2005年11月27日
中国移動の携帯電話テレビサービスは上海で登録数5000人突破

番組内容は以前の6チャンネルから現在は12チャンネルに拡大、ニュース、財経、娯楽、スポーツ、映画など約10種類の短い番組を終日繰り返し放送する。1日あたりの更新本数は100本に達する。上海の月額視聴料は20元。
IMS Researchの報告によれば、2010年までに世界の携帯電話テレビユーザーは1億2000万人、電気通信キャリアと国内外の家庭用電化製品メーカーがこの新たな市場へ参入の意欲を見せている。
■上海東方龍移動信息有限公司
中国の電話ユーザー、10月末までに固定3.4億、移動3.8億
情報産業部は22日、2005年10月末現在全国の電話ユーザは7億3100万ユーザに達したと発表した。このうち固定電話は2004年末より3683万6000ユーザ増の3億4800万ユーザ、携帯電話は4821万7000ユーザ増の3億8300万ユーザとなっている。また、全国の固定電話普及率は26.6%、移動電話普及率は29.1%である。このほか全国1〜10月のショートメッセージ発信量は2466億6000万本(40.1%増。前年同期比、以下同じ)を記録した。
全国郵政事業1〜10月の収入は476億5000万元(8.1%増)、このうち通信事業によるものは4807億8000万人(11.6%増)に達している。
全国郵政事業1〜10月の収入は476億5000万元(8.1%増)、このうち通信事業によるものは4807億8000万人(11.6%増)に達している。
中国のブログ利用者は9カ月で2倍以上に

Analysys International社によれば、中国のブログ市場は育成期から急成長期を迎えているが、ビジネス・モデルはまだ成熟していない。多くのブログ・サービスのプロバイダは、積極的に新しい製品を開発したり、新しいサービスを提供してユーザー獲得に努め、ビジネス・モデルの革新に力を入れている。
中国のブログ市場はまた発展中であり、VCに踊らされて従業員を増やしているが、どの会社も黒字に達成していないのは現実。
主な収益は、広告、有料ブログ、モバイルブログ、企業向けカスタマイズが現在のビジネスモデル。しかし、ブログの運営はよいだが、収益を上がる経験は少なく、模索しているところだ。
■Analysys International(易観国際)
レノボと中企動力が電子ビジネスを主とする戦略提携で合意

今回のレノボと中企動力の提携は、戦略、製品、市場、業界応用、資源共有などの方面に重点を置いたものという。
双方の関係者はいずれも、提携の真の目的は製品及びプラットフォームを利用してバリューの高い電子ビジネスを展開、電子ビジネスの新局面を切り拓き、企業によりよいサービスを提供することにあると語っている。
モルガン・スタンレーの最新レポートでは、中国電子ビジネスは来年、本当の意味で普及、発展すると予想されている。
ECは、決済と物流がポイントだ。中国では、決済と物流とも環境が揃っておらず、市場の拡大が難しい。また、中国では、クレジットカードで支払いするとき、パスワードが必要だった。最近では国際標準にあわせるため、署名で行うようになった。しかし、オンラインでクレジットカードを使うことは少なく、銀行のキャッシューカードを使うことが多いだ。
この二社の動きに環境がどこまで期待できるかは、また未知数である。
■聯想集団
■中企動力科技集団
2005年11月21日
チャイナユニコムは来年にCDMA端末300万台購買

CDMA端末産業における主導的役割を発揮し、CDMA端末の発展を図っていく。業界関係者らはチャイナユニコムが300万台もの大量購買を行うことは、CDMA端末産業の発展を促すとみている。チャイナユニコムは300万台の端末を以下のように位置付けている。
1.ハイエンドのユーザ向けの「世界風」。この端末はSIMチップを2個同時に装着できるデュアルタイプ。
2.一般消費者向けの端末。
3.低所得者向けのローエンド端末−。
■チャイナユニコム
長虹朝華/AMD/MSが家庭向け「3C」製品で提携

