けーすけのベエスケブログ

〜くたばれスクリーミングフェレッツ!〜

THE KNOCKERS / GUITAR LIAR ('12) CDR

IMG_2446新年あけまして…とか気持ち悪くて言えませんよ。 でもヨメさんの実家や仕事先で散々言っちまう自分に腹が立って仕方がありません。 口ではいくら強がり言ってみても、そうやって社会のシステムの一部と化して行くんですね…。 では、気を取り直しまして、新年あけましておめでとうございます(笑)。

12月後半、かねてからの要望であった高松夫妻が我が家に凱旋。 かつて、この西三河にてパンクオタクとして活躍し、現在は武蔵野にて住処を構える男とそのヨメを迎え撃ち、音楽とお笑いを肴に酒を飲む会を開く。 凝縮するとのべ2時間くらいの付き合いなのだが、気心が知れてるせいか酒がススムススム。 この俺が缶ビール6缶を飲み干す勢い(俺が6本つったら乳児がコーラ6本飲むのと同じ意味)。 あんまり楽しかったんでSTRIPESの7インチお土産に1枚あげたった。 そこは楽しさと酒の勢いではなく、ちゃんと中身を聴いてから判断した冷静さを保ってるのが俺のイヤらしさ面目躍如と言ったところか。

年明け、年末に頼んだ通販の品物がバンバン届く。 もう自分が何頼んだか覚えが無いほどに。
その中の1枚。 最近キテル感がハンパないKNOCKERSの目下最新作。 もっちー(ex-LITTLE BOXES / ex-FLAT201 / ex-ラトルブレイン)企画の 東北復興CDに参加してた曲「GUITAR LIAR」の再録。 THEピーズの再来か?と思わせる「クダ巻き・ゴロ巻き・巻き舌ボーカル」は最早KNOCKERS最大の売り(ちなみにピーズは現存する)。 そんなボーカルスタイルに対し曲もヤサグレてんのかと思いきや、もうこれ以上にないってくらいにめっさキャッチー。 2011年にリリースした初期曲を再録したコンピも最高の一言。 ウチの工場で2012年1番廻ってたCDである事に間違いは無いでしょう。

ジャケも布ケースで手の込んだオシャレ感に包まれておりますが、そこまでするなら歌詞カード入れて欲しかった…。  何十回何百回プレイしても聞き取れん部分があって自分の耳コピの限界が意外にも底辺にある事を知る…。 もう梅酒飲んで「パンクなんて聴かなきゃよかった」やな。



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そんな中、アーバンエネミー4ヶ月ぶりの更新おめでとう。
 





3分20秒よりGUITAR LIARですが、全編最高。

SCREECHING WEASEL / PERVO DEVO ('91) 7'EP

IMG_2368もう12月。 12月入って結局1回しかブログ書かんかったな。  そんな12月は何をしてたかというと、息子の保育園での発表会を観覧するために、ええ席取る為に朝の8時から並び(並ばされ)、よその知らんお父さん(この場合パパと呼ぶのだが、死ぬほど胸くそ悪い)と肩を寄せ合い寒空の中でタチンボを初体験。 翌日、息子の七五三の写真を撮りに町の写真屋へ乗り込み、おもしろコスプレスナップを撮影するも、予想通り言う事聞かずに怒られとる。 その日の夜のCOBRAinクアトロは前回をお読みの通り…だが、対バンのコチラサイドの予想を遥かに上回るクズ加減にヨメ共々煮え湯を飲まされたと思ってたら、息子までもが「おもしろくない」と言い出し、目の前にいたモヒカンの兄ちゃんと意気投合してやがった。 末恐ろしいが「5歳でもちゃんとわかってんのな」と妙に納得。

翌週、ヨメがパート先の社員旅行で京都へ 出かけると言い出し、「しめしめ、ヨメの居ぬ間になんとやら、呼んだ覚えの無いデリヘル連れ込んで散々貪ったろか」と思う勇気もなく、せいぜいマスカキザルになるのが関の山。 しかしここは革ジャンのラモーンな兄貴に咥えてもらおうか。

と、言う訳で本日のレコードはSCREECHING WEASELの「PERVO DEVO」。
すっかり「ポップパンク」「ラモーンパンク」 だの評される音楽から遠のいてしまいましたが、このバンドだきゃあ定番であり別格。 3枚目のアルバム「MY BRAIN HURTS」、続く4枚目「WIGGLE」期の90年前後の音源なんて神がかってるとしか思えないポテンシャルを持ってます。 アルバムは当然のごとく名盤の一言に尽きますが、ちょいちょい スキマ狙ってねじ込まれるシングルのクオリティの高い事タカイコト。 USポップパンク界最高峰シングルと言われる「RADIOBLAST」なんてB面ですらゲロ吐きそうになります。 

そんな中でのこの「PERVO DEVO」、究極のホモポップパンクアンセム「I WANNA BE A HOMOSEXUAL」を孕んでる事でも知られるそこそこレアな一品。 ジャケセンスの無いウィーゼルさんには珍しい粋なジャケで目にも楽しい仕上がりなのに、「TEEN PUNKS IN HEAT」なる謎なファンジンも付いてて意味も無く付加価値を高めてます。 

B面「SHE'S GIVING ME THE CREEPS」「I FALL TO PIECES」共に編集盤CD「KILL THE MUSICIANS」にて聴けますが、 あまりの内容の濃さに具合悪くなる事間違いなし。



IMG_2361そんな時にゃこれ見て心を癒そうか。









右から2つ目、「呼んどいてギブ」ってやつか? 





