オンラインファイルストレージ(もしくはFile Synchronization and Sharing Service)は、ファイルをバックアップ、他のユーザーと共有、データ授受に便利なオンラインのサービスです。パーソナルユーザー向けの人気のサービスはパブリッククラウドを使ったサービスが多い。

これまでずっとDropboxを主に使っていたが、プランが変更されたり、メインで使っていたマシンのSSDが壊れたのでだいぶん個別に壊れたデータが同期されてしまったので完全修復は不可能という災難があり、この機会に人気サービスを調べて使ってみてから乗り換えを考えようかなと思っています。

比較のファイルはこちら・・・

https://1drv.ms/x/s!AlbriModEyOHkAs4wH8sLT4TPSBJ

表を作ったら書きたいことがほとんどないのですが、それぞれ感想。

Dropbox

いまではiCloud driveもGoogle DriveもOne Driveもほぼ同じような挙動をするため珍しくなくなったけれど、「まるでデスクトップにあるファイルがほかのマシンから使えているみたい」なシームレスな使い勝手が特徴のオンラインストレージ。

ユーザーエクスペリエンス的にはとても使いやすいですが、共有フォルダを「自分のパソコンでデータをを削除するとほかの人からもデータがなくなる」ことや、モバイルデバイスの写真やスクリーンショットを自動同期したらとても無料では容量が足りない(私の場合はそうですが…)のがネックです。また、有料プランの契約は年間プランのみです。

一方で現在はビジネスに力を入れているようなので、有料の個人向けはProの一種のみしか選べません。 
個人的には「同期エラーでデータが消える不具合が過去にあった」「同期のSyncに時間がかかる」「SyncしているとOSの動作が不安定になる」などの実体験・感想がありますが、これも最新のMac OSに合わせているせいなのかも?

少しだけ使うなら無料版でもいいのだか、バックアップと履歴の機能が使えなくなるところが、ちょっと残念。

※リンクにはお友達紹介リンクをしこんでいるよ

 

Amazon Drive

オンラインのストレージで、現在容量無制限のサービスはあまりありません。今回紹介した5社の中ではエンタープライズが主力サービスになるBoxとAmazonのみ。Boxは5ユーザー以上で契約しないとならないので個人ならばAmazon Drive一択になります。

いまのところの問題は、どうもデスクトップアプリがクソっぽいことです。

  • 自動シンクしない
  • 毎回ファイルを指定する(前回アップロードしたファイルがひとめでわかりません)
  • FTPクライアントレベルのアプリ(少なくともmac版)
  • 不可視ファイルはのぞいてアップロードできます(デフォルト設定。システムなどはバックアップするイメージではないかも)

でも、とにかくオンラインにバックアップしておきたいなーという場合はいいかも。また、スマホ用のアプリAmazon Driveはファイルを1つずつ選択してアップロードするなど、プリミティブなつくりです。写真は、Prime Photoというアプリを使って自動バックアップ、閲覧ができます。

エントリーユーザーの写真の量だけなら大したことないけれど、 ヘビーユーザーにヘンナモノアップさせづらいように狙ったのかな?

わたしはAmazon Prime ユーザーで、Kindleやら書籍を売っているような人間だから、アマゾンのサービスはオマケが多く満足しているので全体にいい目に見てますし、とにかく容量無制限はすごいと思うのですが、 アプリはほかのサービスとは比較にならないものです(悪い意味で)。

Google Drive

浦島太郎すぎて、Gmailはいまだに容量が増え続けていると信じて疑わなかったのですが、いまでは無料枠は、Google Driveの合計使用量で15GBでキャップされていたのですね。10TB以上のサービスは他にはない(無制限除く)ので、個人で大容量を一気に確保ならばGoogle Drive一択なのかなと思います。一覧にしてみるとGoogle PhotoとAmazon Prime Photoがそっくりな仕様なんだなーという気がした。

