8月30日、函館市営熱帯植物園にて、小学生を対象とした昆虫学集会が行われました。このイベントは、講演者として函館短期大学の林原和哉氏をお招きし、道南に分布する昆虫を紹介するというもの。植物園園長の酒井さんは「これをきっかけに、自然に関心を持ってもらいたい」と話していました。

北の大地で南国の花々と出会える函館市営熱帯植物園に、世界のクワガタとカブトムシが集結。はこだて科学祭の一環として本園で催された「昆虫学習会」では、小学生を対象に、道南に分布する昆虫に関する講演が行われました。
主な内容は、名前当てクイズとして出題された昆虫の生息地、生態、食性などを解説するというもの。正解者は外国産のクワガタやカブトムシをもらえるという特典から、子供たちは競うように手を上げて答えていました。スクリーンに昆虫の写真が写された瞬間、会場中に飛び交うたくさんの「ハイ!」という声に圧倒された保護者の皆さんも多かったはず。素人の私には分類すら分からない問題ばかりでしたが、中には長いカタカナ語の種名を正確に答える強者も現れ、出題者が「素晴らしい!」と、驚きを隠せない一面もみられました。
出題された昆虫は、増殖しすぎてモンシロチョウの存在を脅かすオオモンシロチョウや、毒性のあるジャコウアゲハに擬態しているアゲハモドキ、米国の農業に害を与えるマメコガネなどで、それらがみられるようになった経緯も合わせて解説されました。講演者である函館短期大学の林原和哉氏は「問題意識を持つことが何より大切です」と、未来の昆虫学者たちにメッセージを送っていました。
また、道南に分布するクワガタやカブトムシが好む樹木の見分け方や、飼育法についての解説もされました。参加者全員にそれらがプレゼントされることから、お母さんたちの「ちゃんと聞いておきなさいよ」という耳打ちと、「大丈夫!」という自信満々の返答が、あちこちから聞こえてきました。ここ数日で急に肌寒くなった函館。林原さんからの宿題「越冬させてくださいね。」を達成すべく、今日から各ご家庭で飼育に奮闘する子供たちの姿が見られそうです。
講演終了後、七種ものクワガタの名前を当ててヘラクレスオオカブトをもらった男の子の周囲には人だかりができていました。「すごいね。128ミリメートルもあるなんて大きいね。」と声をかけると、「もらえてうれしい。でもね、これの仲間のヘラクレスレイディは180ミリメートルもあるんだよ。」と、昆虫博士の顔をして答えてくれました。

広く深い昆虫の世界をのぞき、興味の種をまかれた子供たち。いつかどこかで、紹介された昆虫を目にしたとき、あるいは将来、自分の子供が「クワガタを飼いたい」と言い出したとき、今日のことを思い出してくれるに違いありません。
(レポート:大西 由花)

北の大地で南国の花々と出会える函館市営熱帯植物園に、世界のクワガタとカブトムシが集結。はこだて科学祭の一環として本園で催された「昆虫学習会」では、小学生を対象に、道南に分布する昆虫に関する講演が行われました。
主な内容は、名前当てクイズとして出題された昆虫の生息地、生態、食性などを解説するというもの。正解者は外国産のクワガタやカブトムシをもらえるという特典から、子供たちは競うように手を上げて答えていました。スクリーンに昆虫の写真が写された瞬間、会場中に飛び交うたくさんの「ハイ!」という声に圧倒された保護者の皆さんも多かったはず。素人の私には分類すら分からない問題ばかりでしたが、中には長いカタカナ語の種名を正確に答える強者も現れ、出題者が「素晴らしい!」と、驚きを隠せない一面もみられました。
出題された昆虫は、増殖しすぎてモンシロチョウの存在を脅かすオオモンシロチョウや、毒性のあるジャコウアゲハに擬態しているアゲハモドキ、米国の農業に害を与えるマメコガネなどで、それらがみられるようになった経緯も合わせて解説されました。講演者である函館短期大学の林原和哉氏は「問題意識を持つことが何より大切です」と、未来の昆虫学者たちにメッセージを送っていました。
また、道南に分布するクワガタやカブトムシが好む樹木の見分け方や、飼育法についての解説もされました。参加者全員にそれらがプレゼントされることから、お母さんたちの「ちゃんと聞いておきなさいよ」という耳打ちと、「大丈夫!」という自信満々の返答が、あちこちから聞こえてきました。ここ数日で急に肌寒くなった函館。林原さんからの宿題「越冬させてくださいね。」を達成すべく、今日から各ご家庭で飼育に奮闘する子供たちの姿が見られそうです。
講演終了後、七種ものクワガタの名前を当ててヘラクレスオオカブトをもらった男の子の周囲には人だかりができていました。「すごいね。128ミリメートルもあるなんて大きいね。」と声をかけると、「もらえてうれしい。でもね、これの仲間のヘラクレスレイディは180ミリメートルもあるんだよ。」と、昆虫博士の顔をして答えてくれました。

広く深い昆虫の世界をのぞき、興味の種をまかれた子供たち。いつかどこかで、紹介された昆虫を目にしたとき、あるいは将来、自分の子供が「クワガタを飼いたい」と言い出したとき、今日のことを思い出してくれるに違いありません。
(レポート:大西 由花)
