ノー・ガンズ・ライフ / カラスマタスク
 集英社『ウルトラジャンプ』(2014年10月号ー連載中)
 既刊1巻


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【レビュー】
ガンアクション / 異能バトル / SF ハードボイルド
 
002
 
舞台はとある大きな戦争の後のスラム街。
戦争を契機に「身体機能拡張技術」という技術が確立され、
「拡張者」と呼ばれる身体改造手術を施した者たちが多く生み出された。

主人公はそんな街で拡張者に関わるゴタゴタの解決を生業とする乾 十三(いぬい じゅうぞう)。
自身も過剰拡張者であり、銃と化した頭部が彼のトレードマークである。

ある日、十三の事務所に逃げ込んできた奇妙な拡張者を匿ったことから、
彼は巨大な陰謀に巻き込まれていく・。

戦争特需と身体拡張技術により巨大企業に成長したベリューレン社という会社が
この作品のキーになるわけだが、お察しの通りこの会社が黒い。
〇イオ〇ザードの〇ンブレラ社とタメ張れるレベルで真っ黒。
街を牛耳る巨大企業に図らずもケンカを売ってしまった十三だが、
誰も認めず誰ともツルまない性格から、戦力は自分独りのみ。
カギとなるのは匿った拡張者の少年・・・?



設定自体はディメンションWや血界戦線、エリア51など既存作品にも多く見られる
人体改造・スラム街・異形のモノ・・・といったSFハードボイルドアクションの鉄板。

そんでもって、そういった既存有名作品の中に入れても見劣りしないほど
主人公がカッコいい。

004

非常識な外見に似合わずそこそこ常識的で勘も鋭く、言うまでもなく強靭で、
ウィットに富んだ皮肉も得意、頑固一徹で筋を通す男気もある。

003
 
目も鼻も耳もない、口みたいなのがついたリボルバー頭なのに、いや、そんな外見だからなのか、
決めゴマのカッコ良さが尋常じゃない。

果たして乾 十三とは何者なのか、どういった経緯でこのような異形になったのか。
「道具」呼ばわりされる事に対する異常な嫌悪と憤怒の理由は・・・
と、気になる点も多い。2巻が待ち遠しくて仕方ありません。、


下記に好きな作品がある人には、押さえといて損は無いというより
必修科目「読んでおかなければならない」のレベルだと思います。
『血界戦線』(内藤泰弘 / 集英社)
『トライガン・マキシマム』(内藤泰弘 / 少年画報社)
『ディメンションW』(岩原裕二 / スクエアエニックス)
『HELLSING』(平野耕太 / 少年画報社)
『ノブナガン』 (久正人 / アーススターエンターテインメント)
『エリア51』 (久正人 / 新潮社)
『KEYMAN』(わらいなく / 徳間書店) 
『GANGSTA』(コースケ / 新潮社)
『BLACK LAGOON』(広江礼威 / 小学館)
『デストロ246』(高橋慶太郎 / 小学館)