Neo CD SD Loaderを使ってネオジオCDのBIOSをダンプする

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前回に引き続きネオジオCDのBIOS関係の話です。

皆さんはNeo CD SD Loader(NeoGeo CD SD Loader)をご存じでしょうか?Furrtek氏が開発したネオジオCD用のディスクローダーで、CDドライブの代わりにSDカードからネオジオCDのイメージを読み込むことができます。SDには大量にCDイメージを入れておくことが出来ますし、読み込みもかなり早くなります(バスの制限か、PCなどのエミュレータほどではありませんが)。

音声を使ってネオジオCDのBIOSをダンプする

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1週間ほど前ですが、ネオジオCDのBIOSを音声に変調してダンプするソフトNCD BIOS DUMPERをgithubにて公開しました。
 ncd-bios-dumper
top-picture
使う上で必要なことはgithubの方に全て書いたので、こちらではなんでこれを作ったのかとか、どういう考えで検討・実装したのかとか、苦労した点、駄文などを書き殴っておこうと思います。
使う上では、特に読む必要はないです。

モノクロゲームボーイのboot rom(BIOS)を64のポケモンスタジアムシリーズから抽出する

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Analogue PocketのopenFPGAで使えるゲームボーイ(GB/GBC)やワンダースワン(WS/WSC)コアでboot rom(bios)が必要らしかったので少し調べてみてました。Analogue Pocket持ってないんですけどね。
で、まとめる程でも無いと思ったんだけど、ポケスタからGBのboot rom(BIOS)が取り出せることについて軽く検索しても情報が出てこなかったので、記事として残しておくことにしました。
分かる人向けには↓のツイートだけで伝わると思います。

ってことで、以降でboot romって何?とかから詳しく解説していきます。

コナミアンティークスMSXコレクションの復号ツールを作ってみた

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あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくです。

さて、先日とうとうMSXユーザーになったので、手っ取り早くゲームを集められる様にオムニバス系のものを集めました。
KAMC_omnibus
  • MSXマガジン永久保存版1/2/3
  • 楽しい!!MSXエミュレータ&ゲームス
  • コナミアンティークスMSXコレクション ウルトラパック
これらからROMデータを抽出して、RAMディスクに入れれば一気にMSXで出来るゲームが集まるって作戦です。RAMディスク入手の目途が立っていないですが!

KAMC_img
MSXエミュレータ&ゲームスとMSXマガジン永久保存版1/2は、ROMデータがimgに固められているだけなので、適当にimgファイルを7zipにでも放り込めばROMデータを取り出せます。

MSXマガジン永久保存版3については、簡単な暗号化がかかっていますので、ROM抽出は著作権的にまずそうな気もしますし、ここでは扱わないことにします。

今回の本題は、コナミアンティークスMSXコレクションです。
元々はPS1でvol1~3と10本ずつ出ていたものですが、サターンにウルトラコレクションとして移植される際に30本が1枚にまとめられて移植されました。
実は、これらからのROMデータ抽出方法については、既に過去に確立されています。
いずれも、エミュレータで読み込んで、メモリ内に展開されたROMデータを取り出すという手法を取っています。
うにスキーさんによると、
ゲームのCDを開くと
ゲーム名.BIN というファイルがありますが、これはlzssかlz77系列で圧縮されたファイルのようです。
(この圧縮アルゴリズムは1970年代から利用され続けており、見た目の特徴があります。)

検索してみた感じ、特に解凍ツールなどは無く、自作でもしようかと思ったのですが、
自分の技能だと(ハッシュ構造体サイズ等、それぞれ独自に実装してあるだろう箇所を推測して)解凍ツールを作ることが(めんどくさくて)出来ず、別の力業に頼る方法で試してみます。
とのことでlz77系列の圧縮がされていましたので、解凍ツールを自作してみました
少し前に全く別件でlz77系の解析をやってみていたので、実力試しという感じで。

解凍ツール

 KAMC_Tool

使い方はReadme.mdを参照するか、対象の.BINファイルを同じディレクトリに置いて、dec.batに放り込んでください。PS版もSS版も対応しています。

補足

なお、既にzaralaさんやうにスキーさんの方法で抽出している方には特に新たな利点はありません。
試しに他のMSXのROMデータをエンコードして突っ込んでみましたが、PSやSSでは動かなかったですね。これについてはうにスキーさんがこうおっしゃっています。
動かない物について実カートリッジを持っているものと比較検証したところ、
「アンティークス版エミュレータ向けに特殊機能を呼ぶコード」
が、実機だと動かない様子。

(例えば描画の一部を乗っ取って外部から操作しているとか、ROMイメージ以外のコードが必要だとか。)

