2006年02月10日

リスニングなら3ヶ月あれば大きく伸ばせる!音声付き実践編


さて、先週お知らせしましたように、今週から、いよいよ、リスニングに効
果的な英作文練習を実際にこのメルマガにて、体験して頂きましょう。


これまでも、何度も説明してきましたように、英作文練習をすることが、英
文の細かい組み立てや構造を理解するベストメソッドです。


このベストメソッドを通じて、英文の成り立ちや組み立ての様々なカラクリ
を、どんどん、吸収していくことができます。


このカラクリが蓄積してくると、日本文を見たときに、それらをスピーディ
に英文に直すことができるようになっていくのです。


そして、そのスピードが増していくにつれて、やがて、英文を聞いたり、読
んだりする時でも、それらを素早く理解できるようになります。


このように、頭の中でのスピーディな英文の構成術こそが、英作文練習を通
じて、リスニング力を伸ばすことができることの最大の理由
なのですね。


ただし、英作文練習と言っても、翻訳や通訳のための練習で行うような「厳
密」で「正確」なものである必要性はありません。


それよりも大切なことは、

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2006年01月12日

リスニング力UPのために→これから3ヵ月は「聞き取り練習」はしません!?

ちょっと遅いですが、明けましておめでとうございます。


さてさて、今年もすっかり始まってしまいましたね。


昨年の最後のメルマガで、今年の英語学習はロケットスタートで差をつけよう!って書きましたけど、あなたは順調なスタートを切りましたか?


New Year Resolutionや今年の目標、学習計画は立てましたか?


「もちろん」という人は、このまま、「継続は力なり」で頑張ってください。


「実は、まだ・・・」という人。心配する必要はありません。


まだまだ、今年も始まったばかり。今日、このメルマガを読み終えたら、早速、「年始の誓い」を立ててみましょう!


そして、新年第一号のこのメルマガで、「今年こそはリスニングを上達させるぞ!」と意気込む人達へ、最高のロケットスタートを切るための「超耳より」な学習アドバイスをご紹介したいと思います。


さて、あなたのリスニング対策、昨年1年を振り返って、成果はいかがでしたか?


「何だよ、新年早々に昨年の反省か?」と思われた方。


あなたが、これまでの対策で順調にリスニング力を伸ばしてこられているのなら、「ごめんなさい、今のままのやり方をお続けください」と謝らせていただきます。


ただ、これまでいろいろやってみたけど、「ナカナカ成果が上がらない」と欲求不満気味の方には、ここで、あえて、昨年までの「リスニング対策の中身」を少々振り返っていただきたいのです。


そして、今日、今から私が書いていくポイントと照らし合わせてみて、今年のご自分の学習計画に役立ててもらえればと思います。


*今日から3ヵ月間は、耳を鍛えるための「聞き取り練習」をやめられるか?


実は、私が運営しているウェブに昨年届いたメールの中に、「市販のリスニング教材を買って、耳を鍛えようとしてきたけど、なかなか伸びなかった」という声が非常に多くありました。


一般的なリスニング練習と言えば、リスニング教材を使って、テキスト内に収録されているネイティブの音声を、繰り返し繰り返し「聞き取り練習」することで、英語を聞き取るための「耳」を鍛えていこうとすることですよね。


そして、多くの人が実際に、この練習を相当な期間にわたり、行っているのですが、それでもなお、「上達しない」という感想になってしまっているのです。


あなたも、もし、「聞き取り練習」を中心に耳を鍛えてきたけど、成果が上がっていないとお感じなら、今年は、これまでとは180度違う対策で、リスニング上達をめざしてみませんか?


そして、そのために、まず、大胆な「新年の誓い?」を立てて欲しいのです。


それは、「今日から3ヵ月間は、聞き取り練習の事は忘れる」ということです。


リスニングを伸ばすのに「英語の聞き取り練習を忘れる」とはいったい何のつもり?と思われるかもしれません。


しかし、ここが重要なポイントなのです。


つまり、これまで「聞き取り練習を中心にやってきたのに伸びていない」のですから、ここでいったん「3ヵ月間」は「聞き取り練習」のことは忘れてしまい、それに変わる取り組みに時間を使いましょう、という話だからです。


ひょっとすると、あなたは、「聞き取り練習をこれまでやってきたけど、まだ伸びないのは、まだまだ聞き取り練習自体が足りないからだ!」と感じたことはありませんか?


私は昔、留学までして、帰ってきてもまだ英語のリスニングが苦手だった時、「まだ聞き取りが足りない」と考えたことがありました。


だけど、問題は、「耳を鍛える」ことではなかったのです。


それでは、これから、具体的な取り組みを、昨年、うちのスクールで大きくリスニング力を伸ばした「高校生」の例を挙げながら、説明したいと思います。
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2005年12月13日

リエゾン攻略編〜アメリカ人の英語って、そんなに聞きづらいの?


