『QUOVADIS ALL GUIDE』

デジタル文具ではなく、スタンダードな文具の代表選手、手帳のなかでも人気の高い「クオバディス」についての紹介をまとめた本を電子書籍——Kindle で出しました。

 QuoVadis


クオバディスは、フランスでDr.ベルトラミが考案したのがスタートだそうで、世界の人々に愛されている手帳です。個人的なことを言えば、わたしも手帳なぞを買うようになった高校生から、大学生くらいまで、仕事用のパソコンの前のカレンダーに予定を書き込むのがメインになる前は、ほぼ毎年クオバディス(マンスリーのビソプラン)を買っていました。今回カバーをデザインしてくださったデザイナーも、頼んでみたら「わたし使ってます!今年も!」とのこと。うーん根強いファンが居るのですよね。

本書は、文具評論でも有名なライターの納富廉邦さんが執筆したもので、以前に日経BPで特集された文章をまとめ直したものです。お読みになったことがある人もいるかもしれません。ポイントとなるのは『試せない手帳を試して書いている』レビュー方式。こういうスタイルだとか、こういうオプションがあるよ、と言われても、手帳というのは使ってみないと特徴(良さも悪さも)がわからないものです。しかも、試せない!そしてなんとなく気になるけれど、同じ手帳を使い続けたり、新しいものに手が出せなかったりすると思うので、来年や春に向けて、気になる手帳探しに役立てていただければと思っています。

オーサリングはアップルのPagesを使用

今回の本も、オーサリングは、Pagesで行いました。基本的に、シンプルなことしかできませんが、わたしは使いやすいかなと思っています。

ただし今回作業していて、Pagesのバグを発見することになりました。Pagesは1ファイルは1「タイトル」で区切られるようになっています。段落設定でもっとも大きなランクの「タイトル」を指定するとファイルが分割されます。逆にいえば、「タイトル」が来ないとファイルが区切れません(手動では操作ができない)。しかし、、1ファイルの画像容量が増えてしまうと、EPUB書き出しにエラーが出て、ファイルが途中から欠落してしまうのです。そんなこんなで、ファイルを短く区切れるように、目次立てに融通を利かせなければなりませんでした。なんだか、昔のパソコンソフトみたいですね。

画像が多い本書は、iPhoneよりiPadで見るとしっくりきます。ゆくゆくはアップルのiBookstoreでも配信してみたいです。