2006年08月26日
08年上期のラジオ・テレビ広告収入は前年比13%増の239億元
国家広播電影電視総局(国家広電総局)がこのほど明らかにしたところによると。1−6月のラジオ・テレビ放送による広告収入は前年同期比13.41%増の239億元となり、伸び率は2005年通年の伸び率を上回っている。分析筋によると、「規定違反の広告の禁止令」が8月から実施されたため、下半期(7−12月)の広告収入は明らかに減少する見通し。
1−6月のラジオ・テレビ放送業界の総収入は同12%増の434億元となった。このうち、広告による収入は55%を占めており、主要な収入源となっている。有線テレビによる収入は20%を占めているが、その他は有料デジタルテレビとドラマの販売収入。
同期の有線テレビ利用者は200万世帯増の1億3000万世帯となり、デジタルテレビの利用者は250万世帯増の650万世帯となった。
最近では一部健康食品へのテレビ放送制限が課せられ、収益に影響したこともあるだが、楽観な成長だ。
1−6月のラジオ・テレビ放送業界の総収入は同12%増の434億元となった。このうち、広告による収入は55%を占めており、主要な収入源となっている。有線テレビによる収入は20%を占めているが、その他は有料デジタルテレビとドラマの販売収入。
同期の有線テレビ利用者は200万世帯増の1億3000万世帯となり、デジタルテレビの利用者は250万世帯増の650万世帯となった。
最近では一部健康食品へのテレビ放送制限が課せられ、収益に影響したこともあるだが、楽観な成長だ。
中国の金山軟件は総額7200万ドルの投資獲得し国際化戦略を実施
ソフトウェア大手・金山軟件有限公司はこのほど、総額7200万ドルの投資を獲得したことを発表した。今回の投資は、シンガポー政府直属投資ファンドおよびインテルなどによるもの。新規投入資金は急成長中のオンラインゲーム事業に運用され、金山の国際化戦略が実施される。
金山軟件の目標は、今後3年以内に、国内最大のネットゲーム研究開発企業および国内内とアジア・太平洋地域におけるアプリケーションソフトプロバイダのリーダー企業となることという。今回の投資によって、現在の業務開拓と製品開発に対する財政面での十分なサポートが得られ、戦略を効果的に実施することが保障される。
利潤獲得力分野などに関する審査にパスしなかったため、3年以内のナスダック上場計画は基本的に実現する見込みはないため、同社は代わりに香港株式市場での上場を目指す。
中国のワープロソフトスタンダードのWPSを開発・販売から、うまく業務を転換し、いまではオンラインゲーム、セキュリティソフト、ワープロソフトを中心に収益を確保している。
金山軟件の目標は、今後3年以内に、国内最大のネットゲーム研究開発企業および国内内とアジア・太平洋地域におけるアプリケーションソフトプロバイダのリーダー企業となることという。今回の投資によって、現在の業務開拓と製品開発に対する財政面での十分なサポートが得られ、戦略を効果的に実施することが保障される。
利潤獲得力分野などに関する審査にパスしなかったため、3年以内のナスダック上場計画は基本的に実現する見込みはないため、同社は代わりに香港株式市場での上場を目指す。
中国のワープロソフトスタンダードのWPSを開発・販売から、うまく業務を転換し、いまではオンラインゲーム、セキュリティソフト、ワープロソフトを中心に収益を確保している。
中国の携帯電話テレビ、08年に運営開始
国家広播電影電視総局(国家広電総局)は、18日開催された第3回の中国デジタルテレビ産業トップフォーラムにおいて、携帯電話テレビは2008年に運営を始め、北京オリンピックではその本領を発揮できるだろうと発表した。
国家広電総局科学研究院電視所によると、「国家広電総局は2006年末までに計画を立て、基地局の試験ネットワークを建設、システムの試験を行う。2007年中に基地局の模範ネットワークの建設を終え、商用試験を始める。2008年の上半期には衛星システムの使用を開始し、全国をネットワークで結び、正式運行に入る」という。
この発表は、巨額の利益を生む携帯電話テレビに関連する各利益集団にとって、携帯電話テレビの規格をめぐって最も重要で微妙な時期に入ったことを意味している。
モバイルテレビはこれから大きくなる見通しで、現段階では、免許の発行はかなり厳しく制限されている。また、端末もこれからだ。
国家広電総局科学研究院電視所によると、「国家広電総局は2006年末までに計画を立て、基地局の試験ネットワークを建設、システムの試験を行う。2007年中に基地局の模範ネットワークの建設を終え、商用試験を始める。2008年の上半期には衛星システムの使用を開始し、全国をネットワークで結び、正式運行に入る」という。
この発表は、巨額の利益を生む携帯電話テレビに関連する各利益集団にとって、携帯電話テレビの規格をめぐって最も重要で微妙な時期に入ったことを意味している。
