今場所、貴景勝が優勝したことで、7場所連続で優勝者が異なることとなった。
令和3年11月に優勝した照ノ富士が昨年5月に優勝しているため、スタートは昨年1月の御嶽海となる。そこから若隆景、御嶽海、照ノ富士、逸ノ城、玉鷲、阿炎、貴景勝と続いた。
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では、過去にはどういう記録があるのだろうか。

最高は8場所だ。
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平成2年11月の千代の富士に始まり、霧島、北勝海、旭富士、琴富士、琴錦、小錦、貴花田と続き、平成4年3月に小錦が2場所ぶりの優勝を果たすことでこの連続記録は止まった。

ちなみに現在の7人は過去例がある。今場所の貴景勝で並ぶまではこれが「2位」の記録。
それを見てみよう。
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上記表の太字部分は8人の力士がいるが、最初と最後が若乃花(若ノ花)になっており、昭和31年5月の若ノ花からの7場所、昭和31年9月の鏡里からの7場所。これが別力士の優勝となっている。

よく栃若時代という謂れがされますが、栃若がトップ2の形で戦いあったのはこの直後。若乃花の横綱昇進前。昭和30年代前半というと栃若時代というイメージがありそうですが、実際は昭和30年代前半はまだ誰が覇権を握れるのかを争っていた時代とも言えそうです。

ちなみに6場所連続はX回あり、昭和3年1月からの「常陸岩・能代潟・常ノ花・宮城山・玉錦・豊國」
、昭和47年1月からの「栃東・長谷川・輪島・高見山・北の富士・琴櫻」、平成30年11月からの「貴景勝・玉鷲・白鵬・朝乃山・鶴竜・御嶽海」、令和2年1月からの「徳勝龍・白鵬・照ノ富士・正代・貴景勝・大栄翔」があります。

どうでもいいですが、貴景勝、3回の優勝すべて、6場所以上で優勝者が異なっている期間の1人として優勝しています。案外、混戦に弱いところがあるが故の結果なのかもしれませんし、言い方を変えれば、貴景勝があと1つ、2つ余計に勝てる力があれば、もっと優勝していてこの記録は生まれなかったのかもしれませんね。

果たして来場所綱取り場所となる貴景勝が連続優勝してこの記録に終止符を打つのか。それとも、7人以外の誰かが優勝して、史上1位タイの8場所連続に並ぶのか。貴景勝以外の6人が優勝してこの記録を止めるのか(逸ノ城はおそらく来場所は十両でしょうが)。

来場所は誰が優勝するか。こんな記録にも目を向けつつの観戦はどうでしょうか。