東十条無頼

東十条の夜を彷徨い続けるオトコ独り、その妄想ロンド

雲龍一包軒/ホワイトアッシュの盆の上にて3

フラットでなく、巾深い濃淡を持ったぶ厚い雲の下。
京葉道路だか国道14号だか、何と言うのかいつも迷ってしまう大通りから錦糸町駅方向へとアプローチしていって、結局目ぼしいところが見つからず、もう惰力だけを頼りに駅ビルへと突入。

レストラン街に降り立って、一緒にエレヴェータに乗り込んだはずの日本人パーティ二組はスムースに各々どこかへと消えてゆき、最後に乗り込んできた外人二人連れとまったく同様の怪しいアクションでフロアをうろうろと徘徊するということも、これも私の個性の発揮だと自画自賛している。
というか、そう思わなければやってけないので ……

<H29.6.7>
07-06-2017 011-21-28 AM
「雲龍一包軒 錦糸町テルミナ店」

BGMは中華らしからぬ、スージーQに似たやつ。
もしかしたら本物のスージーQなのかも知れないが、私は彼女の歌を、BOOWYと競演した時のものしか知らないので判断がつかない。

ランチメニュウに目を通すと、麺と餃子のセットが充実しているようである。餃子は非常に魅力的だったのだが、お昼ご飯に麺という感覚がちょっと私には備わっていなかったので、単品のランチセットの中から、バカの一つ覚えのものを。

―― 麺がNGって、蕎麦だってスパゲッティだって麺じゃんかよ ……

07-06-2017 011-40-04 AM
“四川麻婆豆腐定食” 外税で @1,026也。

春巻きとザーサイとスープが付き、白いご飯は中華屋でよく見る小さな白い器への面一(つらいち)圧縮盛り (笑)。
麻婆豆腐のカラーリングはまずまずで、これは中華屋さんでは通例のような気もするんだけど、量がご飯に対してやや多め。ということはご飯はお代わり自由というやり方なのかも知れないが(未確認です)、私にはご飯はこの一杯で足りそうな感じ。

繊細というよりもやや醤油感を纏う卵スープが、逆に嬉しかった。春巻きとザーサイには醤油をまわしたが、これを白いご飯と一緒にやってしまうと口中調味上さらに麻婆豆腐が余ってしまいそうだったので、それぞれ単体で賞味。
果たしてその主体、麻婆豆腐は食べられる辛さ(私レベルでふつうに汗ばんでふつうに鼻水が出るくらい)。少々片栗粉が利きすぎていて、少々“味”というか、分かんないんだけど豆板醤感が薄弱なのか

07-06-2017 011-19-52 AM
やはり麻婆豆腐というものは、味が薄目方向よりも濃い方向に振れるほうが似合う料理の代表選手だと思うが、今回、とくに私が天才にわか料理人としての腕を揮うまでには至っていない。

大面積を誇る硝子の向こう。
シェルタリングスカイを突き刺すバベルの塔の仁王立ち。果たしてそこには今尚超能力少年が住むというのか ……

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グラン・ブルー/Blue に還るとき

「どうやって息をするの ?」
「彼は息をしない」

blue :
1. 青色。藍色
2. 憂鬱であること。また、そのさま

先週、「レオン」を観た。
今週も畳みかけるように、私行きつけの北千住の劇場に「グラン・ブルー」が掛かっていたので、もう矢も楯もたまらずにやってきた次第。
どこでご飯を食べるか、今日は迷わないことにした。
これは積極的理由[注1]と消極的理由[注2]の相乗であることは間違いなく、運命のメトロから地上へと這い出す階段の踊り場というか、一寸平坦となったところからアプローチ出来る、いつもの百獣の王の名を冠する店へと

注1) その店のテーブルに着いてしまえば、ウェイトレスの女の子たちからのチャーミングな笑顔が保証されるという点
注2) 北千住というご飯処過疎地区において、他に選択肢は無いという点

