11月下旬、山口県の造船所より青森県向けに取締船を回航させていただきました。
最新鋭の80F取締船
主機は4,000HPに近いプロペラ船です。
出港当日、造船所の皆さまに見送られて8時に出港、瀬戸内海を滑るように航行し、
本日の停泊港に入港しました。
入港後は船内外の見回りを済ませ、岸壁にいる釣り人の釣果を見聞きしつつ
本日の潮を確認し、休みました。
翌朝は6時に出港し、次の寄港地に向け出港。
潮岬通過時は、潮の速さで交差する潮波が白波を作り、三角波で襲ってきます。
しかし、そこはアルミ船体でやわらかく受け流し、乗り心地は良好です。
三崎にいったん寄港し、満タン給油して出港。千葉県外房に向かいます。
勝浦沖を過ぎた頃より北北東の風が強くなってきました。
かなり地寄りのコースをとり航行しましたが、犬吠埼を交わす頃は3m前後の強い
向かい波が船首にぶつかってきます。
速力を、内航と同じ程度に落とし航行。そして川港に急回転させ、波を後ろにして
防波堤をもぐり込むようにして無事入港。
皆、交代で2日ぶりの銭湯に入り、ゆっくりさせていただきました。
翌朝、まだうねりの残る中、次の港に向かいます。
今日の寄港地は三陸海岸にある有名な港町で、原発もある港です。
あの地震と津波があってから、この三陸海岸の港々には何回来たでしょう。
塩釜、女川、釜石、気仙沼、宮古、銚子、大洗、仙台、八戸港…
岸壁等は少しは復旧されている様子ですが、町の回復にはまだまだ時間が
かかるのでしょう…
クルーがコンビニへ買い物に行って帰ってくるのに3時間かかりました。
翌日は東北最大級の港に向かいます。
当日早朝に出港すると、やはり宮古沖合より向かい風が吹いてきました。
少し速力を落とし、乗り良い所で航行します。
八木港沖合には定置網があるので、少し沖合いを航行します。港の入口が
見え始めたら速力を落とし入港。
港の中に入ると、岸壁に多くの漁船が係留しておりました。明日から天気が
崩れる予報が出ていました。
翌朝は昨日の警報のため不安ではありましたが、早めに出港しました。
1時間ほどするとやはり予報通り東の風が吹いてきました。
尻矢崎灯台に近づく頃には行き交う船も多くなってきました。波も大きくなってきた
ようですが、この船の走りは安定しているように思います。
左舷に大間弁天島の灯台を過ぎる頃、近くでマグロ漁船が数十隻、一獲千金の
マグロを狙っていました。
陸奥湾に入ると東の風が強く、パンチングを30分ぐらい喰らいながら港に向かい
ました。
入港後、まず狭い場所に横付けしてクルーの方々が乗船し係船場所まで移動、
船尾付けをして、無事今回の回航を終了することができました。
皆さま、どうも有り難うございました。
最新鋭の80F取締船
主機は4,000HPに近いプロペラ船です。
出港当日、造船所の皆さまに見送られて8時に出港、瀬戸内海を滑るように航行し、
本日の停泊港に入港しました。
入港後は船内外の見回りを済ませ、岸壁にいる釣り人の釣果を見聞きしつつ
本日の潮を確認し、休みました。
翌朝は6時に出港し、次の寄港地に向け出港。
潮岬通過時は、潮の速さで交差する潮波が白波を作り、三角波で襲ってきます。
しかし、そこはアルミ船体でやわらかく受け流し、乗り心地は良好です。
三崎にいったん寄港し、満タン給油して出港。千葉県外房に向かいます。
勝浦沖を過ぎた頃より北北東の風が強くなってきました。
かなり地寄りのコースをとり航行しましたが、犬吠埼を交わす頃は3m前後の強い
向かい波が船首にぶつかってきます。
速力を、内航と同じ程度に落とし航行。そして川港に急回転させ、波を後ろにして
防波堤をもぐり込むようにして無事入港。
皆、交代で2日ぶりの銭湯に入り、ゆっくりさせていただきました。
翌朝、まだうねりの残る中、次の港に向かいます。
今日の寄港地は三陸海岸にある有名な港町で、原発もある港です。
あの地震と津波があってから、この三陸海岸の港々には何回来たでしょう。
塩釜、女川、釜石、気仙沼、宮古、銚子、大洗、仙台、八戸港…
岸壁等は少しは復旧されている様子ですが、町の回復にはまだまだ時間が
かかるのでしょう…
クルーがコンビニへ買い物に行って帰ってくるのに3時間かかりました。
翌日は東北最大級の港に向かいます。
当日早朝に出港すると、やはり宮古沖合より向かい風が吹いてきました。
少し速力を落とし、乗り良い所で航行します。
八木港沖合には定置網があるので、少し沖合いを航行します。港の入口が
見え始めたら速力を落とし入港。
港の中に入ると、岸壁に多くの漁船が係留しておりました。明日から天気が
崩れる予報が出ていました。
翌朝は昨日の警報のため不安ではありましたが、早めに出港しました。
1時間ほどするとやはり予報通り東の風が吹いてきました。
尻矢崎灯台に近づく頃には行き交う船も多くなってきました。波も大きくなってきた
ようですが、この船の走りは安定しているように思います。
左舷に大間弁天島の灯台を過ぎる頃、近くでマグロ漁船が数十隻、一獲千金の
マグロを狙っていました。
陸奥湾に入ると東の風が強く、パンチングを30分ぐらい喰らいながら港に向かい
ました。
入港後、まず狭い場所に横付けしてクルーの方々が乗船し係船場所まで移動、
船尾付けをして、無事今回の回航を終了することができました。
皆さま、どうも有り難うございました。