こんにちは。
The Season夙川店の尾崎です。
先日、ずっと行きたかった念願の直島へ行ってきました。
島全体がアートと言われる直島は、多くの芸術家・建築家の作品があちこちに見られ、見るだけではなく、アートの空間に入っていける楽しみの味わえるところです。
まずは家プロジェクト。
歩いて回れる範囲内に計6作品を見ることが出来ます。
護王神社
何の変哲も無い神社のようですが、神社の脇の小道を下ると、
秘密の洞窟が現れます。洞窟の中がどうなっているかは、是非実際に行って体験してみてください。
はいしゃ
島の写真名人のおじさんが撮ってくれました。
写真の鏡の中に、小さく友人と私が写っているのですが、分かりますでしょうか?
鏡に反射を利用して、
アートな写真を撮ってくれました。
この他、色々と面白い写真を撮ってくれるので、写真名人のおじさんに会えるとラッキーです。
続いてい行ったのが、
地中美術館。
美術館へ向かう道のりは、美しい庭になっています。



このお庭は、クロード・モネが自ら造園した庭に植えていたとされるものを、彼が描いた作品から読み解き、約150種類の草花と約40種類の樹木を選定し作られたそうです。
これから夏になると、睡蓮の花が咲く季節です。
睡蓮の花が咲くお庭を眺めた後、モネの「睡蓮」を鑑賞出来たら、なんとも贅沢ですね。
美術館内のモネ室は、くつを脱いで鑑賞するようになっており、
絵画に塩害が及ばないようガラスに入っていましたが、額縁は造っておらず、また、部屋に角がない造りになっていました。
美術館内、
また最後に訪れた、建築家安藤忠雄のベネッセハウスも、
展示するものを魅せるための空間造りがとても綺麗で、バランスや場所ごとに使う材料など、勉強になることが多くありました。
アートの空間と言われるだけのことはあり、周りの空間にも発見があるので面白いです。
念願の直島、刺激を与えてくれる島でした
こんにちは、夙川店の三木です
今年の3月は、例年に無く
が多く、現場が思うように進まなく、
大変な毎日でしたが、
夙川の
は最高に綺麗ですよ。
もう、今週でおしまいでしょうか?葉がチラホラと出てきました。
是非、お近くに遊びに来られた時は、お立ち寄り下さい。
では、前回に引き続き、海外に行った先で、
情景の一部になってしまう所にスポットをあて、
何気なく見ている物でも、意味があり、
デザインを考えるきっかけになるので、ご紹介します。
これは、フランスの古城の一室にで、
壁紙がピンクとホワイトのストライプで、
アクセントにブルーを使っています。
部屋の色調を乱すことなく、ピンクの花が飾り付けてあり、
縦ラインには高さを出す花瓶も合わせて使っています。
次は、真っ赤なバラとクリスマスホーリーです。
壁紙や台座のモザイクに合わせて、小さな実が散りばめられた、
生け方になっています。
廊下の花は、爽やかな空が見える格子窓
床のタイルも市松に張り分けてあり、
花の色は、空と雲が森の上に広がる感じがします。
最後に、寝室では、ゴージャスな金の絵画が施された壁紙
本当に、優雅で、この部屋にマッチしたアレンジですね。
少し、違う角度から見てみると、
一つのシーンに意味があり、引き立たせています。
花の持つ力は本当にすごく、感動を覚えます。
絵では表現できない世界を味わいに
是非ご来店下さい。
ザ・シーズン 夙川
店長 三木 崇行
先月、東京に行く機会があり、時間もあったので久しぶりに和食のランチを。
行ったのは、路地裏の小さなお店。それなりに有名ということでしたが、半信半疑な気持ちのままカウンター席へ。
結論から言うと、ものすごくおいしく、普段どれだけ「味わうこと」をおろそかにしていたかを痛感しました。。。。。。おいしいものを食べると自然と笑いが出て、心躍りますが、今回は、本当にそんな気分でした。
ほんの一例を。(すみません、かなり後半の部分のみです)
うなぎを白菜で巻いて、出汁で煮ています。
白菜の甘みとうなぎの旨みが、絶妙に調和し、最後に口の中に広がる生姜が体を温めてくれます。
最後が、蕎麦というのも珍しいと思いましたが、細身の麺はコシがありもちもち。薬味の大根とわさびが、更に蕎麦の味を引き立たせます。
和食の〆がプラムっていうのもどうなのか、という不安を見事に打ち砕いてくれます。爽やかな味は、お腹にもやさしいです。
今回の食事は、下味や出汁はものすごく繊細で、そこから手数を絞って、素材本来の味を存分に引き出し、舌を楽しませてくれる料理でした。さらに、素材(今回は蟹や生姜)が季節感を感じさせてくれる、味と技が凝縮された世界です。
帰り際、このような食事をした後に見る、玄関の梅の花は感じ方が違い、ものすごく意味をもってきます。(勝手な想像ではありますが)「寒い中でも春が近づいていますよ」というご主人のメッセージが込められているみたいで、本当に至福の時間でした。
都会の多忙な生活の中では、自然の移ろいに心動かされることは少ないですが、五感を通して季節を感じる機会が、実はふんだんにあるのではないかと感じた1日でした。
イタリアをこよなく愛する 夙川店の三木です
寒さが日に日に増していく中
健気に夙川の
サクラ
は、春に向けて着々と準備を始め、花芽がいっぱい着いています
さて、この度のブログでは、
今までにヨーロッパに行って、色々と旅して回る中での、
一瞬で見過ごしていたり、情景の中に溶け込んでいるような物の中でも、
デザインを考えるうえで、きっかけがいっぱい詰まっています
今回は、水栓について書いてみます。
「イタリア シエナの街角」
シエナと言う都市は、年に一度、町の中心でもある広場で、石畳に土を敷き、手綱や鐙の無い裸馬での競馬が有名です。
町全体がシエナ色とも言われるレンガで造られ、イタリアの中でも隠れた穴場です。
フィレンツェからバスが出ていて、日帰りで行けますよ。
そんな街中に、蛇口がオオカミ
で、かなりリアルに造ってます。
周りのレンガにも調和してますが、通路に出ていて、少し邪魔なのが...
六角形の角柱の笠木・巾木の形等、本当に綺麗な形をしています。
これもまた、同じ「イタリア シエナの高台」にある水飲み場。
こんどは、蛇口が鷹です
手を洗ったり、水を使った後、排水口に向かって溝が造ってあります。
地元の人が言うには、
散歩中の犬が水を飲みやすいように工夫されているようです
その溝縁の柔らかな造作が僕は好きです
日本の公園や、観光施設は、水をただ飲んだり、手を洗ったりする場所として造られますが、
イタリア人のこの遊び心が良いですね

