2011年11月04日
より良い伏図作成の架構セミナー
「青年委員会スキルアップセミナー」の連続講座
木造住宅を学びたい意匠設計者、生産技術者へ「より良い伏図作成の架構セミナー」
のご案内です。
木造住宅の構造計画の基本と、安全なより良い伏図のチェック及び架構設計の考え方を学びます。
今後木造住宅の分野で活躍する意匠設計者やプレカットメーカーなどの生産技術者を対象にしたセミナーを2回にわたって開催します。
これから本格的に木造住宅の架構設計を学びたい方、改めて学び直したい方は、ぜひこの機会にご参加ください。
講師は村上木構造デザイン室代表
村上淳史氏です。
■1日目 (11月5日 土曜日)
・2階床不陸事故に基づく直下率チェック図の重要性
・チェック図作成演習、伏図の考え方
■2日目 (11月19日 土曜日)
・構造計画からみた架構設計の考え方
・事故事例から学ぶ架構設計演習
*テキスト(別売)「安全な構造の伏図の描き方」 2800円
(当日会場にて販売もいたしております)
*当日は筆記用具、電卓をお持ち下さい
日時 1日目:2011年11月 5日(土) 13:30~16:30
2日目:2011年11月19日(土) 13:30~16:30
会場 社団法人 東京建築士会 会議室
東京都中央区晴海1-8-12トリトンスクエア オフィスタワーZ4F
定員 50名
会費 各日:正・準会員3000円 一般4500円
(両日合計6000円 一般9000円)
CPD 各日3単位(両日参加6単位)
主催 (社)東京建築士会
企画 (社)東京建築士会 青年委員会
協賛 福井コンピューター株式会社
マツシマ林工業株式会社
丸宇住宅資材株式会社
お申込みは下記のフォームをご利用ください。
http://www.tokyokenchikushikai.or.jp/event/form/form_seminard.htm
または、東京建築士会青年委員会のFacebook公式アカウント
http://www.facebook.com/se.tokyo
にアクセスしてください。
さらなる詳細はチラシ(pdf)をご覧ください。
こちらのブログにも紹介されています。
2011年10月11日
住宅セレクションvol.3 「更新する家」
会期:平成23年10月13日(木)~25日(火)
会場:リビングデザインセンターOZONE
主催:社団法人東京建築士会
※入賞作品集の販売も行われます。
10月22日 17:00~18:30には、
住宅セレクションVol.3の審査員である、植田実氏と千葉学氏による
『植田実×千葉学リノベーションを語る』を行います。
入場無料です。
住宅セレクションvol.3 「更新する家」の概要は、
単に作品の優劣を競うのではなく、多くの方向性をセレクトして、社会に発表することを目的としています。
経済指標の1つとして住宅着工件数が扱われるように、私たちは大量の住宅を生産してきました。
住宅は消費財として見られ、新築時が価値のピークで数十年後にはゼロになってしまいます。
しかし、近年、リフォームやリノベーションというような言葉が一般化し、住宅に対する価値意識も変化してきました。
第3回目となる「住宅セレクション」は、既存建物に積極的な視点を取り入れ、新たな構想に繋げた住宅の実作例や提案を募集しました。
使い続け「更新」することによって新たに見出された人と建築や環境との関係など、これから住まいの価値を示唆するような事例を応募して頂きました。
住宅セレクションvol.3は、応募作品数80点の中、入賞数14点となり、入賞数14点の写真、模型や図面が展示されます。以下は入賞者と作品名です。
・中佐昭夫(東京 ナフ・アーキテクト&デザイン(有))/C.U.I
・高橋元氣((株)元氣つばさ設計事務所)/伊勢の静居
・川上堅次(エトラ(株))/COMPACT LUXURY
・川上堅次(エトラ(株))/本棚の家