モバイルテレビはこれから大きくなる見通しで、現段階では、免許の発行はかなり厳しく制限されている。また、端末もこれからだ。
中国オンラインゲーム大手の盛大公司は4〜6月期純利益は1.3億元に大幅増
オンラインゲームの大手パブリッシャー・盛大互動娯楽有限公司(盛大公司)は先ごろ、2006年4〜6月期の業績報告を発表、純収入は1〜3月期より18.8%増の4億600万元、純利益は同1013%増の1億3400万元に達したことを明らかにした。
大規模なゲームによる収入が1〜3月期より35.3%増となった点が目立っている。MMORPG(MassivelyMultiplayer Online Role Playing Game。インターネット上で、多数プレーヤが同時に1サーバに接続してプレイするタイプのロールプレイングゲーム)業務で収入が増加しており、これが好調な業績につながっている。
一度は落ち込んでいたネットゲームは持ち直したようだ。中国の国に合致したマーケティングは評価できる。
大規模なゲームによる収入が1〜3月期より35.3%増となった点が目立っている。MMORPG(MassivelyMultiplayer Online Role Playing Game。インターネット上で、多数プレーヤが同時に1サーバに接続してプレイするタイプのロールプレイングゲーム)業務で収入が増加しており、これが好調な業績につながっている。
一度は落ち込んでいたネットゲームは持ち直したようだ。中国の国に合致したマーケティングは評価できる。
中国の楽曲版権使用料支払い問題
国家版権局は21日、カラオケ業者の楽曲版権使用料支払い問題に関して、カラオケルーム1部屋あたり1日12元の楽曲版権使用料支払いを義務付ける試案を発表した。カラオケでの音楽作品、音楽ビデオ作品、ホテル、空港などでのBGM使用にはその著作権者に対する版権使用料支払いが法的に定められているが、著作権管理体制が未整備であるために支払い状況は芳しくないのが実情で、著作権者、カラオケ業者らもこの問題の早期解決を望んでいる。試案の詳細は国家版権局サイト(www.ncac.gov.cn)で確認できる。
これもおもしろい問題で、カラオケ好きな方が多く、カラオケボックスも日本に比べかなり豪華な作りになってる。やはり、音楽は国の境界線はないかもしれない。
これもおもしろい問題で、カラオケ好きな方が多く、カラオケボックスも日本に比べかなり豪華な作りになってる。やはり、音楽は国の境界線はないかもしれない。
中国ネット利用は05年の1.1億人から08年には2億人に
米の大手投資銀行、PipperJaffrayが15日に発表した報告によると、中国国内の大手広告代理会社を対象に調査をした結果、中国のインターネット利用者が2008年に2005年の1億1100万人から2億人に増加する見通しだ。オンライン広告のうち、検索エンジン広告の成長率が最も高い。今後数年間は30-40%のスピードで成長していく見通し。
ネットカフェがかなり普及していることから、インターネット利用者も順調に増えている。
ネットカフェがかなり普及していることから、インターネット利用者も順調に増えている。
中全国の携帯電話ユーザは4.3億、固定電話は3.6億ユーザ
情報産業部は21日、7月末現在全国の携帯電話ユーザは2005年末より3839万4000ユーザ多い4億3179万9000ユーザ、普及率は100人あたり32.7台に、固定電話ユーザは2005年末より1615万2000ユーザ多い3億6659万7000ユーザ、普及率は100人あたり28台に達したと発表した。
また1〜7月の全国携帯電話ショートメッセージ発信数は前年同期比44.9%増の2385億通に上っている。このほか7月末現在の全国郵便・通信業界営業収入は前年同期比11.4%増の4052億9000万元を記録。内訳は郵政事業によるものが11.7%増の370億1000万元、通信事業によるものが11.4%増の3682億8000万元となっている。
かなりの数だ。一部の農村地域では、固定電話よりもやすい通話プランを提供しているため、固定電話を解約するひとも多いといわれている。
データ通信やコンテンツの利用はそれほど多くないが、それでも8000万人いるといわれている。
また1〜7月の全国携帯電話ショートメッセージ発信数は前年同期比44.9%増の2385億通に上っている。このほか7月末現在の全国郵便・通信業界営業収入は前年同期比11.4%増の4052億9000万元を記録。内訳は郵政事業によるものが11.7%増の370億1000万元、通信事業によるものが11.4%増の3682億8000万元となっている。
かなりの数だ。一部の農村地域では、固定電話よりもやすい通話プランを提供しているため、固定電話を解約するひとも多いといわれている。
データ通信やコンテンツの利用はそれほど多くないが、それでも8000万人いるといわれている。
海爾が中国語検索エンジン「百度」搭載の携帯電話発売