「フランス モネの庭園横」
あの、有名な画家 クロード・モネが晩年過ごされた庭園で、「睡蓮」を描いたジベルニーと言う田舎町に有り、家の内部には、日本が大好きなモネのコレクションでもある浮世絵が多く展示されています。
そんな庭園の入口横の路地を入っていくと、壁の中に水栓が取り付いてあり、素朴な雰囲気が、妙に気になりました。
イタリアと違って、全体的にシンプルですが、アールの形状や、奥行きを出す見せ方等、かなり
仕上げ材は、モノプラムですが、日本の場合は数年で塗り替えになります。フランスでは、時間経過で、汚れが出ていますが、周りと馴染んで、本当に優しい空間に見えました。

「フランス パリの裏路地」
車が入っていくので、勝手に入って行くと、駐車場の際に水栓が出現。
この古ぼかしい雰囲気と、レンガとの色の組み合わせに、じっと見入ってしまいました。
にしても、アールの出し方や壁面から少し下げてレンガを張ったり、勉強になります。
水栓においては、ヨーロッパの特徴的なモールディングが施されたフレームやパン、日本では、むき出しになってしまう排水用の配管を造作で仕上げてあり、裏路地なのに、ここまで造り込む文化の違いを感じました

常に何処かにデザインの種が落ちていないか探しています。
その種を、作品の中に落とし込み、本物を造っていければと思います。
ザ・シーズン 夙川
店長 三木 崇行
こんにちは、夙川店の中平です。
日に日に秋の気配が深まっていますが、今週末には、もう二十四節気の「立冬」です。−冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也− 夙川沿いの桜たちも冬支度を始めています。
さて、映画好きの中平がこの季節おすすめの映画を。
モンタナの大自然を描く「リバーランズスルーイット」なんかも秋の風景が綺麗で良いのですが、少しひねって、今日紹介したいのは「クレーマー、クレイマー」(Kramer vs. Kramer)1979年のアメリカ映画です。
正直「秋」の映画では全然ないのですが、ところどころにニューヨークのセントラルパーク(?)が出てきます。その中で、特に印象深いのが、黄葉の街路樹。親子が歩いているシーンだけでも絵になります。確か小学生の頃に初めて見たのですが、周りは杉・檜に囲まれた田舎だったので、外国の公園の秋はかっこいい!とそればかり印象に残っていました。
で、大人になって、もう何度か見ていますが、実は、ほんとに良くできた映画です。
ストーリーの上で、離婚裁判というものの実態をリアルに映し出し、多様化する家族観、仕事観、生活観を描いています。30年も前の映画ですが、今見ても、ちっとも古くありません。
ともにこの作品でアカデミー賞を受賞したダスティン・ホフマンとメリル・ストリープの演技も秀逸で、子役も含めて家族の感情がひしひしと伝わってきます。
ネストール・アルメンドロスのカメラは、基本的に3人称で淡々と物語を追いかけていきますが、ここぞという場面は1人称(主人公からの目線)で画面を構成し、見ている者の感情移入を誘い、映画に引き込んでいきます。
また、時間の経過を安易に「2 years later」など字幕で出すのは簡単ですが、そうではなくて季節の移り変わりや親子のやりとり(最初ふたりでは作れなかったフレンチトーストが、終盤では完璧!)でうまく表現するなど、ディテールにもこだわりをもって作っています。
昨今のデジタル処理などなくても、良質のドラマができるお手本のような作品です。ぜひぜひ秋の夜長に見て下さい。
単純な映画かと思って、実はものすごく創り込まれた映画だとうれしくなります。
お庭も、シンプルだけど実はものすごく考え込まれて創られたもの。そういうものをご提案できればと思います。
「The Season 15designers Blog」が、いよいよスタートしました。
夙川店は、阪急電鉄 苦楽園口の駅から歩いて5分の場所に有り、
駅から夙川の桜並木のトンネルを歩きながら、お店に来て頂けます。
ここ一週間の間で、桜並木が秋の準備を始め、
桜の葉も少しずつオレンジ色に変わってきました。
お店の前のデッキから、春は桜の満開を、夏は新緑を、
そして、秋は紅葉を楽しめる特等席です。
お散歩やハイキングにいくなら、夙川の川沿いは、隠れスポットとしてお勧めです。
是非、近くに来られた際は、気軽にお立ち寄り下さい。
一緒に温かいコーヒーでもどうでしょうか。
ザ・シーズン 夙川 チーフデザイナー三木 崇行