CYNDI LAUPER / HOLE IN MY HEART ('88) 7'EP

IMG_0040もう12月。 11月は結局2回しかブログ書かんかったな。 そんな11月はなにをしてたかというと、サークルズを1回観てモッズの仲間入りを果たした気になり、月末に取引先の会社のバーベキュー大会に潜り込み、飲みたくもない緑茶で酔った様なテンションをキープしつつ、何人かわからない人種が焼いた、何の動物かわからない肉に喰らいつき、当然のごとく胸焼けを起こしたままに豊橋くんだりまで家族を連れてクルマを走らせて観に行ったのはまさしくTHEクルマ。 今年3回観させてもらったTHEクルマ、言わずもがなカッコええのだが、セットリストがあまり代わり映えしないのが玉にキズと言ったところか。 しかしコーラやってくれたから許す。 ええ曲や。

 ちなみに昨日はCOBRAを観に行った訳ですが、ヨースコーさんの「ほんこん化」が止められないという理由で活動休止が叫ばれる中で行われたクアトロの夜。 1曲目に「オレたち」ブチ込んで来たかと思いきや「若さとギャランティー」っすよ? そんで中盤「STAND STRONG STRAIGHT」に「WARRIOR'S ROCK」っすよ? ホント、キーヤン好きにはたまらん選曲。 高校時代を思い出します。

さて、そんな高校時代に探してたこの1曲、ローパー姉御も出演を果たした映画「バイブス 秘宝の謎」で主題歌として使われたものですが、当時どのアルバムに入ってんのか?つーか、曲名すら知らずに20年ほど経ったこの時代に「インターネット」っつー便利な物が出来たおかげでいとも簡単に謎を解く事ができました。 そして手に入れたるは7インチでのフォーマット。 こういうドメジャーなフィールドでパワーポップライクな名曲を探し出す感覚、もう最高です。 

あのDROOPもカバーした事でも知られるこの曲(こっちは未聴)。 これを肴に梅酒を1杯♪


… の前にコイツを何とかせねば…。IMG_0041















WE ARE THE PHYSICS / YOUR FRIEND, THE ATOM ('12) CD

IMG_2163CIRCLESの興奮冷めやらぬ中、1曲目に演奏した曲何だったっけか?もう忘れてしまった俺です。 40も近くなると色んな事の進行が早いです。 もう誰にも止められません。

さて、いっつも古いレコードの事ばっかり書きやがって、ただのレコ自慢ブログかよ!って惨事にならないように、たまには新譜紹介でもしないと社会貢献からかけ離れた人間に落ちぶれてしまうので、YOUR CHOICE管理人を見習ってDO.KA.TA系風俗店に通いつめた時の話でも書こうと思います。

ある日、飛び込みで入った店のヘルス嬢(源氏名=ダンプちゃん)から「あちし〜最近は〜WE ARE THE PHYSICSばっかり聴いてるって言うか〜それしか聴いてないって感じで〜もう今日は6本取ってっからダルいんだよね〜」と言われたのに業を煮やし、急いでその名を調べると何と知らん間にセカンドアルバムを出しちゃってるじゃありませんか! 前作を出したのが2008年。 週の真ん中のド平日に来日まで果たしてくれて「誰が観に行けるんじゃい!」と各方面を怒り新党に支持してっきり、ずいぶん音沙汰なかった彼らが4年ぶりに帰って参りました。 

相変わらず「トチ狂ったポリシックス」の名に恥じないブチギレてブッコワレたテクノパンクを奏でる一方、「NAPOLEON LOVES JOSEPHINE」や「GORAN IVANISEVIC」みたいにBANDWAGON的なダンスロックを引っぱってきてみたり、ダークなポストパンクの臭いをプンプンさせつつも、いつものキレキレでカクカクな痙攣アンサンブルを披露してくれてます。

曲名も歌詞もある種記号の様で、P-MODELの4枚目のアルバム「PERSPECTIVE」に近い世界観も感じ取れるのに、コチラは異様なテンションで全14曲を一気に聴き手に畳み掛けてきます。
これだけ中身の濃いアルバムを出すのは、この手のバンドでそうそういるモンじゃないですよ?

