なんて綺麗なんだろう。なんて綺麗な男なんだろう!

見た直後ではなく、何度も見返しているうちにじわじわと沸き上がってきた感情。

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ありがとう、パトリックチャン!
厭味でもなんでもなく、本気でそう思うようになってきた。
キミが素晴らしく、そして若くまだ進化していくからこそ、こんなにも美しい高橋大輔を見ることができる。
現実、他の誰でも彼をここまで奮いたたせなかったかもしれない。

順位よりもクリーンな演技をみたいと思ってしまう大輔さんのプログラム。それが転倒やミスがあろうともなんて美しく、訴えかけるものがあることか!
もちろん、やはりミスは世界観を壊すので、彼ほどミスが痛く感じる演技をする人はいない。

それでも昨年の彼よりも、格段に美しい。艶やかなナイフのような美しさがある。

完全無欠の世界チャンプは、実はその高すぎる評価から、その実力を否定されるぼどの批判を受けたりもする。
まるで倒されるべき存在のように祭り上げられ、気の毒に感じることさえある。

そんなチャンを冷静に1番評価しているのは彼だ。
ずっと高橋大輔を意識し追いつづけ、ついに追い越した今、何よりもチャンに自信を与えるのは高橋大輔に勝つこと。きっと点数よりなにより、存在を証明出来る。
高橋大輔は彼が強いと、はっきりと宣言する。
彼はチャンの滑りを好きだとはいわない。正直な人だ。
実力を評価し、自分がそれをもっていないことを悔しく思い、そのレベルに追い付くことだけを考えている。

彼がその能力を武器に、どんなスケートを体現したいのか。それこそは、「パーフェクト」を超える「奇跡」
誰もがそれこそを見たいと思っているとつい思ってしまう。今後より進化していくチャンの姿と、それを追うことで奇跡を体現しようとする高橋大輔、どちらを見たいと世界中の人が期待しているか。
私はファンの思い込みではないと思っている。
五輪の舞台で完全無欠の男が刻まれることではなく、奇跡を体現する男として、あの男が感動を巻き起こすことを。


しかし今回、よくやったなーと思いました。正直、すごく心配でした。少し前に、ニコライの本をパラ読みして、大輔に高山トレーニングは無駄に体力消耗させるだけだから、大きな大会前に有益ではないという昔の話を見たので。
もちろん、過去と今は違うと思う。その本を読むと、いかにニコライが大輔を好きでも、少しいやな気分になる。
今の大輔さんの強さの証は、自分ですべてを決める強さを得たからだと感じました。
長旅、高地、そして環境変化に敏感な高橋大輔の身体構造。

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実際フリーの演技中など、常に口が開いてる状態で明らかな酸欠だと見て取れたし。
しかしそこをパワー配分して乗り越えた判断力と感性。これはベテランならではでしたね。貫禄すら感じます。

動きもファイナルと比較すると、ファイナルの方がスケールが大きくうねりがありました。
しかし今回は本人は動きが小さくなったといってますが、キレはよくてメリハリもあり、とてもペース配分はよかったと思います。
1番かっこよさのあるブルースでした。
アクセルは痛いけど、珍しいというには抜けやすいから課題だと思う。

シュートもやはり転倒により世界観が壊れてしまうのですが、それでもラストに向けて沸き上がるうねり。渦にも似たものをかんじました。

ショートのあの時間で、人にここまでの感覚を与えるのはすごい。
このプログラムは本当に完成を願わずにはいられないです。




しかし大輔さん…フィナーレお約束過ぎ
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いや、むしろやりすぎ感が、すがすがしい。笑いに変えるためにこけたのか? 関西人め…
見ていて何を跳ぶ気か「??」で、助走つけておきながら跳ぶ前に迷ってるし。4T狙いを4Fに変えようとしたのかな? 
大会の最後の最後で1Tを転倒する男(笑)
EXで助走なしで3A跳ぶ人と同一人物なのか。次回期待してます