とてももったいないと思うことがあるんです。

それは、今一般的に行われている
子供を怒ったり叱ったりする子育てに疲れてしまったり、
疑問を持ったりして、その解決方法を探し求め、
勉強し、実践するところまで行く様な、
熱心なおかあさんでも、ある理由の為に
新しいアプローチをあきらめてしまう場合がある事なんです。


その理由で一番多いんじゃないかと思うのが、

「同じようにやったけどうまくいかない」

と言うものです。


こんなやり取りを見かけたことがあります。

あるコーチングのテクニックが具体的に紹介されていたのですが、
それに対して、

「それはもう、何年も前からやっています。
もうひとつの方法も試しましたがダメです。
結局無理なんじゃないですか」

とか

「言われたとおりにしましたが、
コーチングになりません。
もっと小さいうちからじゃないと、
無理なんじゃないでしょうか」

という様な事をおっしゃるおかあさんがいるんですね。


これ、すごくわかるんです。
びっくりするくらいはまって、
まるで魔法の様に変わることもあれば、
上記のおかあさんの様なことも当然あるんです。

これはひとつに、具体的なコーチングのテクニックを
重視した場合に起こり得ることなんじゃないかと思うのです。

「この場合はこうしましょう!」
「こういう場合はこうしましょう!」

が先行すると、

「こういう場合はどうするんですか?」
「こうなったらどうしたらいいんですか?」

という状態に陥ってしまっても仕方がないように思うのです。


これは、「子育てコーチング」に限らず、
いわゆるコミュニケーションテクニックを謳う、
ビジネスコーチングでも起こり得ることだと思います。

「コーチングになりません」という言葉からもわかるように
コーチングする事が目的になってしまう事も
原因のひとつだと思うのです。


なので、「ママにこにこコーチング」は
テクニックより、おかあさんのマインドのあり方を
大切にしていきたいと思っています。

もちろん、サンプルとしての具体例も大切ですが、
ひとつ上の抽象度からとらえられるマインドを
手に入れてほしいんです。

そして、「うまくいかないからダメ」ではなく、
「だったらどう工夫していくか?」を常に創造し、
それを楽しむマインドを手に入れてほしいのです。


「うまくいかないからダメ」
「やっても意味がない」

という思考になるのには、もうひとつのからくりがあります。

それは、人は慣れ親しんだ状況に常に戻りたがるんです。

「叱ったり怒ったりする子育て」から脱出したいと思っているのに、
無意識にそこへ戻ろうとする力が働いてしまうんです。

それはとりもなおさず、そこが無意識のうちに
心地のいい場所になってしまっているからなんです。

そして、そこへ戻るために、自分にとっての正当な
言い訳をたくさん考えるんです。

「ほら、やっぱりダメだった」
「だから、無理だと思ったんだよね」

と…

でも、このマインドの働きがわかっていたら、
少し楽になると思いませんか?

「あ! 元の場所に戻ろうとする力が働いているんだな」
って意識できますもんね。


今までの事は関係ないんです。

これからおかあさんがどうしたいかなんです。

どんな子育てをしていきたいかなんです。

そのイメージが大切なんです。

そのイメージが実現したら、どんな気分になると思いますか?

そのイメージの実現のお手伝いができればと思っています。



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