♪ APPLIED ROBOTICS

 
♪ NAPOLEON LOVES JOSEPHINE
 

♪ GORAN IVANISEVIC

CIRCLESのライブに行ってみた。

IMG_2159めざせ週1更新!…と、息巻いてたのは過去の話。 どだい無理なんDA.YO.NE〜。 もとい、SO.YA.NAでしたね、WEST END × YUKI。 パクリも1発目まではおもろいけど、2発目以降は笑えない。 でも博多バージョンは華大だし、名古屋は原田さとみという現在でも活躍している大スターの黒歴史の1ページである事に間違いはないでしょう。 大阪版は言わずと知れた今田・東野のWコージによるもの。 ジャケット、PVからしてもテキトー具合がちょうど良く、若干「小バカにしてる感」がすごく伝わってきて非常に好感が持てる。 さすが大阪。

さて、そんな大阪で行われるというイベント「OPENING UP」に行って参りましたが、先月も大阪にてヨメのパート代の1週間分を1時間でレコ屋で使い果たす特技を披露してからというもの、「大阪レコ屋禁止令」が発動し、自宅で通販するのもヨメの顔色伺いながらクリックする日々が続いており、今回は「ライブメインで家族旅行に勤しむ良きお父さん」を演じる偽ネオモッズとして行動する事に。

目的はCIRCLESである事に間違いは無いのだが、その会場のDJにあの「ヨダレでマンガを描くレコードオタク・ユア林チョイス夫」が参加すると聞きつけ、およそ2年ぶりの再会を果たすべく大阪・難波はBEARSへ。

6時開場のBEARSに15分遅れで到着するも客入りはまだまだこれからってトコでフロアの真ん中で佇むZAWA夫妻を発見。 イカすパワーポップ、ネオモッズレコードが流れる中お互いの存在を確認。 コイツは昔からルックスがあまり変わらん男だが、俺の方はこの1年でずいぶん髪が薄くなったぞ。 

自分の頭皮の1センチ四方の髪の毛の本数を数えてる頃に本日の1バンド目スタート。

IMG_2142「SENSITIVE LIPS…はて、聞いた事あるバンドだが、最近の新しいバンドだったか?」と、全く気付きませんでしたよあの曲聴くまでは。 「あ〜旨いパワーポップやるバンドやな〜」と思ってたら演りだした「PHOTOGRAPH」を聴いた瞬間「お〜NO
 LICENSEに入っとったバンドか〜!」と思い出す。 10年も前に出たコンピで、しかもそれ以降、それ以外に音源出してない、 となると自然に追わなくなってたのか、果たして…? 答えは「PSYCHOTIC REACTIONにうつつを抜かしてた」でした。
「LIPSTICK」もやったし他の曲も相当レベル高いよ? はよ音源出したれや。 もったいなすぎるぞ。

IMG_2144次、LIQUID SCREEN

FIRST ALERT〜RADIO SHANGHAI好きの俺としては絶対に外せないバンドのひとつ。 恥ずかしながら初見です。 しかしセカンドアルバムの完成度の高さとこのライブの良さは比例してる! 一部でナンブさんをアイドル化する話も出てますが、共感できるとみちゃこも言うとります。  まぁメンバーの平均年齢が40切るか切らないかの瀬戸際に来てるのは否めないですが、演奏、客のテンション共に最高。 前述のSENSITIVE LIPSがEDDIE & THE HOT RODSのカバーをやってたのに対し、こちらはRUDIのカバーで応戦。 およそ10年ぶりくらいに観たナンブさんと今井さんの動きは何一つ変わらずカッコええ姿してました。





IMG_2148 最後、CIRCLES。
事前情報によると「オリジナルメインボーカル、ミックウォーカー不在」「代わりがボーカルを務める」「でも他のメンバーはオリジナルだよ」との事で、半ば訝しげに出向いた訳ですが、言うなれば「ポールのいないTHE JAM」「杉山清貴のいないオメガトライブ」 「内山田洋のいないクールファイブ」と同じでボーカルが違えば、それはもう違うバンドなんですよ。

ってな感じで斜に構えてて1曲目が始まったらもうテンション上がっちゃってんのな。 どこの誰だか知らんオッサンがターゲットマークをあしらったギターを弾きながら歌ってんだけど、散々レコードで聴いてた曲が 目の前で演られたらカッコよく見えちゃうのよ。 ほら、写真撮ったら輝いちゃって。

「SUMMER NIGHTS」「BILLY」「ANGRY VOICES」「BURY YOUR HEAD」と、おじいちゃんならではのスピードで披露し、ラストの「OPENING UP」、アンコールに本日2回目の「CIRCLES」で客をステージに押上げの大合唱。 昔の写真と比べて面影無さすぎて誰が誰だかわからんけど、ボーカルのオッサンが結局誰だかわからんけど、伝説を目の当たりにしたって事実だけでお腹いっぱいの夜でした。

あと、ホームページやってた頃に繋がってた知人とのまさかの対面に感謝。

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翌日、帰りの吹田SAで観たMODS MAYDAY。
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