コーチングについて語られるときに、
「魔法」と言う単語とセットになっているのを
時々見かけることがあります。


確かに、コーチングのテクニックを
ちょっと試しただけで、まるで魔法の様に劇的な
変化を感じられることがあるのは事実だと思います。

しかし、わたくしはどうもこの魔法という言葉と
コーチングをセットで使うのには抵抗を感じてしまうのです。


特に、子育てというカテゴリにおいては、
その思いが一層強くなります。

「魔法の○○○○」

というのは、どうも好きになれないんです。


魔法使い
それはなぜかと言いますと、
子育てのいろんな状況において、
うわべだけのコーチングテクニックを使えば、
簡単に何でも解決してしまうと思われてしまっては
いけないと思うからなんですね。


特に、「ママにこにこコーチング」では、
ビジネスコーチングによくあるような、
具体的なテクニックをお伝えするような形式は
とっていません。


もっと根本的な、ひとつ抽象度の高い視点からの、
情報をお伝えして、いろんな状況に対応できるように
との思いからプログラムを作りこんでいます。


「こういう時は、こう対処しましょう」
的な、場面ごとの具体的な対処方法をやっていったら
きりがありませんし、場面ごとの対処法をひとつずつ
覚えていかなければならない様にも思えてしまいますよね。


さらには、新たな状況に遭遇するたびに

「どうしたらいいんだろう?」

って事になりかねませんよね。


もちろん、具体例の蓄積から応用していくという
手立てを否定するわけではありません。
それもひとつのアプローチではあると思います。

たとえば、自動車教習所を例にとってみましょう。

教習所で教わった運転は、非常に抽象度の低い方法です。
※少なくとも自分の時は…です
※抽象度が低いというのは、非常に具体的であるとも言えます。


後ろ座席の窓の半分くらいまでポールが見えたら
ハンドルをどれくらい切る。とか…

車体のどの部分を目印にする。とか…


教習を受けながら、
「それって車が変わったら何の役にも立たないんじゃないか?」
と、思っていたのを思い出します。

もちろん、カリキュラムの中で機械的に教習するには、
それがいいのかもしれませんが、
実際に自分で車を買って運転するのに直結する情報とは
言えないわけです。


でも、教習所内の試験をパスするにはその方法でも
なんとかなるわけです。


子育てにおいては、この方法は避けたいところです。


そして、「魔法」と言う単語からは、
「簡単に、すぐになんでも解決」というイメージを
連想してしまうのではないかな?という懸念もあります。


確かに、「子育てが楽に、よりハッピーになる」というのを
標榜していますが、それは決して刹那的にその場でその場で
楽をしちゃいましょうと言う事ではないんです。


もちろん、実践していく中で、あらゆる場面で楽に
なって行くということはありますし、
長期的に見て、子供の成長自体がハッピーをもたらしてくれるという
視点に立っているのです。


それを可能にするのは、

「徹底的に関わる事」

です。


いや、もちろんおかあさんが子供に徹底的に
関わっていることは百も承知です。

少し関わり方を変えた上で関わっていきましょうという提案なんです。


なので、「ママにこにこコーチング」を実践すると言う事は、
今まで以上に時間を要する場面も多々出てきます。

いや、時間を軸にしたら明らかにより多くの労力が必要になるでしょう。


極端な話、

「ほら、もういいから行くわよ!」

と、叱りつけながら、泣き叫ぶ子供の手を
無理やり引っ張っていくのが一番時間は
かからないでしょう。


それがある意味当たり前の世界に、
わたしもずっといました。

でも、それでいいんですか? って事なんです。

その状況で、ハッピーですか? って事なんです。


そこで、正面から子供と向き合い、
価値観を押し付けず、
導き選択させるアプローチをしていった場合に、
その時の10分、15分が将来どれほど
貴重なものをもたらしてくれるかと言う事なんです。


重要なのは、おかあさんの自己イメージです。

子供は、やらせようとすればやらないし、
やめさせようとすれば、やるんです。

子供を無理やり変えることはできないと思ってください。
無理やり変えられたと思った時は、いずれどこかで歪が生じます。


おかあさんの自己イメージを変えていきましょう。


コーチングというアプローチに変えて
徹底的に子供に関わっている自己イメージです。


このブログにたどり着いたおかあさんなら、できます。


 

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