同製品はパソコン、ホームシアターの全ての機能を備えており、テレビ、DVDプレーヤー、ゲーム機、インターネットエンターテイメントなどの機能を整合した上で強化し、ビデオ・オーディオセンター、デジタルセンター、情報センター、ゲームセンターなどの一体化を実現した。他のデジタル家電とも接続でき、リビングルームを本当のレジャーセンターにしたという。
長虹朝華、AMD社、MS社は3C技術、家庭用ブロードバンドエンターテイメント市場を見込んで、研究開発、販売、ルート、マーケティングなどの面で提携を展開している。この多方面にわたる提携モデルは業界で有望視されているという。
中国ほとんどの都市にケーブルテレビが普及されている。ほとんどの家庭がテレビを持っているため、これ以上のメディアはない。家庭向けの3C製品は、インターネットとテレビ両方の融合した媒体になることは違いない。ゲーム会社とポータルサイトなど、すでに家庭向けの3C製品向けのコンテンツを準備し始めている。広告プラットフォームとしても期待できる。
■四川長虹電器有限公司
■AMD社
■マイクロソフト社
2005年11月13日
グルメ情報検索サイト「ぐるなび」が中国進出

中国市場に参入後、「ぐるなび」は日本と同じ方法を展開する。ネットワークユーザーはグルメ情報検索システムを利用可能で、料理の種類、地域、地下鉄または公共交通ルートなどのキーワードから飲食店の捜索を行う。ネットワークユーザーはウェブサイトでオンライン予約を行うことも可能で、レストランに直接、席を予約する。ユーザーの利用料金は無料で、ウェブサイトに情報を掲載する飲食店が一定の費用を払う。
「ぐるなび」上海サイトには既に500軒以上の飲食店が掲載されており、1年後には北京、広州などの都市に進出し、3年間で会員数50万人、約1万軒の飲食企業をカバーする計画。
■ぐるなび(咕嘟妈咪限定)
Yahoo中国が検索エンジン事業に力入れる、デザイン変更

YAHOO中国の呉炯CTOは検索エンジンについて「中国が世界に向けて提供するベストの検索エンジンとなる」と語り、中国語をはじめ38種の言語での検索に対応することを明らかにした。これまでの3カ月間でアリババはYAHOOの検索エンジン用サーバ2000台余りを米国から中国国内に移し、米国内でも30人以上で構成されるトップレベルの検索技術開発チームを組織している。YAHOO中国はこれまでポータルサイトとして携帯電話コンテンツ、検索エンジン、オークションなど各分野に力が分散していた。
YAHOO中国は現在、トップページのデザインを変更した。百度の上場以来中国国内で検索エンジンビジネスがブームになっている。YAHOO中国は中国に進出したのは金成までだが、業績が芳しくなかった。今回は検索ビジネスで、上場後レコード会社に著作権問題でただかれている百度を乗り越えそうとしているようだ。
■YAHOO中国(新しいデザイン)
■YAHOO中国(旧デザイン)
チャイナモバイル、携帯とアニメの最善融合モデルを模索

目的は携帯電話のアニメ制作会社やアニメ制作技能に卓越した個人を発掘・養成し、優秀で認知度の高いオリジナルアニメを蓄積し、作品ストックを豊富にすることにあるという。
携帯電話のアニメはチャイナモバイルが宣伝を開始したばかりの新サービスで、その情報容量の大きさ、表現の豊富さから中国における3Dの中心的なサービスのひとつになるとされている。
中国はアニメの消費大国に変化を遂げ始めており、2004年の中国アニメの消費額は、800億元に達した。しかしそのうち80%のシェアは国外のアニメ制作会社が占めているという。
■チャイナモバイル
中国の携帯電話の年間平均機種変更台数は7000万台

中国最大のIT情報専門サイト、賽迪網(ccidnet.com)によると、中国の携帯電話ユーザーのうち、機種変更をしたいと考えているユーザーは6割を占めている。カラーディスプレイ、着信音の和音、無線LAN、カメラ付き、MP3プレーヤーなどの新機能により、機種変更は盛んに行われるという。中国の携帯電話のユーザーは3億件に近づいており、利用者数が最も多い国となっている。このうち、50%の利用者は1−2年間に一度、機種を変更している。1年間以内に買い換える利用者も20%近くに上るという。利用者が3年間に一度機種変更を行う頻度で計算すれば、中国では毎年、携帯電話用のバッテリー2億個、充電器1億個が廃棄されることになるという。
■賽迪網