たまゆらきつね / 一色 イッシキ

実業之日本社『COMICリュエル』(2015年8月ー2016年5月)
全1巻

001

【レビュー】
和風ファンタジー / 感動 / 青春・恋愛

実業之日本社Webコミックサイト『COMICリュエル』 にて連載していた、
とある神社を舞台にした癒し系和風ファンタジー。
上記サイトで1話が試し読みできます。

005

おばあちゃんっ子の谷地ワタルは、祖母を亡くして沈んだ日々を過ごしていた。

9

祖母の足跡を追って訪れた三ツ森神社という神社で、
幼い頃会った白狐と再会したワタル。
2 (1)



その狐・ユキは
14

ただの狐ではなく、”神の使い”だった。

神使として人々の願いの手助けをする修行中のユキは、
「気持ちの整理をして、いつもの自分に戻りたい」というワタルの思いを叶える決意をする。


015
 
人は人の優しさや思い出に支えられている、という当然のことに
ユキとの関わりの中で気付いていくワタル。

人と狐の織り成す、優しく甘く、少し切ない物語。


とても綺麗で爽やかなストーリー、心に沁みる言葉の数々。
1巻完結の作品で落涙までもっていかれたのは久しぶりです。 

再宣伝、1話はこちらで読めます。

泣ける優しいファンタジー、という区分としては
バックトゥー・ザ★ヒーロー』(鬼灯 / 徳間書店)
『ミガワリメーカー』(恩田澄子 / 講談社)
現代魔女図鑑』(伊咲ウタ / 一迅社) 
タビと道づれ』(たなかのか / マッグガーデン)
鬼さん、どちら』(有永イネ / 小学館)
『トゥインクル・キャンディ』(雲之助 / 祥伝社)
『ラッキー』(村上かつら / 小学館) 
『空想郵便局』(朝陽昇 / マッグガーデン)

また、特に同ジャンルの神様・和風ものとして
『かみちゅ!』(作・ベサメムーチョ 漫画・鳴子ハナハル) 
『てるてる天神通り』(児玉樹 / 角川書店)
『誰が為に鋼は鳴る』(天乃タカ / エンターブレイン)

あたり好きな人はドンピシャだと思います。