電子書籍についての連載が電子書籍になりました。

「【全部無料で10日間でできる】電子書籍かんたん制作出版ガイド」(Kindle)
発行:パブリス

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紙版(アマゾンと直販になる予定です)

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私はもともとDTP関連の制作フローとか、制作の効率化みたいな内容の本を作ったり取材してきた経験があるのですが(現場と効率化とかの話が好き)、電子書籍もそういう流れから興味を持ちました。

Kindleが発売されて、2008年頃にEpubやEpaperに興味をもって当時当然、「出版界には次はEpubが来るんだなー!」と思ったものの、印刷物主体の業界ではEpub自体がフィックスタイプのレイアウトと相容れない状況でまったく「Epubが来たー!」という感じには全然なりませんでした(笑)。それでもことあるごとに電子書籍関連の話題や仕事をさせてもらって、本格的に企画に関わらせて貰えるようになったのは、香月さんに声をかけていただいて、インプレスグループの「Impress QuickBooks」の末席に加わらせて貰ったのがきっかけです。

Impress QuickBooksはさまざまな編集者がいて企画を進めていますが、そのなかのいくつかは私の企画を入れていただきました。2008年というとはや5年以上!?経過したようなのですが、Epubの時代がやってきて本当によかったと思います。今年もなにか出来たらいいなと思います。

結局はいまは制作というより編集の役割ばかりで、電子書籍の制作効率化までは自分でノウハウを確立できていないのですが、電子書籍編集としては少しは経験とノウハウ積んだかしらと自負しています。電子書籍やKindle本を出版する本もいくつか関わりました(EPUB3スタンダードデザインガイドKindleダイレクト出版完全ガイド『iTunes Uと大学教育 -Appleは教育をどのように変えるのか?』)。


そういうノウハウやら知識をもとに連載させていただいたのが、「【全部無料の電子出版】」という企画。この企画では個人で電子書籍を作ってみたいけどどうすれば?という人に向けて、ポイントと手順をまとめました。ウェブの連載なので書籍のような細かい操作手順はありませんが、ある程度のパソコンスキルがあれば本当にこれだけで出版しちゃえると思います。

ちなみにウェブ連載もまだ掲載中ですので、ぜひそちらもご覧ください。

  1. 【全部無料の電子出版】第1回 じぶんで本を出版したい人が知っておくべきこと
  2. 【全部無料の電子出版】第2回 電子書籍を作るためにどんなツールを用意すべきか
  3. 【全部無料の電子出版】第3回 じぶんの本を売るプラットフォームと契約しよう(概要編)
  4. 【全部無料の電子出版】第4回 じぶんの本を売るプラットフォームと契約しよう(実践編)
  5. 【全部無料の電子出版】第5回 アマゾンKindle(KDP)で電子書籍を公開する前に知っておきたいこと
  6. 【全部無料の電子出版】第6回 アマゾンKindle(KDP)に電子書籍を公開する全手順
  7. 【全部無料の電子出版】第7回 電子書籍を発売したあとに知っておくべきいくつかのこと 

で、上記の連載をまとめてレイアウトしていただいて、付録を加え、電子書籍として発売していただいたわけです。


本書は電書化のスタイルを探るケーススタディみたいなものでもあります。制作はパブリスさんにおまかせで、書いたらあとは校了するだけのオールインワンになったスムーズなフローで、連載が終わってから1ヶ月程度ですべての準備が整ってしまいました。時間があるから印刷もしちゃおう、みたいな。すごい…! 

Webと同じ考え方なのですが、ごく小規模のものは自力で、ある程度の規模やクオリティが必要になればプロにまかせる、というのが今後の電子書籍の流れになると思います。これからは「電子書籍制作専業者の時代が来る!」ということです。制作だけでなく、売ってマーケティングサポートしてというところまでいくのじゃないでしょうか(これもWebと同じ?)。

パブリスさんは、メディアの運営と同時に、電子書籍制作のサポートを行っていく予定だそうです。なので、本書は「まずはだれもが知って欲しい電子書籍の基礎知識」ととらえていただくといいかも。

ちなみにオンデマンド本は原価ままなので印税がありません、おトク! もしも印税を払いたいという奇特な人がいれば電子版でよろしくお願いします^^