのアイドルのいるこのユニットが揃う!」とアピールする手だったと思います。
松本沙理奈Pによるアピールが好例で、ブルーナポレオンの他4人の担当声優らの発言を引用したうえで「松本沙理奈にボイスがつきブルーナポレオンがそろうことこそがあなたのアイドルの担当声優の悲願である」と訴えかけたのです。
また桐生つかさPは彼女の趣味でもある異業種交流を活かし「あなたのアイドルと桐生つかさ社長の関わりを教えてもらえたらそれを宣伝として拡散する」として募集をかけました。
これはすなわち自分の担当アイドルのPRにもつながることであり、自担の良さを知らせたいPにとってはまさに相利的な企画でした。
しかしこういった中で見過ごされた票田があります、つまり私のような担当なしPです。
彼らの票はどこにいったのでしょうか。

それはまさに、私が今回の選挙で採用した票の使い道そのものでした。
つまり、ダイマ募集のタグを利用してダイマを募り、その謝礼として票を配布したのです。
例えば私の場合は「いろんな人のダイマを見たい」としてアイドルを問わず提供を募り、その後あらかじめ約束していた謝礼分の票を投票してからリプライでお礼の言葉とともに伝えるという方式を取りました。
企画は好評で、持っていた投票券が全てなくなり一部の参加者に「用意できずすみません」とお詫びのリプライを入れるほどにまでなりました。
こうした取り組みは担当なしPを含む"票が余った"Pで見られ、アイドルを幾つかに絞ったうえで提供された割合で分配する人や先着順で配布する人など多くの形をとることとなりました。
しかしながら…この形式はすべて上手くいったわけではありませんでした。
まず、複数の悪意あるP(ないしPを騙る者)によるダイマ募集からの晒上げというどうしようもない(しかし防ぎようのない)ことが起こりました。
このことについては話しても悲しくなるだけですし得るものもないので詳しくは話しません、しかしながらこの根底にあるのがダイマ募集というもの、しいてはダイマというものに対しての疑問であったことは間違いないでしょう。
そしてダイマ募集という形式に疑問を抱いたのは、悪意のあるPばかりではありませんでした。
自身の担当に強い思い入れを持つPからも疑問の声やダイマ募集に対する反発の声は上がったのです。
彼らの主張は「あれだけ魅力的な子が揃っているのに『担当なし』『投票先なし』はありえない」「ダイマを募集する人が陣営に入らないのならダイマ自体意味がない」というものでした。
ほかならぬ『担当なし』『投票先なし』の私からしても、彼らの私のようなPに対するこの意見は正しいものに思えます。
確かに3年半もやっていて「自分の担当は彼女です!」と言える子が
いないのはP失格と言っても過言ではないですし、『初めて迎えたSSRアイドル』『自分の所で一番ファン数が多いアイドル』などという具合に投票先を探すことは簡単だったはずです。
それでも私が配ることを選んだのは、その方法では自分はさほど楽しくないと思ったからです。
それよりは、他人(=ダイマをくれたP)を喜ばせることの方が自分も楽しいと思ったのです。
事実今回の企画に参加した多くのPからは感謝の声が寄せられ、それはとても嬉しいものでした。
この企画は投票券を腐らせないための企画であり、多くのPを喜ばせるための企画だったのです。
ダイマを要求したのは、前述の通りいろんな人のダイマを見てみたいというだけのことだったのです。
私以外のダイマ募集Pがどういう動機だったのかはありません、しかし少なくとも私には、これこそが担当なしPとしてできる最善の行為だったのです。

今回の選挙戦で自担を覚えてもらう戦術は、ダイマや他アイドルとのつながりアピールだけではありませんでした。
その好例が同担同士でのアイコン統一です。
遊佐こずえPが以前から花アイコンに統一していた例がありましたが、今回は他にも松本沙理奈Pの豆乳アイコンや浅利七海Pの魚アイコン、一ノ瀬志希Pの香水アイコンなど様々なパターンが出ました。
この中でも特にいいアイデアだったのは、パックマンのゴーストに担当アイドルを組み合わせたアイコンを配布し統一することでエゴサ時に通知欄にゴーストが並ぶようにし、パックマンのゲーム画面を再現した三好紗南Pでしょう。
他にも例はありますが、同担同士での連帯が以前より多くみられたのは今回の特徴の一つでしょう。
また第7回でウサミンPが使った「今回だからこそ」という戦術を有効利用したのは、結果発表日が担当の誕生日であるライラさんPでした。
また和久井留美Pが行った担当アイドルに何票投票したかのページを設けた上でノルマ達成によるグッズ作成を宣言することで票数を可視化すると共にモチベーションを持たせるという作戦は、同担同士での協力意識を強くする意味でも大きく作用したと思われます。
今回の総選挙は、みんなで夢をつかむ選挙だったのです。