<H29.6.4>
04-06-2017 014-42-16 AM
「銀座 LION」

私をダウンさせないでください ♪

BGMはいつもの大ブリテン及び北アイルランド連合王国版ずうとるび。
北千住でのご飯処新規開拓ということには正直もう限界を感じていて、結局、毎度こちらをあてにしてしまっている気がしないでもない。唯一の不満要素は同じメニュウにもう厭きてしまっているということだが、それを差し引いたとしても。

本日の私の卓担当は、若葉マークもフレッシュな女の子。
まだ慣れていないようで、少々ぎこちない接客となっている、のは良いんだけれど、周りのスタッフからたちのバックアップが上手く得られているようにみえないことが、些か不安である。
一方嬉しいことに、メニュウが更新されていた。
といっても似たようなものベースのディフュージョンなんだけど、それでもけっこうにフレッシュな気持ちにさせられる[注3]

注3) このメニュウの更新、または本日のおすすめのこまめなローテーションは、それを実直に実行してゆくということが結構に重要なことだと思うのだが、現実それをなおざりにする店は多い。飲食店、例えば居酒屋の店長なんかは、元々が自分が酒飲みだからそういう仕事に引き寄せられた人がほとんどだろうと私は見ているが、客目線では鮮明化するであろう諸問題の多くを、お店側に回った瞬間にロストしてしまうということについても、もう何度か先述させていただいたような気もするんだけど ……

04-06-2017 013-50-13 AM
Wハンバーグ
“デミグラスソース&和風ソース/ライスセット” @1.380也。

ライスセットの内容はライス、ミニサラダ、ドリンク。
ドリンクのタイミングはいつ ? とのことで、食後でとお願いした。ほどなくしてミニサラダ、おっかけWライダー、もとい、Wハンバーグがやってきた。若葉ちゃん(若葉マークの女の子を、便宜上若葉ちゃんと名付けることにした)が、器が熱いので注意してくださいとの旨アナウンスをくれたので、素直に「ワークの熱に注意しよう、(加藤)よし !!」と指差呼称してから、やおら料理にとりかかった。

ハンバーグはいつものハンバーグ。
白いご飯はいつものフォーク&ナイフでも食べやすいもっちり系のご飯。最高巡航速度で食べきって、不安を抱えつつ、ドリンクを待った

04-06-2017 014-47-09 AM
若葉ちゃんがようやく私の食べ終わった器に気付き、それを片づけてコップの水を補給してくれたが、ドリンクを出していないことには気付いていない。
なのでもう暫し待っていたら、本日のフロアをハンドリングしていると思しき若き男性が、若葉ちゃんを休憩(まかないタイム)にいれてしまった。でもお店なので、当然組織として注文をちゃんと出し切るルーティンの確立はされているはず、そう信じて(なんて俺は今の飲食業界、とてもじゃないけどそんな“まとも”を求められないということを百も承知している側の者であるが)2、3分待ってみたけどダメだったので、諦めて席を立った。

でも自分でこんなこと言っといてなんだけど、これはけっしてこちらのお店の弁護ではないが、私が体験させて頂いた「銀座 LION」の他店舗と比較したら、この北千住のお店の接客は、今日はたまたまこうなったけど、客目線から見てもっとも好ましいものだといつも思ってます。
とくに池袋の店に比べたら (やめなさい !!)


【 以下映画の話 】
1988年 132分(オリジナル版) フランス/イタリア
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「グラン・ブルー」

この作品を恐らく、劇場で観ていないだろう。
レンタルビデオで観たのだ。それも恐らく、一緒に借りる(といってもこちらがメインとなろうが)エッチビデオを受付のお姉さんの目から隠す為の小道具として(ご存じのとおり、その実質的効果は限りなく透明に近いものだが)。で、私の脳裏に残存する「グラン・ブルー」の記憶とは(いや、その時は「グレート・ブルー」だったか)、どこまでも青い空の下、どこまでも碧い海中でイルカと戯れる奇人ということで、それはそのとおりで合ってたんだけど、私の中で本作は、その圧倒的映像にまかせた観念的映画であって、ストーリーらしいストーリーの存在しない映画だと、永らくそういった認識でいて、また殊更本策の感想について誰かとやりあったこともないので、今日までずっとその感覚を引き擦っていたことは、それは紛れも無き事実である。

