ゆずべんとう / 葵梅太郎 アオイ ウメタロウ
 スクエアエニックス『月刊ビッグガンガン』(2012年第5号―2013年第6号)
 全2巻・完結済

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【レビュー】
ハートフルストーリー・感動系 / 田舎もの /  ご飯もの

穏やかな海沿いにある、のどかで美しい町・むぎ町に、
小さな女の子が営む 小さなお店がありました・・・

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ゆずは今年で5歳になります。大好きなお母さんと同じ夢、「おいしいお弁当屋さん」を目指して
日々いろんな人におべんとうを作ります。

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悩みがあっても、辛いことがあっても、ゆずに”ごつん”と頭突きをしてもらい、
すてきなお弁当を食べればみんな不思議と元気いっぱいに。

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お母さんから教えてもらった「おべんとう作り」がゆずの一番の宝物。


毎度おべんとうがかわいくて美味しそうで、そりゃこれ食べれば幸せになるよなあ、と
思えるポップでキュートな雰囲気が魅力。

良いご飯ものは「読んでてお腹が空く」タイプと、「読んでてお腹いっぱいになる」タイプに
別れますが、これは後者に感じました。
登場人物の幸せをおすそ分けしてもらってお腹いっぱいになるような読後感です。

涙もろい人はハンカチも準備しておくこと。
自分は今ちょっと涙目です。

系統としては、
甘々と稲妻』(雨隠ギド / 講談社) 
『今日、カレー!』(縞野やえ / マッグガーデン)
幸腹グラフィティ』(川井マコト / 芳文社) 
 『ごはん、しよ!』(高野聖 / メディアファクトリー)
『高杉さん家のおべんとう』 (柳原望 / メディアファクトリー)

やはり「家族」「ごはん」の組み合わせは鉄板ですね。
当作はそこに「田舎」要素も加わり最強に見える。