4月1日から、NHK教育で、「デザインあ」という新番組が開始されるようです。

「こどもたちの未来をハッピーにする『デザイン的思考』を育てる新番組」とのことです。以下の方々が出演されるようです。
・グラフィックデザイナーの佐藤卓さん
・ミュージシャンのコーネリアス
・インターフェースデザイナーの中村勇吾さん

気になりますね。

さて、公式サイトでは、次のようなデザインの見方が書かれています。
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デザインには、工業デザイン、グラフィックデザイン、服飾デザイン、キャラクターデザイン、建築デザイン、照明デザインなど様々な分野があります。

それらすべてのデザインは、物事の本質をしっかりと見出し、そこに工夫を加えることで、さらなる使いやすさ、美しさ、心地良さを実現することを目的としています。

つまり、デザインとは、人とモノ、人と人との関係を「より良くつなげる」ための観察・思索・知恵・行動のプロセスです。

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分野には他にも、ソフトウェアデザインや情報デザイン、サービスデザインなど、様々あります。様々なモノがあれば、そこにはそれぞれのモノを形作るデザインのプロセスがあったという感じでしょうか。プロセスの理解が一つの課題となります。

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デザインのプロセスでは、様々な人が関わります。関わる人の全てが、デザイナーとしての役割を持つわけではないかもしれません。ここでは、デザイナーやデザイナー同士の関係に関する理解が必要となります。たとえば、優れたデザイナーとそうでないデザイナーの違いは何でしょうか?

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また、デザイナーは、様々な状況(シチュエーション、コンテキスト)でデザインを行います。同じモノをデザインするとしても、デザイナーは、状況による様々な影響を受けるかもしれません。状況についても理解を深める必要がありそうですね。

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「デザインをみせて」と頼まれた場合、デザインのプロセスを見せてほしいというわけではないことに注意が必要です。また、モノ自体を見せてほしいという意図でもなさそうです。モノ自体はまだ存在しないかもしれません。このことからは、モノ(オブジェクト)としてのデザインについても考える対象になると言えるのかもしれません。デザイナーは、モノとしてのデザインを扱っているということでしょうか。さらに、モノとしてのデザインとモノ自体との関係も気になる点かもしれません。

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最終的なモノには、モノを利用、使用、体験するプロセスを通じて、モノと関わることで満足価値を得る人、つまり、ユーザーがいます。ユーザーが満足してくれるかどうかは、誰でも同じとは限らないようです。また、関わる場や状況が満足してもらえるかどうかに影響しそうです。ユーザー自体やユーザーがどのように、どんな場でモノと関わるのかについても理解したいですね。

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そして、ユーザーが満足するかどうかが、モノやデザインの評価を決めるものであるなら、デザインのプロセスでは、ユーザーの満足こそが目標とすることになりそうです。

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この枠組みを使って、記事を書きました。

料理とデザイン

キャラクターつくりとデザイン

物語工学論と設計

 

更新履歴:
2011/3/25: 図の追加とそれに伴う修正。