2009年08月01日

棘皮動物祭り その1

nyaveです。

今日は朝早くからK女高の皆さんと一緒に沖ノ島で磯採集でした。
朝の磯は良かった!まだ誰にも踏み荒らされていない磯!比較的涼しいし。早起きした甲斐がありました。

さて、今週あった高校生実習では、最後に実験所にいる棘皮動物ぱぱっと紹介するという時間があります。
そこで出てきた生物をブログでも紹介。

ラッパウニラッパ












ラッパウニです。ウニ綱ラッパウニ科 Toxopneustes pileolus
叉棘が変形してラッパ型に開いているのが名前の由来。
こいつは毒が強いので触っちゃいけない!とすりこまれてきた。
しかし最近、どうも手なら平気らしいと何人かの先生から伺った。
水から出すとラッパが閉じるので平気だってのは実践して確認していたが、流石に水中ではまだ触ったことがなかった。
で、右の写真が水中のラッパウニを触った後の手。先生の。
ラッパが指にくっついた!((( ;゚Д゚)))
でも痛くないようだったので、nyaveさんも触ってみました。
うん、痛くないです。ラッパ刺さるけど。
手のひらや指先以外(手の甲とか腕とか)が触れると結構痛いらしいから気をつけましょう。
あ、指で触ってやっぱり痛かったとして当方としては責任を負えませんので、やるときは自己責任で宜しくお願いします。面白いお(`・ω・´)

スカシハスノハナマコ












まず左の写真。
左:スカシカシパン タコノマクラ目スカシカシパン科 Astriclypeus manni
右:ハスノハカシパン タコノマクラ目ハスノハカシパン科 Scaphechinus mirabilis
カシパン2種類です。(ハスノハはこの辺りにいるわけじゃないけど)
ムラサキウニやバフンウニが正形類と呼ばれるのに対してこちらは不正形類。
肛門の位置が口の真上ではなく、同じ口側の端っこ寄りのところにある。だからこいつらは五放射相称じゃなくて左右相称なのです。裏切りものですね。

右の写真。
左と右:マナマコ ナマコ綱マナマコ目マナマコ科 Apostichopus japonicus
真ん中:トラフナマコ  ナマコ綱マナマコ目クロナマコ科 Holothuria pervicax
マナマコは色彩変異が激しいよう。背中の突起(いぼ足)が大きいのが特徴かなぁ。
トラフナマコは模様が特徴的なのでわかります。
で、近くにある白いのはトラフナマコのキュビエ器官です。K高校の男子生徒がいじってたら吐き出しました。吐き出してすぐは手にぺたぺたくっつきます。くっつくマロニーちゃんって感じ。
キュビエ器官とは、ピンチになったときに最初に吐き出すものです。べたべたしているので捕食者にからまります。そのすきにナマコは逃げるらしい。
もっとピンチになると内臓も出ます。マナマコの場合はこのキュビエ器官がないので、いきなり内臓が飛び出します。内臓を食べてもらって残りは見逃してもらうという戦略です。そして残った部分で頑張って再生します。
このときはそんなに激しくいじっているようには見えなかったんだが、うーん、相性かね。良いものが見られた。

今日はこの辺で。
明日はK女高の皆さんともお別れです・゚・(ノД`)・゚・
  

sea_urchin_tateyama at 21:55│Comments(1)TrackBack(0)磯図鑑 | nyave

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この記事へのコメント

1. Posted by シュンユウ   2017年04月30日 00:15
写真付きの情報ありがとうございます
初めまして
ラッパウニ、食べれる情報もあり、食べてみました。
味は、ムラサキウニより落ちるけど、濃厚な味でした
見た目は、潮が引いている所で見つけたので、棘の少ないムラサキウニの様でしたが、ラッパが何個か手に付いたので、ラッパウニだと思います。
ラッパが手に付いた感触も特に何も感じれれませんでした。
次、またラッパウニを見つけて食べるかと言うと、たぶん食べないと思います。

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