―― 一方フェリーニの「甘い生活」や「8 1/2」を高校生の頃に観たときも、ストーリー感のない、何だかよく分かんない映画だなぁと思っていたが、大人になってから観返してみるとそれらについては、ああ、やっぱストーリーなんかなかったわと (笑)

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ところが今回この作品を観返すと、非常にシンプルな物語が、しかも一貫されているということにあらためて気付かされ、ちょっと意外だった。
その非常にシンプルな物語とは、まあ、男特有の、見栄というか意地の張り合いとか、そんなやつ。幼なじみというよりは、ちょっとガキ大将と子分的関係を引き擦るエンゾ(ジャン・レノ)とジャック(誰だか知らない役者)。

「お前はスーツを買え。もう一つ、フランス人を探せ。ジャック・マイヨール」

各地で行われる素潜り大会でフリーダイバーとして優秀な成績を納め続けていて、しかも優越した(と自分では思っている)イタリア人なのに、幼なじみの、イタリア人よりも劣っている(と思っている)はずのフランス人、潜水士の息子ジャックに、是が非でも公の場で完全勝利しなければ自らが証明されないとでも思っているのか、何か強迫観念に近いものに揺さぶられ、事故にあって溺れかけたダイバーを助けるのに足元みてせしめた大金で、ジャックを探せと弟(分?)に命令するエンゾ

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アンデス山脈の高地。
ニューヨークを拠点とする保険調査員のジョアンナ(着痩せするタイプだが、意外と巨乳)は事故調査の為にこの僻地を訪れ、氷結した湖に酸素ボンベの装備もなしで潜行する、まるで魚眼のような、異様なゴーグルをつけた男とすれ違う。
これが映画というものの真髄だとも思うが、そのすれ違う刹那を以て、彼女はその半魚人に恋をしたようである。

全編にわたってほとばしる映像美。
昨今「ゼロ・グラビティ」→「バードマン」→「レヴェナント:蘇りし者」で三年連続のアカデミー賞撮影賞を受賞したエマニュエル・ルベツキというキャメラマンがいるが……。
なんだろう。アカデミー賞三年連続受賞っつったらもの凄い偉業だと思うんだけど、本作もそうだし、言わずもがなの木村大作とか、あの「ダーティハリー」の、スタジアムでイーストウッドの鬼の形相のアップから延々引いて遠景にして魅せたキャメラマンとか、そんなのゴロゴロしてた時代でもそれを成せたのかっつったら、どうなのかな ……

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シチリア島、タオルミーナの決戦。
幼なじみのエンゾ手配の航空券、ホテルを頼りにしたわけでもないのだろうけど、半魚人がついにダイバーとして表舞台、その白日の下に姿を晒す。

手放しで歓迎するエンゾ。
エンゾとジャックはお互いの再会を祝福し、飛びっきり景色のよい海っぺりのレストランでスパゲッティを楽しんでいたが、そこへエンゾのお母さんが臨場。お母さんの茹でたスパゲッティ以外食べることを禁じられている、もっと言ってよそのスパゲッティを食べたら殺されるエンゾは(笑/さすが総マザコン社会のイタリア男 !)、追加注文したスパゲッティを、慌ててもうお腹いっぱいの、ジャックと、ジャックを追ってやってきたジョアンナ、二人の手元へと押しつけた。

余談ながらエンゾの母親の茹でるスパゲッティは、それがイタリアの家庭的なものにどれだけ準じたものかは知らないが、正直けっこうにばさばさで不味そう (笑)。
基本フランス映画なので、その描写だけは、イタリアの現実を再現出来ていないと信じたい気持ちでいっぱいだが ……

