「叱らない子育て」こそが、すべての諸悪の根源であり、
学校をメインとした、今巷で問題なっているような
子供を取り巻く問題のすべては「叱らない子育て」のせいだ!

という主張の書籍がありました。

さすがに捨て置けないですよね。(笑)

とにかく前提がむちゃくちゃで、単に

「叱る子育て/叱らない子育て」

の、単純な二元論をベースにしてるんです。

叱らない=子供の欲求のままにすべてをやりたい放題にさせる

という、公式の元にすべてが語られるわけです。

世の中の子育てが、そんな単純なわけありませんよね。

そして、今の子育て世代のほとんどの母親がこの
「放置子育て」をしているというのです。

まわりをみて、あなたはそう思われますか?

たしかに、以前
【 叱らない親が増えて困っています 】
という記事でその事にも触れています。

しかし、なんのデータも提示せずに決めつけて
それで「科学的であること」を前面に出されてしまうと、
ちょっと閉口してしまいます。

さらに、一番悲しかったのは、暴力を容認しているのです。

「しつけの為に手を挙げる」事を勧めているのです。

唖然とするしかありませんでした。
医学博士と言う肩書の著者がですよ?


なのに、目指しているところは同じなんです。

子供をとりまくいろんな問題を解決するのに、
「子育て」ほど重要なことはない、
だから子育てを見直して、いい世の中にしていきましょう!

という、趣旨なんです。
「ママにこにこコーチング」と同じですよね。(^^)

なのに、その中身は真っ向対峙してしまうわけです。
非常に複雑な思いに襲われました。


一番の問題は…

このブログをお読みの方ならもうお分かりですよね。

「ママにこにこコーチング」でも「叱らない」という表現はしますが、
イコール 「やりたい放題にさせておく」という事ではありません。

「叱らないで、コーチングしましょう!」

が、「看板」です。


その本によると、叱らない子育てでは、すでに二歳くらいになった段階で、
すぐ切れる、攻撃的、共感力に欠け、どこに行っても騒ぎ立て、
走り回る、手の付けられない「魔の二歳児」になるというのです。

※「魔の二歳児」の意味も、なんだか少し私たちの認識とずれています。


さて、ご存じの通り、わたくしの家は「叱らない子育て」です。
(あたりまえ!(笑) )

「ダメ!」

「ダメ、ダメ、ダメ!」

「ダメって言ってるでしょ!」

「こら!」

「なにしてんだ!」

「やめてっていってるでしょ!」

「いい子にしなさい!」

「いい加減にしなさい!」

等々…

一度も言った事はありません。

上述の本によれば、
それはそれは、わがままで、
共感力のない、公共の場でもさわぎ、走り回る
手の付けられない二歳児になるはずですよね。

科学的にそうなると言っているんですから…

先日、劇団四季のミュージカル 「ライオンキング」を見に行きました。
この日は、ほんとうにラッキーな事に、最前列のど真ん中の席を
確保することができたんです。
写真 2014-06-01 11 08 46


一幕、二幕合わせて二時間の長丁場です。

聞くところによると、幼児の集中力は30分が限度だそうです。

幼児向けのイベント等は、それに合わせて構成されているとか…


しかし、うちの2歳半の息子は、

曲間、曲間で惜しみない拍手を送り(笑)

時々、一緒に歌を口ずさみ

ダンスに合わせて体を動かし

2時間目いっぱい楽しみました。

幕間の休憩では、

「ライオンキング見たね!」
「明日も、見ようね!」


と、のたまうのです。
わたしが、心の中で「さすがに、毎日は厳しいぞ…」と思うのをよそにです…(笑)

しかし、ここまでは「親ばかバイアス」のかかった主観的な話ですよね。(^^;


さて…
カーテンコールも終わり、席を立って帰りの支度をしていると、
なんと、パーカッション担当の方がわざわざ声をかけてくれたのです。
(※ライオンキングはパーカッションは生演奏で行われます。舞台下左右に、
パーカッションの奏者のブースがあって、そこで演奏するんです)

息子に向かって、

「最後まで、ちゃんと見ていてくれたね。 すごいねぇ~」

と…

わざわざ、近寄ってきて息子に声をかけてくれたんです。

息子は、わたしの膝の上で見てましたから、
パーカッションの担当の方には、わたしなんかよりよほど、
息子がどんな表情、どんな反応でライオンキングを見ていたか
見えていたんだと思うんです。

あれ? なんか変ですよね。

叱らない子育ては、手の付けられない事になるんじゃなかったんでしたっけ?(^^;


そんな光栄な事もよそに、

「シンバ見たね! ザズー見たね! スカー見たね!
ナラ見たね! ティモンみたね! プンバァみたね! 以下延々… 」
写真 2016-06-24 7 41 02

と、キャラクターの名前を興奮気味にあげていく息子を
誇らしく思うわたくしでした。 (^^)

イライラ叱りつける子育て、コーチングによる子育て
どちらを選択しますか?

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「ママにこにこコーチング」のWebサイトは 
こちらから…