またまた随分と久し振りのブログ。。。


いつも言いますが、、決してサボってたわけではないつもり、、、


新芽も固まり雑草も鬱陶しく感じる時期に突入


梅雨入りも間近となって、蒸し暑い日もあったりなかったり、、、


はい、私はジメジメと蒸し暑いのは嫌いです


が、皆さん大嫌いな毛虫ちゃんはジメジメがお好きなようで


湿度が上がった頃に発生しやがるんです。


毛虫の大量発生のタイミングはだいたい年2回あって、


桜が終わる頃から梅雨入り前後と梅雨があがってからのお盆前後。


細かい発生も考えると、4月中旬~11月までは発生する時もある。


毛虫の種類によっては、若干時期がずれて発生することもありますが、


だいたいこの2回。


だから、防虫に関して当社では1回目の薬剤散布を新芽の固まる5月中旬以降と


お盆前の年2回の薬剤散布を推奨しています。


新芽が固まっていないと、規定希釈倍率で散布しても樹種によっては


薬害がでることがあるから。


当社では害虫・病気・時期に合わせて10種類以上の薬剤を使い分けるんですが、


主に毛虫防除の際も、


速効性(実際にかかって死ぬ)


遅効性(葉を食べて死ぬ)


この2種類の配合比率を変えたり、ついでに病気予防で殺菌剤も混ぜたり。


また、効果期間を長くする為に展着剤(のり)を混ぜるんですが


効果期間は約1ヶ月程。


雨量が多いと更に期間は短くなる。これは、どこの植木屋さんでも同じ悩みかと。


参考ですと、ホームセンターにも売っててお庭のあるお家に買い置きがあったりする、


スミチオンは速効性ですね。




しかしやっとでました新薬が


今まで市販されていた薬剤とは違い、メーカー公表では害虫のみに効果があり、


効果期間も約3ヶ月と超長い


この薬剤は、遅効性で葉を食べることによって筋肉痙攣をおこさせ餓死させるという物。


有機リン系が直接神経に作用するのと違い、人や犬猫への安全性も非常に高い


実際、動物病院の植栽管理の際も院長に使用許可を頂きました。


もちろん、出入りのある診療中に散布ではなく時間外に散布し


しっかり乾くまで、散歩中の一般の飼い犬も植栽帯に近寄らないよう


配慮はしました。


ただ、お値段がいつもよく使う薬剤の4倍近いお値段。


う~ん、早よ普及して値段安ならんかな。。。