中国家電トップの海爾(ハイアール)は、中国語検索エンジン「百度」を搭載した携帯電話A600を発売した。国産の携帯電話でインターネット検索機能が搭載されているのはこれが初めて。
同社携帯電話事業本部によると、使用者はショートメッセージの要領で検索ができ、表示される検索結果もパソコンと全く同じだという。しかし、検索種類がウェブ検索に限定されるため、百度の関係者は「ニュース検索機能も今後、海爾のハイエンド携帯に搭載する予定」と述べた。
同種の携帯電話の発売により、「海爾」携帯の「早い」イメージが高まり、消費者もより快適なサービスが受けられるようになった。また、国産携帯電話の価格戦争が続く中、同質化から脱却することができた。なお、この機能の搭載によりコストは10ドル前後上昇する見込み。
NOKIAとMOTOROLAなどの外国ブランドががほとんどの携帯電話シェアを占めている中、中国国産の携帯電話メーカーはかなり苦戦している。
同社携帯電話事業本部によると、使用者はショートメッセージの要領で検索ができ、表示される検索結果もパソコンと全く同じだという。しかし、検索種類がウェブ検索に限定されるため、百度の関係者は「ニュース検索機能も今後、海爾のハイエンド携帯に搭載する予定」と述べた。
同種の携帯電話の発売により、「海爾」携帯の「早い」イメージが高まり、消費者もより快適なサービスが受けられるようになった。また、国産携帯電話の価格戦争が続く中、同質化から脱却することができた。なお、この機能の搭載によりコストは10ドル前後上昇する見込み。
NOKIAとMOTOROLAなどの外国ブランドががほとんどの携帯電話シェアを占めている中、中国国産の携帯電話メーカーはかなり苦戦している。
中国今年上期の全国のネットバンキング取引額は40兆元
中国金融認証センターは先ごろ、上期の全国ネットバンキングの新規企業顧客は90万社、新規個人顧客は3500万人、ネットバンキングの取引額は40兆元を超えたことを明らかにした。全国の商業銀行141社のうち、ネットバンキングサービスを展開しているのは48社(外資系銀行を含む)に上る。
また中国ネットワーク情報センター(CNNIC)の統計によると6月30日現在、全国のインターネットユーザは1億2300万ユーザ。このうちブロードバンドを利用しているのは約7700万ユーザ、携帯電話を利用してインターネットに接続しているのは約1300万ユーザ、全国のインターネットサイト数も70万サイトを上回っている。
いよいよネットバンキングが認識し始め、利用者が増えてきた。ただ、最近では、利用者側管理の不備による口座番号とパスワードの漏れで、一部のユーザーでは損失が出ている。
また中国ネットワーク情報センター(CNNIC)の統計によると6月30日現在、全国のインターネットユーザは1億2300万ユーザ。このうちブロードバンドを利用しているのは約7700万ユーザ、携帯電話を利用してインターネットに接続しているのは約1300万ユーザ、全国のインターネットサイト数も70万サイトを上回っている。
いよいよネットバンキングが認識し始め、利用者が増えてきた。ただ、最近では、利用者側管理の不備による口座番号とパスワードの漏れで、一部のユーザーでは損失が出ている。
08年中国インターネット広告市場売上高が68億7000万元に
関連報告によると、ブランド広告市場と検索エンジン広告市場を含め、2005年の中国インターネット広告市場の売上高は前年同期比59.83%増(12億900万元増)の32億2900万元に達した。2008年はさらに2005年比倍増の68億7000万元に達する見通し。
同報告によると、2005年のブランド広告市場の売上高は54.91%増の23億200万元となった。全体に占める割合は2004年の73.56%から71.3%に低下している。同期の検索エンジン広告市場の売上高は73.52%増の9億2700万元に達し、市場シェアは26.44%から28.7%に増加し、高度成長を遂げた。検索エンジンによるマーケティング効果の認知が高まっているため、広告主がインターネット広告の投入を増加したという。
ネットユーザーが増える一方で、ブランド広告の効果が見え始めた。同時に、検索エンジンの認識が高まり、その有効性が認められ、市場全体が盛り上がっている。
同報告によると、2005年のブランド広告市場の売上高は54.91%増の23億200万元となった。全体に占める割合は2004年の73.56%から71.3%に低下している。同期の検索エンジン広告市場の売上高は73.52%増の9億2700万元に達し、市場シェアは26.44%から28.7%に増加し、高度成長を遂げた。検索エンジンによるマーケティング効果の認知が高まっているため、広告主がインターネット広告の投入を増加したという。
ネットユーザーが増える一方で、ブランド広告の効果が見え始めた。同時に、検索エンジンの認識が高まり、その有効性が認められ、市場全体が盛り上がっている。