今回の結果がどうなるかは私にもわかりません、ダイマや投票数から予想することはできますが自信はありません。
それでもこの選挙の異色さは心に残り、こうして記事の執筆に私を走らせているのです。
おそらくこういった記事のことを、界隈ではお気持ち記事というのでしょう。
それでも、私は書きたいことが書けたのですから後悔はありません。
最後に、私はこの選挙戦が楽しかったです。
次の総選挙時には私がどうなっているかは分かりません、誰かの熱烈な担当になっているかもしれませんし逆にPを引退しているかもしれません。
それでも、今回の選挙戦が楽しかったということはこの文章とともにずっと残るのです。
以上、長々とお目汚し失礼しました。



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May 18, 2018

All I Know Is We're Not Gettin' Paid Tonight!!

ブログ記事は1年ぶりになりますね…お久しぶりです、S*です
生存報告も兼ねて記事を一つ書かせてもらおうと思います。

皆が知る"伝説のチャンピオン"、QUEENの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が今年11月に公開されることになりました。
QUEENのブレイクから伝説の1985年7月13日のLIVE AIDでのステージまでをまとめたこの作品はまさにサクセスストーリー、きっとQUEENをなんとなくでしか知らないあなたにもその威光を知らしめることになるでしょう。
そういうわけで今回はタイトルにもなったQUEENの名曲"Bohemian Rhapsody”を、その優秀なパロディと共に紹介させていただきます。
名盤『オペラ座の夜』からの先行シングルとなったこの曲はピアノとボーカルだけの導入から多重録音が活用されたオペラ風パート、そして盛り上がるロックパートに余韻を残すラストとあらゆる音楽性を楽しめる仕上がり。
また当時には珍しかったPVが作られて話題となり、後のMTVカルチャーの先駆にもなりました。
そしてリリースされるとなんと当時の全英チャートで9週連続となる1位を獲得。
さらにボーカルのフレディ・マーキュリーが亡くなった際に再リリースされると今度は5週連続で1位に。
2012年に英ITVが行った「イギリス人が最も愛する楽曲」投票でも1位に輝きました。
最近ではカバー版が映画「スーサイド・スクワッド」で使われたことでも記憶に新しいのではないでしょうか。
そしてそれを上手くパロディにした例を3つご紹介しましょう。

まずパロディといえばこの人、ワイアード・アル・ヤンコビックによる"Bohemian Polka"。
彼のもう一つの顔であるポルカの名手としての顔がコメディの才能とガッチリ組み合ったこのバージョンは、1993年のアルバム"Alapalooza"からのナンバー。
全編ポルカで通した演奏にコミカルなボーカルが見事に活きてます。

続いてはアメリカの伝説的マペットコメディー番組"The Muppet Show"のマペットキャラクターたちによるボヘミアン・ラプソディのパロディ。
名キャラたちが大挙して登場するこのバージョンは、なんとQUEEN公認の下オリジナル版の演奏をバックトラックに使用。
マペットたちを知っていても知らなくても笑える逸品です。

そして最後は日本から、みんな大好き"ハッチポッチステーション"よりなんとボヘミアン・ラプソディと犬のおまわりさんのマッシュアップ!!
一見ミスマッチなこの二曲を合体させ笑いに昇華する才能はさすが、子供向け番組でここまでするんだからすごいものです…

他にもボヘミアン・ラプソディのカバーは多数存在、皆様もお気に入りのバージョンを探してみては?

Bohemian Rhapsody / Queen


Bohemian Polka / "Weird" Al Yankovic


Bohemian Rhapsody / The Muppets


犬のおまわりさん:ボヘミアン・ラプソディー / GUEEN(グッチ裕三とグッチーズ)



schwarze_spitze at 23:03|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Mascot_S 
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