該当箇所を逆アセンブルしてみると、
VDPアクセスコードが一部消されているために表示されなかったり進行停止したり。
局所的に追加コードが入っているわけではなく、「実ROMとは全体的に変わっていて動かなくなる原因が特殊機能を呼ぶコードにある」ということみたいです。
これも修正をしてみたかったのですが、修正のためにはMSXのメモリマップやらレジスタやらコードの動きやら把握しないと直せなそうなので、MSX初心者には厳しそうだから一旦諦めました。

というわけで、MSXは一旦終了。次回はネオジオCDネタをやるか検討中です。


以降で補足として、アルゴリズムについて少し解説します。
(興味のある人向けで、別に読まなくてもいいです。)
2023/1/12追記
知り合いに教えて頂いたのですが、もう何年も前に解析されている方が居て、そちらの方の解析結果の方ががおそらく正確でした。
私が解析したアルゴリズムだと無理やり合わせて結果的に一致しているだけだったようです。

という訳で、アルゴリズム部分は削除しました。
過去に解析された方の情報をリンクしようか迷いましたが、とりあえず貼らないでおきます。
結果自体は変わらないので、プログラムは残します。いつかアンティーク独自部分の除去機能とか追加できたらいいなと思っているので、その時に色々修正したいです。

MSX2 HB-F1用のACアダプタコネクタを自作してみた

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久々のブログ更新です。もう大晦日ですね。
一度更新停止&再開してからは、1年に1回以上更新するのを『制約と誓約』として自分に課してたんですけど、前回更新(2022/1/1)から1年が経とうとしていたので慌ててネタを作りました。。。

今回はMSXネタです。4~5年ほど前にSONYのHB-F1というMSX2を安い値段で買ったのですが、ACアダプタがついてなかったんですよね。だから安かったんですけど。
購入時の私は「ACアダプタなんかどうとでもなるやろ。そんなんで安いなんておトク!」とか思ってたんですけど、後から調べたら割とどうにもならなくて。。。
ACCon_HB-F1
どんなACアダプタかというと、DC9V 1.2A / AC18V 170mA / GNDの3極性のアダプタであり、プラグ形状が市販されていないため補修ができない、というものです。
SonyとPanasonicとのMSX複数機種で、同じACアダプタが使われていたみたいですね。
ACCon_socket
こんな形の台形のプラグです。

なぜこんな3端子も必要かというと、MSX内部ではDC5V / DC+12V / DC-12Vの3つが使われている為らしいです。±12Vを作るためにAC18Vが使われているわけですね。
ACアダプタが無い場合にどんな対策がされているかというと、ググると2つほど対策が見つかりました。
  1. ±12Vへ昇降圧する回路を自作する
  2. 外部から±12Vを入力する
1.については「にがHP」さんのところで、詳しく書かれていました。
(リンクはトップページへとのことなので、MSXのページ→「松下 FS-A1の改造(下にある方)」あるいは「SONY HB-10の補修と改修」を参照のこと)
修理や改造を扱われているページで、このACアダプタ向けの改造についても何度も扱われていますが、2か所ほどピックアップしたのが上記。特に「松下 FS-A1の改造(下にある方)」の方は、純正品のACアダプタの画像も載っているので参考になります。

ただ、電気回路の構成に加えて、プラグの受け口を交換改造する必要があり、両方とも私には無理そうな感じなので諦め。

2.については、「Lost Technology」さんの「MSX用ATX電源接続ハーネス」という、カートリッジコネクタからPC向け電源の±12Vを入力するというハードがありました。
すごい良さそうですが、2022年現在で既に売ってない・・・

ってことで、特殊形状のコネクタ部分を設計して3Dプリンタで自作してみることにしました。
先に完成品を見せるとこんな感じです。2股に分かれていて、DC9VとAC18Vはそれぞれ別に入力します。
ACCon_finish
ACCon_finish2

思うところがありまして、いくつか記事削除しました。

MPF(DiscImageCreator)で正確にCDゲームを吸い出す

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明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。更新頻度が遅いブログではございますが、今年も適度に更新していこうと思います。

書くネタもないのですが、ちょうど1年前に公開した記事の情報が古くなってきており、タイトルに入れていたDICUIというツール名でさえも名前が変わってしまったので、改めて整理した記事を作りました。というわけで、内容的には全て過去の内容のコピーです。というか最初の挨拶からしてコピペですね(^^)

本記事では、CD媒体のゲームの吸出しについて、「ビット一致レベルで正確に吸い出したい」、「吸い出したデータがあっているかをデータベースと比較して確認したい」といったようなことをしたい場合に使えるツールをご紹介します。
単純に吸い出してエミュレータなどで使うだけであれば、今回のツールは不要です。その場合、CDのイメージ化ができるツールであればなんでも良く、例えばCD Manipulatorなどで大丈夫ですね。