・山下保博((株)アトリエ・天工人)/YA-CHI-YO―価値の再編集―
・鈴木秀雄(一級建築士事務所バサロ計画)/繋がる家
・高橋功治(高橋功治アトリエ一級建築士事務所)/新金岡団地の改修
・駒井貞治(駒井貞治の事務所)/借家生活1,2,3,4・・・
・駒田剛司(駒田建築設計事務所)/FUNABORI
・山田初江・八木佐千子(林・山田・中原設計同人/NASCA)/仲町の家→早宮の家
・宮部浩幸(SPEAC,inc)/蔦の家
・宮部浩幸(SPEAC,inc)/目黒のテラスハウス
・高田博章(一級建築士事務所htmn)/高野台のリノベーション/多重領域
・小谷研一(小谷研一建築設計事務所)/庭の樹々が美しく映えるライトイエローに彩られた空間/東松原の住宅(増築改装)
リビングデザインセンターOZONEのサイトに二つの作品の写真が紹介されています。
過去の住宅セレクションも書籍となり、まとめられています。
藤森照信×伊東豊雄の住宅セレクション30
建築家と考えるセカンドハウス (エクスナレッジムック)
2011年10月01日
第24回世界建築会議UIA2011東京大会~シンポジウム~
UIA2011東京大会
開催日:2011年9月27日(火)
「コミュニティ・アーキテクツ」シンポジウム
主 催 :日本建築士会連合会
テーマ:地域に根ざした建築士からの提言と実践
1.基調講演 13:00~14:30
「ネオリアリストの視点から見たヨーロッパの建築家」
講演者:マリステラ・カッシアート教授(イタリア・ボローニャ大学建築史教授)
講演の中で「新経験主義とネオリアリズム」と言う言葉が出て、その言葉の意味を深く聞いてみたいと思い、話に聞き入っていました。

新経験主義とは、第二次大戦後の労働者の家族の為につくられた近隣住宅地の設計にみられる考え方だそうです。
また、ネオリアリズムは、戦後のイタリアのローコスト住宅を論じる際に使用されている言葉との事。
つまり、新経済主義の概念は、既存の概念にとって代わる考え方を体現しているという事の様です。
その講演で気になった言葉があります。
住宅を構成する「3つの空間」と言う言葉。
①社会的に得られる空間
②表情から得られる空間(心理的空間)
③生活者の経験から得られる空間
そして、「コミュニティ=つながり」と言う言葉。シンプルな言葉ですが、非常にいい言葉だなと思いました。
この他にも、1950~70年代の住宅地の計画・建設等の話もあり、あっという間の1時間半の基調講演。
実にいい話が聞く事が出来ました。
2.事例報告 14:30~17:00
(A)神戸市再生まちづくり:森崎輝行(森崎建築設計事務所)
(B)京都祇園の南地区再生:吉田秀雄(元・畿央大学教授)
(C)土佐派の家づくり:山本長水(山本長水建築設計事務所)
(D)山形県金山町のまちづくり:片山和俊(東京藝術大学名誉教授)
(E)オランダのコミュニティ形成:吉良森子(神戸芸術工科大学客員教授)
5人共に共通していた事は、それぞれの地域で、その地域にあった「まちづくり」・「ひとづくり」・「地域づくり」をされている事でした。
コミュニティの大切さ、街の人との交流、互譲互助の環境づくり、伝統的な建築を守りながら現代の社会が求める環境共生する社会活動、自然を壊さずに新たな風景を作り上げていく町づくり、路地や抜け道を使って住民のつながり、コミュニティは設計を通して人と人との関係を形成する、等の話がありました。
今後何かヒントとなる話ばかりで、とてもいい事例報告が聞けました。
3.パネルディスカッション 17:10~19:00
司会:北尾靖雅(京都女子大学准教授)
パネリスト:基調講演者(1名)・事例報告者(5名)
コメンテーター:広井良典(千葉大学法経学部教授)
:大月敏雄(東京大学大学院准教授)
:藤本昌也(日本建築士連合会会長)
時間の都合上退席してしまいましたが、おそらく盛り上がった事と推測されます。
報告者:(社)東京建築士会・青年委員会委員
石川智章
