ハルノカミカゼ / ichinomi
 一迅社『まんが4コマぱれっと』(2012年9月号ー連載中)
 現1巻刊行 

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【レビュー】
女子高生 / 癒し系日常4コマ / 和風ちょいファンタジー

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大きな大きな古木に見守られて、ちょっと変わった住人たちが
仲良く暮らす穏やかな町、『神木町』。
その街に転校してきた少女・春日ハル。目と目が合った瞬間から大好きになった
そのひとは、神様ならぬ『カミキ様』―――。


表紙見て裏面チェックして、裏面のあらすじ読んで購入即決余裕でした。

ほんのりファンタジーな世界観で、亜人種っぽい住人たちもちらほらいますが、
その特異性には一切触れることなく、当然のように日常が過ぎて行きます。
どうやら「神木町」とはそういう町のようです。
懐が広くて穏やかで、みんなのんびり気のいい人だらけの素敵な町。

主人公・春日ハルは、かつて祖母が暮らしていた神木町に帰ってきました。
隣の席に座っていた、どこか浮世離れした不思議な雰囲気の女の子は、
町の人々から『カミキ様』と呼ばれ慕われ敬われていました。
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難しいことはよくわからないけど、神木さんのことが大好きになったハルと、
戸惑いつつもハルと打ち解けてきた神木さん。
亡くなったおばあ様のこと、『カミキ様』のこと、夢に見る昔の思い出、
その中にいつも居る不思議な女性・・・・。

1巻では敢えて物語の核心部分、細かい設定に言及せず、ほわっとした
安心感ある日常描写に終始していますが、
要所要所でいろいろな伏線が張ってあって、過去に何があったのか、
カミキ様とは何者なのか、ハルの祖母はどんな人だったのか・・・と
気になる謎がてんこもりです。
でも別に謎を解き明かさなくても「そういうもの」としていいんじゃないか、とも思えちゃう
おおらかな空気を持った作品です。
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“和”の雰囲気が大好きな人向けかなあと。
和服、カミサマ、亜人(?)というはっきりした標識以外にも、作品全体に漂う雰囲気が
まさに和って感じなんです。うまく言えないけど、読めば伝わるはず。

系統としては、
ばけもの町のヒトビト』(くまのとおる / 双葉社)
ふらいんぐうぃっち』(石塚千尋 / 講談社)
『百花のしるし』(カネコマサル / アスキー・メディアワークス)
「百鬼町」シリーズ(水上悟志 / 少年画報社)
   ※同氏短編集『げこげこ』『ぴよぴよ』『宇宙大帝ギンガサンダーの冒険』収録
『てるてる天神通り』(児玉樹 / KADOKAWA)
『ぎんぎつね』(落合さより / 集英社)
『かみちゅ』(原作・ベサメムーチョ 漫画・鳴子ハナハル / アスキー・メディアワークス)
あたり好きな人向けかなーと。

学園日常ものと捉えると、
『箱入りドロップス』 (津留崎優 / 芳文社)
『となりの魔法少女』 (七葉なば / 芳文社)
などのきらら系列とも近いかもしれません。

2巻まだかなー待ち遠しいなー