現在の各社サービスのボリュームゾーンを見ると1TBを1万円のどの程度で売るかです。Google Driveの場合は価格がDollarsに固定されていたので(199.99ドルみたいな。エクセルでセルを選択すれば計算式が見られます)、円高になれば自然と割安に感じるのではないでしょうか。この記事執筆時は1ドル117円だったので、Apple、MSより安いけれどDropboxよりちょっと高いという感じになった。

履歴が取れるのもいい機能ですが、ファイル単位でのバージョンではなく、ドキュメントをGoogle Docsで開いて一つずつ確認するタイプの機能なので、たとえばバックアップしていた50ファイルくらいを一気に戻したい(ローカルのフォトショップが誤操作をしてファイルを縮小保存してしまったとかそんな事故)というのには向かないと思う。

Google Photoは契約と関係なく、アカウントさえあれば全員使え、アプリもiOS、Androidともすでに充実している。


Microsoft OneDrive

容量設定が50GBまでと微妙で、基本的にはOffice 365の付属サービスと考えるべき。Officeを使っていれば、無料で毎年1TBついてくるというイメージです。

アプリの使い勝手は、アイコンを含めてDropboxに似ている。Mac 版は少し開発が遅いようだけれど、それでもあまり違和感なく使えます(逆にDropboxのFinderにボタンを組み込んだりしないところも助かる。ただし、2016/12/24の更新のバグで、Mac OS 10.9でアプリが動かなくなっている→2017/1/10無事に修正版出ました。)。

ブラウザ上でOfficeが使えるWord OnlineやExcel Online、Power Point Onlineというサービスは、オンラインサービス自体は無料ですが、Office 365を入れているパソコンではブラウザで指定したファイルをデスクトップアプリで編集し、サーバに自動同期できます。Onlineで操作すればGoogle Docs同様データを複数ユーザーで同時閲覧編集も可能。Driveアプリを使っていればさらにシームレスにデータを使えるけれど、デスクトップアプリなしでブラウザから利用するという手もある。

モバイルアプリでも、OneDriveと連携して、Excel、Word、Power Pointを閲覧加工できるが、一部の機能がことなるらしく、OneDriveのデータを開いて加工しようとすると、データがデバイスにコピーされてしまう。サーバーに戻したい場合は新しいファイルとして戻さないとならない。ただ、、Wordの修正履歴のような、互換性のない情報を読んだり書いたりしないとならない作業がスマホでできるのは、イザというときにありがたいです。シチュエーション的にはあまりありがたくはないけれど…。

なお、データを5年間一切さわらないと(ログインしないと?)消されるというのが怖い。たとえば、AmazonはデータをアップロードしっぱなしでPrime Photoが解約になってもそのデータは消さない(Driveは消す)んだけど。Google Musicもなぜか、アップロードしたデータはいまのところ解約しても容量内なら消さない。


Box

使ったことがないので細かい感想がありませんが、エンタープライズでは人気のようです。個人向けはストレージサイズに対してプランの価格が高すぎるので、試験的にしか利用できなそう。

容量無制限、セキュリティ 、各種のアプリ(Blackberry版とかまである)、差分管理など、企業グループで使うサーバーとしては良さそう。

Apple iCloud Drive

iCloudなのでWindows使えないと思ったら使えてた。きっと使いにくそうだけれど…。

Apple ユーザーでもiCloudはシンクさせるすべてのデバイスを最新のOSで統一しないとならないという意味ですごく敷居が高く、まだ使ったことない。以前からシームレスにすべてを同期させるというコンセプトは変わっていないと思うけれど、iPhoneの容量が数十GBになったいま、快適でシームレスなクラウドバックアップを取るのはだいぶん容量が要りそう。 ファミリーで分け合えるのとかはちょっといいかも。



無料ならDropboxが一番お得な感じがするし、1TBを超える大容量・および写真ならAmazonかGoogleサービスが現実的な選択か。