今、あまりにタイムリーな話題と言えば
サッカーのブラジルワールドカップですよね。

代表選手の一人、本田圭佑選手についての
ニュース記事がありましたので取り上げてみたいと思います。

記事のタイトルは

「自転車で毎日15キロ通った香川、本田は自尊心捨て陸上選手の教えを乞うた…」
(Livedoor ニュースから産経新聞の記事リンクです。リンク切れの場合はキーワード
で検索してみてくださいね。)
 
です。

さて、記事のタイトルになっている本田選手が自尊心を捨てたと思われる
部分を引用しますね。
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 1年生の秋頃、同級生の陸上部員、三輪真之(28)は本田に頼み込まれた。
「スタミナが課題やねん。サッカー部の練習だけでは補われへんし、
朝練に交ぜてもらってもいいか」。以降、遠征時などを除き、
平日の早朝6時から毎日自主トレに参加した。

 長距離ランナーの三輪は早稲田大に進み、箱根駅伝にも出場したほどの選手だ。
当初の本田を「走り方も悪く、
ゆっくり走っても500メートルもついてこれなかった」と振り返る。

 しかし、本田は走りながら、三輪に「どうしたらいい」「具体的にどこが悪いねん」と
謙虚にアドバイスを求め、フォームを改善。入学後の体力テストでは1500メートル走で
6分ほどかかっていたのが、2年の最後には4分半に縮めた。

 「何で陸上部と一緒に練習してるんだ」。本田は、周りから揶揄されても、
全く意に介さなかった。「ここが弱いからこれに取り組むというビジョンがはっきりしていた」。
三輪の眼前に、シンプルに信念を貫く本田の姿があった。
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さて、実はわたくしこの記事を読んで非常な違和感を感じたんです。
なぜだと思いますか?

そうなんです! 

本田選手は、まったく自尊心を捨ててないんですね。

はっきり言いますね。(^^)

本田選手のこういう態度や姿勢、行動を「自尊心が高い」と言うのです。

「自分のゴール達成の為に、他の運動部の同級生に教えを乞いに行った」

これを自尊心が高いというのです。

「周りの揶揄さえ気にせず、自分のゴール達成の為にやることをやった」

これを自尊心が高いというのです。

自分をいかに尊べるか?
「自尊心」… そのまんまですよね。 

人の評価は関係なく、自分を自分で正しく評価できればいいのです。

そして、正しく評価できると思うこと自体がさらなる「自尊心」につながるという
正のループに入っていくことになるのです。

自尊心については、何度となくこのブログに出てきていますよね。
「セルフ・エスティーム」というものです。

乳幼児時期に大切なのは、この「セルフ・エスティーム」を高める事です。

「あれダメ!」
「これダメ!」
「それダメ!」

と、否定ばかりの叱り方で「セルフ・エスティーム」が高くなるでしょうか?
いつも否定されていたら「セルフ・エスティーム」、高くなりませんよね?

今度は逆に、

まったく叱らず、なにをしてもなんの対応もせずに放っておいて
「セルフ・エスティーム」が高くなるでしょうか?

なんの基準も示されなければ、
「セルフ・エスティーム」、高くなりませんよね?

ここにあるのは、単純な「叱る/叱らない」の構図ではないという事です。

だから「叱る/叱らない」に拘泥しない、「コーチング」というパラダイムへの
切り替えを促したいと思っているのです。

だから「子供は叱らずコーチング」と言い続けています。

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自分の存在がいかに重要で尊いものなのかを伝えるのです。
それが自尊心をはぐくみます。

自尊心が高ければ、過去を基準にした周りの評価に囚われません。
自尊心が高ければ、自分で自分を律することができます。
自尊心が高ければ、より高いゴールに向かって進むことができます。
自尊心が高ければ、他者への思いやりの心が育ちます。


「自尊心が高い」と言うと、「天狗になっている」というイメージがあったりします。
「自尊心」というと、「変なプライド」の様な意味にとらえられたりもします。

まず、「自尊心」の正しい理解が必要です。

そして、いかに子供の「自尊心」を高めていくかが、
子供の未来にとっての最重要項目の一つとなるのです。

あ!もちろん、大人だって同じです。

参考記事:【 ここまで根深い 「ダメだし子育て(文化)」 】

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こちらから…