実はわたくし、時代劇が大好きなんです。(笑)

そもそもテレビ自体が大好きだったんです。

家が電器屋さんだったこともあり、
「超」がつくテレビっ子。

働き始めたころのボーナスは、
大体AV機器に消えていきました。


時代劇の何が好きかって、そりゃもう

「勧善懲悪」

ですよね。

悪は最後に懲らしめられる。

と言う事は、時代劇に限らず
ヒーローものも大好きだったわけです。

「悪は滅び、正義が勝つ」
「悪い事をすれば罰を受ける」

もう、最高にスカッとします。(^^)b


この思想をたっぷり刷り込まれたからこそ、
今の自分があるんだと感謝していた事さえありました。


そして、この「勧善懲悪」というパラダイムに
どっぷりつかっていた私だからこそ言えることがあります。


「勧善懲悪」… お勧めしません。

特に子育てについては…


それはなぜか?

これが今日のお話の肝なんです。


教育心理学の分野に

「Locus of Control(ローカスオブコントロール)」

という概念があります。

これは、なんらかの価値判断の基準が
自分の内部にあるのか? または
自分の外側にあるのか? という事を表す概念です。


さて、判断の基準は外側がいいのでしょうか?
内側がいいのでしょうか?







お分かりの事と思いますが、
長期にわたるやる気や、
幸福感と言うものは
自分の内側の判断基準からしか得られないんです。

内側からのモチベーションと言ったらわかりやすいでしょうか?


外側に判断基準を置いていると、
いつも刹那的であり、不安や心配事も増えるわけです。

なにかが起こるたびに、

「なんて運が悪いんだ」
「あいつが悪いんだ」
「社会が悪いんだ」

と、自分の責任を放棄して、
外で起きたことに一喜一憂しなければならなくなってしまうわけです。


実は!

この外側に価値基準を置くことの最たるものが

「勧善懲悪」

なんですね。


そこにあるのは、

「罰を受けるからしない」
「叱られるからしない」

です。

逆に言うと、

「〇〇しなさい! じゃないとぉ~…」

つまりは、自分の外側の何かに「脅迫」されているのと同じ事なんです。

これが過ぎると「強迫観念」にさいなまれてしまうような
事にもなりかねないわけです。


これって、行動の基準として正しいと思いますか?

裏返せば、

「叱られなければやっていい」→ 「叱る人が近くに居なければ構わない」
  → 「見つからなければやっていい」

と見なす事もできてしまうわけです。


叱るという行為は、まさにこれを具現化していると言えます。

ですから、「ママにこにこコーチング」では、
まずこの「叱る」と言うパラダイムから脱出して欲しいんです。

《 宇宙は自分の内側にしか存在しない 》

と言う事がわかってくると、
この「勧善懲悪」と言うものにとても違和感を感じてきます。


すると、

いわゆる「昔話」も、すごくいやぁ~な感じがしてきてしまうんですよ。

多いですよね。昔話も、勧善懲悪が…

そこから派生してきたのが、

「ほら、早くしないと鬼が来るよ!」
「いけない子の所には、おばけがくるよぉ!」
「いい加減にしないと、怪物に食べられちゃうよ!」

です。

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鬼が来るから、早くしないといけないのでしょうか?
怪物に食べられるから、悪い事をしてはいけないのでしょうか?

ほんとうにそうなの?


これは昔話に限らず、いたるところに散りばめられて、
わたし達に脅しをかけてきています。

昔話ではない、現在出版されている子供向けの絵本の中にさえ、
最後はおばけが出てきて脅迫する話がたくさんあります。


そして、まったく同じ手法で逆のパターンもあるんです。


「善い事をすれば、ご褒美がもらえる」
  → 「善い事をしなければ、ご褒美はもらえない」

見返りがあるから、善い事をするのでしょうか?


突き詰めていけば、

「サンタクロース」だって、これのダシにされている現実があります。


「いい子にしてれば、サンタクロースがプレゼント持ってくるよ♪」

サンタのプレゼントの為に、いい子にするのでしょうか?


こうやって価値の基準を外側に置くように私たちは刷り込まれてきました。

しかし、これだけ認知科学が発達してきて、
脳の仕組み、人の心理が解明されてきた今、
この方便的な仕組みは放棄する事を、わたしはお勧めします。


「そこまでやる?」

と、お思いになったかもしれません。

しかし、そこまで考えて深くかかわりあった子供が
どんな大人になっていくと思いますか?


今日お伝えしたかった事の一番わかりやすいのが、

「言う通りにしなければ、地獄に落ちる」
「言う通りにすれば、天国に行ける」

と言う論理です。


これがあると、
自分だけが地獄に落ちなければいい、
自分だけが天国に行ければいいと、
考えるようになってしまいます。


そしてこの刷り込まれた価値基準が嵩じた末に
待っているものは、

「あいつが悪い」
「社会が悪い」
「全て自分以外が悪い」

だから誰でもいいから殺して復讐してやる

と言う、どこかで聞いた事のあるような事件なのです。

「ママにこにこコーチング」では、
「だったらどうしたらいいの?」についてお伝えしていきたいと思っています。(^^)b

参考リンク:
【 子育て中… 諸悪の根源はテレビと…】 

《 宇宙は自分の内側にしか存在しない 》


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