04-06-2017 014-51-03 AM
そしてコンペティションいよいよ佳境。
エンゾが好記録をはじき出し、首位に立っている。それを目指しながら次々と淘汰されゆくプレーヤーたち。そんな中順番の回ってきた、その順番を急いて待たず、寧ろ傍観していた一人の半魚人、“息をしない男”が、エンゾの記録を物静かに打ち破った。

幼い頃、潜水士だった父が目の前で海に食われてゆくのを目の当たりにしたジャック。
父を助けようと無我夢中で飛び込もうとして、船上の叔父に大人の力で押さえつけられ、敵わなかった。岸壁の磯から釣り糸を垂れていた銀縁ちメガネのガキ大将エンゾも、船上で繰り広げられるそのただならぬ光景を目の当たりにして、手も足も出ない。

生きとし生けるもの、すべての命の源にして同時に死神でもある、途方もなく美しき海という名の Blue。
その理不尽にして圧倒的な暴力と無限の慈愛との同居というものが、即(すなわ)ち“自然”そのものだということを、我々日本人は、今更フランス人やイタリア人から教わらなくたって、そんなの最初っから骨身に沁みて知っていることだろう。
まただからこそ、この映画は日本でうけたのか ……

04-06-2017 015-29-21 AM
“娘さん良く聞けよ、山男にゃ惚れるなよ”

後半殊更にこの映画が言わんとしていることも、日本人に昔っから感覚の備わっている、そんなところ。
山にとり憑かれた男、また海にとり憑かれた男に恋してはならない。そうすれば必ず不幸が待っている。何故ならば、いや、この感覚は私の知るところではないんだけど、恐らく山や海、その自然の持つ魅力と女の持つ魅力とを秤にかけたとき、敗北するのは常に女の側、ということからなのであろう。

エンゾの雪辱戦の会場。
ジャックの体調を科学的に管理しつつ競技会の運営にも関与していた医師が、今回のジャックの叩き出した記録は人間の生命の限界線に達しており、それ以上は危険だという判断を下して競技の中止を宣告する中、それを振り切って海に突っ込んでゆくエンゾ。
海上からエンゾと繋がるロープをただ握りしめ、しばらくその様子を探る素振りを見せていたジャックだが、とうとう異常のシグナルを感知してしまったか、やにわに海中に突っ込んでいった

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ジャックの胸の中で果てるエンゾ。新しい命を身籠るジョアンナ。再び深海へと、エンゾをキャッチアンドリリースすべく潜行してゆくジャック。友の力を借りて、無限の Blue に滲みゆくエンゾ。ジャックは這々の体で浮上したが、そのまま担架で病院送りとなった ……

このエンゾが海に還ってゆくシーンは、同じくフランス映画(1967年だが)の「冒険者たち」で、アラン・ドロンとリノ・ヴァンチュラ演じる二人の男たちとの淡い三角関係を朧気に形作りつつ流れ弾に当たって命をおとした女神レティシアを、彼女の愛する海へと男二人で還す名シーンを彷彿とさせる

04-06-2017 015-26-55 AM
「私の愛を見てきて ……」

根負けしたジョアンナが、再びとり憑かれたように月明かりの海へと繰り出そうとするジャックを、あきらめたように送り出す。自分のお腹にあなたとの子供がいるのだと告げて尚、海中へと還ろうとするジャックを ……

もう月明かりさえ届かなくなった世界。
どこからともなくイルカがジャックを迎えにきた。どこからどうみても、ジャックのその眼(まなこ)にジョアンナの愛が映っているとは到底思えない。まるで別方向を向いたジャックがイルカとのランデブーに漕ぎ出す。
はて、哺乳類であるイルカは当然息をするが、この息をしない男と、息をするイルカとの Blue に抱かれて恋は、果たして成るか ……