CDは規格が沢山あったり、ゲーム用だと特殊なディスクも多かったり、ドライブによってオフセットのズレがあったりリードインリードアウトが読めなかったり、と正確に吸い出すのが難しいメディアです。(書かれている意味が分からなくても大丈夫です)

さてさて。そんな正確な吸い出しの難しいCDゲームのデータベースですが、私の知っている限りでは下記の2か所があります。
どちらもclrmamepro用の(romcenterでも使える)datファイルを配布していて、データベースチェックが出来そうです。今回は、redump.orgの方のデータベースを用い、そちらで公開されている吸い出しツール(MPF)の使い方について解説します。

邪聖剣ネクロマンサーの恐怖値(忠誠心)解析

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お久しぶりです。
最近はほとんどレトロゲーム的な活動をしていないのですが、あんまり放置するのもアレかなということで過去(今年2月)に調べた小ネタで更新してみることにしました。小ネタとはいえ、ちゃんと記事にすると書かないといけない内容が多いですね。

ネタとしては、タイトル通り邪聖剣ネクロマンサーの恐怖値(忠誠心)の調査です。
恐怖値は回復しないなんて噂もよく目にしますが、結論だけ先に見せておくとこんな感じ。


メガCDのBIOS吸い出し方法まとめ&MEGASDを使ったBIOS吸い出し

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久々にブログを書こうとしたら、気力が湧かなくて大変でした。。。
MEGASDを使ってBIOS吸い出しできないか試してみたら、簡単にできてしまったので記事にしてみます。また、本ブログ外での手法も賑やかになってきたので、知っている吸い出し方法をまとめてみました。

メガCDのBIOS吸い出し手法一覧
No概要必要なもの(※)メリットデメリット方法
1MEGA EVERDRIVE PRO/X7を使って吸い出しMEGA EVERDRIVE PRO or X7・楽
・メガCDのドライブが壊れていても吸い出せる可能性あり
EVERDRIVEがそこそこの値段がする($199≒2万円+送料+関税)MDの窓(MDBBSの残党氏)
https://www.mdnomad.com/game/md/environ/flashcart
2MEGASDを使って吸い出しMEGASD・比較的楽
・メガCDのドライブが壊れていても吸い出せる可能性あり
EVERDRIVEよりも更に値段が高い(€232≒3万円+送料+関税)本記事(後述)
3バックアップRAMカートリッジを使って
吸い出し
・バックアップRAMカートリッジ
・メガドラカセットの吸出し機
・工作の必要なく吸い出せる・カセットの吸出し機が必要
・メガCDのドライブが動く必要あり
本ブログ過去記事
http://blog.livedoor.jp/scrap_a/archives/24228164.html
4Arduinoを使って吸い出し・Arduino Pro Micro
・DSUB9-Arduinoケーブル
・ArduinoなのでOSに依存せずに吸い出せる・ケーブルの工作が必要(難易度は高くない?)
・メガCDのドライブが動く必要あり
HD61700 SPIRITS(あお氏)
http://hd61700.yukimizake.net/SEGACD/Scd03.htm
5Sega Loader / Sega CD Transfer Suiteを使って吸い出し・DSUB9-パラレルケーブル
・PC(32bit/XP/パラレルポート)
・昔からある手法なのでweb上に情報が多い
・ケーブルが売られている
・PC側の準備難易度が高い
・ケーブルを自作する場合工作が必要
・メガCDのドライブが動く必要あり
てきとうなブログ(あやすけ氏)
https://ayasuke.exblog.jp/13881398/
6ROMライターを
使って吸い出し
・ROMライター
・BIOSROMを剥がす工具類
・メガCD本体が壊れていても吸い出せる
・本体によってはソケットになっていて楽に剝がせる
・ROMライターを扱うのに多少知識が必要 
※メガドライブ、メガCD、PCなどはある前提で、それ以外に必要なもの

基本的に上にある手法ほど、楽に吸い出しできます。ただ、それぞれ何かしらの機材が必要になるので、自分の手持ちの物や、購入予定を考えて決めれば良いでしょう。
現状では、私は持っていないので強く言えないのですが、MEGA EVERDRIVE PROを購入するのがおススメになりそうです。

なお、メガCDが故障している場合、選択できる手法が限られます。電源も付かないような場合はNo.6のみ、電源がついてもディスクを読み取れないような場合はNo.1,2,6が選択肢です。

cartreader(4)  PCエンジンアダプタの作成

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cartreader用のPCエンジンアダプタを作りました。
PCE-Adapter_zentai
まだ一部ソフトが吸い出せていないし、作るのも大変なのであまりおススメは出来ないけど、作成方法の情報が失われつつあるみたいなので備忘録を兼ねてメモしておきます。
単純にPCエンジンHu-cardを吸い出したいだけなら、PCEダンパーかレトロフリークで吸い出すのが楽だと思います。どちらも持っていないので、詳しくは分かりませんが。

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