Fine

家帝/苔のむすまで4

午後五時に近いところ。
今日は朝起きて、日清カレーヌードルをひとつ食っただけだった。何故ならば、朝起きてカレーヌードルを食って、また寝たから。
ひどく中途半端な時間だったが、やはり何かひもじさを覚えつつ、でも先ずは仕事を済ませて、さっき通りかかって営業中と見えたカレー屋さんに舞い戻った次第

<H29.6.3 方南町>
【 挿入画/いつかの池袋 】
28-05-2017 017-50-02 AM
「家帝」

実は最初っから、元川口探検隊のパーマネントメンバーであった私は、看板の中に垣間見えたYETIの文字列に強く心を揺り動かされていた。隊長亡き後、藤岡弘さんからの引き抜きの話も頂戴したが、私は、私の限りなくリスペクトする川口隊長に殉じる為、そのお話は丁重にお断りさせていただいた。
或る時、私を守るために川口隊長がピラニアに喰われていたまさにその時、こともあろうに磯野洋子は~~
【 以下ディレクターズ・カットさせて頂きます 】

「辛さは、ミディアムでいい ?」

日本語にかなり長けている感じの、フレンドリィなウェイター氏。このミディアムというのは使えるなと、心の悪魔ノートにメモしておくことにした。
先客が一人、大ジョッキを手に物思いに耽っている。
注文を終えておもむろにメニュウに手を伸ばしてみれば、おつまみ系がやけに充実しており、彼の国風のものは勿論、たたきキュウリや冷や奴に至るまで、この痒いところに手の届く品ぞろえには、俺としたことが本気で飲み始めたくなってしまったくらい。

―― 最初に完全お食事系注文しといて良かったわ ……

03-06-2017 017-49-28 AM
“ハンバーグカレー” @850

所謂酒前(と俺が言ってるだけだが)として注文したものだが、当たり前ながら舞い降りたその皿は相当にがっつり。
その風景はシンプルながら、恐ろしくチャーミングでもあった。ハンバーグは、正直言って何も期待していなかったんだけど、買い物だったとしてもけっこうなボリュウムを纏った存在感も十分なもの。指先で往年の舶来玩具(かは知らない)“モーラー”のように弄(もてあそ)んでいたスプーンが、スムースでプレーンなそれにまるで生き物のようにもぐりこんでゆく。

リンゴと蜂蜜とろ~りとろける甘いカレー。
これはインド人が日本人の為に目指したハウスバーモントカレーだと思う。別にそれで何ら文句はないのだが、敢えて私は疑問を呈したい。こちらのお店に限ったことではないが、ハンバーグカレーやハンバーグスパゲッティというものによくよく見られる、というかその状態のものしか私は経験したことがないが、そのカレーやミートソースに、何故自動的に、そして安易にハンバーグのソースを兼ねさせてしまうのか、ということ。

いっつも思うんだけど、もしハンバーグが独立した、例えばガーリック醤油なんかで味付けられていたとしたならば、どんなにか、更なる楽園を堪能出来ると思うのに ……

28-05-2017 017-34-17 AM
こちらが使い勝手の良い居酒屋として機能しそうだということは、既に前述させていただいた。
そして、やおら突っ込んできた大酔っぱらいのお爺さん。大酔っぱらいのお爺さんをインド人が窘(たしな)める画というのも、珍しい気もするし、私としては寧ろ懐かしい風景のような気もする。

「こないだごめんね !!」

お爺さんがしきりに、こないだ酔いすぎてお店に迷惑を掛けたと謝罪を繰り返していたが、それも俺の酒人生、何百回も繰り返し蓄積してきたカラースライドの焼き増しに過ぎなかった。最初は健気に謝罪から入り、(こっから先俺の想像だけど、まず間違いなく)そして調子にのってきたところで今夜もまたまた元気百倍 !! それはあたかも上質なクラシックのような豊潤なダイナミックレンジを以て、クソ爺の無伴奏シャコンヌは今夜もまた、さざれ石の巌となるまで鳴り響くのよ ……

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