こんにちは。


まずはお知らせなのですが、このメルマガをよりリスニングや英会話の上達
方法に焦点をあてるため、改めて、もう1誌、年末より TOEIC・英検
・TOEFL試験で高得点を獲得する英語資格系のメルマガを発行します。


その名も:3ヶ月で200点UP!!TOEICテスト完全攻略の意外な方法


多忙でも、トイック900点を突破できる90日間完成型学習法を紹介していき
ます。具体的には、当校受講生が3ヶ月で200点のスコアアップした方法
を中心にお伝えします。

また、私やネイティブ講師達が毎回TOEICを受験し、その解法もお伝えしま
す。英検・トフル・センター試験も、時間調整できるかぎり徹底的に受験し
てきますので、お楽しみに。


登録先は以下のリンク先からお願いします。(マグマグ発行です)


http://www.mag2.com/m/0000178353.html


さて、今週は、今年、うちのウェブに寄せられた学習法お悩み相談メールの
中でも、もっとも多かった話題についてお話しましょう。


では、その話題とは。


→「どれだけ、リスニングのトレーニングをしても、リエゾンが聞き取れる
ようになりません・・・・」



→「今、アメリカに住んでいるのですが、いまだに、アメリカ人達のリエゾ
ンに耳が慣れず、困っています・・・・」



→「テストのリスニングセクションでも、アメリカ人の話者がリエゾンする
と、もうまるで別物になってしまって、全くわからない・・・」



ざっと、こんなものでしょうか。


以上の3つのメールで学習者が悩みの原因として挙げているのが「リエゾン
」です。


あなたは、リエゾンってご存知ですか?


もともとは、フランス語の独特の発音の技法(特徴)の呼称であったものが
、最近、英語の発音にも使われるようになってきたようです。


リエゾンとは、簡単に言えば、発音の際に、二つ以上の単語の語尾と語頭の
音がつながってしまうことのようです。



例えば、an importantなどは、「アン・インポータント」とは発音せずに、
「アンニンポータント」みたいに、anのnの音と、important の Iの音がく
っついて発音されるのです。


このリエゾンは、ネイティブの話者の中でも、特にアメリカ人の発音に強く
現れる傾向があるみたいです。


そのため、彼らの英語が、他のネイティブに比べると、より一段と、リスニ
ングが難しいと感じる人が多いみたいなんですね。


あなたはいかがでしょう?


私も以前は、このリエゾンをひどく苦手としていました。


アメリカへ留学していた時などは、全くのお手上げで、克服することは不可
能なのではないか、と感じていたほどです。


そして、実は、今でも、それほど、得意と言うわけではありません。


ただ、今は、アメリカ人と話していても、以前のようには、このリエゾンが
気にならなくなりました。


その理由は、英語を聞く時に、ある「心構え」を持って、リスニングするよ
うにしているからです



この心構えを持てるようになってからは、リエゾンに限らず、英語を聞くこ
と自体に対して、ずいぶんとリラックスして臨めるようになりました。


実際、今、うちのスクールの主任講師は、アメリカ人のスティーブですが、
妻のレイチェル(オーストラリア出身)の英語と比べても、それほど聞きに
くいとは思えません。


受講生に指摘されないと、彼の英語の発音が、それほどリエゾンしているこ
と自体、気付かないほどなのです。


今日は、その「心構え」について、お話しましょう。

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2005年12月05日

リスニング上達への近道は、「聞く」ことより「話す」練習にあった!〜海外赴任・留学を控える学習者必見〜

今日は、ある重大な告白をします。


それは、実は、私は、


    いまだにリスニングが苦手である
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

と思っているということです。


英会話スクールを立ち上げて、8年が経ちました。


毎日、ネイティブ講師達と朝から晩まで英語で話しています。


しかも、嫁さんは、ネイティブだし、TOEICのリスニングも、今ではほぼ満
点近いスコアは取れます。


でも、はっきり言います。


私はいまだに自分のリスニング力に自信を持てていません。


今年の8月に行った、オーストラリアの嫁さんの実家でも、彼女の親戚や両
親、友人達と話すたびに、いつも、ナーバスになっていました。


「聞けなかったら、どうしよう」って考えてしまうからです


実際には、自分で思っていたよりも、ずっとラクに聞き取れることがほとん
どなのですが、それでも、この苦手意識をなかなか消し去ることはできませ
ん。


でも、それは仕方のないことなのかもしれません。


だって、私は、本当に長い間、リスニングが駄目で悩んだいたのですから。


アメリカに2年間も留学してきましたが、最後の最後まで、リスニングはで
きるようになりませんでした



もっと英語を上達させなきゃ、と思い、留学中も、いろいろなパーティに参
加して、ネイティブ達との交友を試みましたが、駄目でした。


彼らが言っていることが、ほとんど聞き取れないので、会話にならないんで
す。


帰国してからも、英語をあきらめきれなかった私は、いろいろと取り組んで
みました。


英語に耳を慣らす、とか、耳を鍛える、みたいな教材は、それほど片っ端か
ら手に入れて試してみたような気がします。


しかし、何をしても、自分のリスニング力に大きな改善が感じられることは
ありませんでした。



こんな私でしたが、「あれ、聞けるぞ」って感じられるようになったのは、
意外な取り組みを始めてから数ヶ月が経った時でした。


その頃、実は、私は、「リスニングは自分に才能が足りないから無理だろう
」って、ほぼあきらめてしまっていたのです。


でも、英語を読めたり、書けたりするだけでも、翻訳や教師のような仕事に
就けるのではないかと思っていたので、リスニングの聞き取り練習以外の学
習は、続けていました。


しかし、この間、英語の聞き取り練習を全く行っていなかったのにも関わら
ず、その後に受けたTOEICのリスニングセクションで、満点近いスコアを取
ってしまったのです。


そして、この時のTOEICを受けている時に、確かに、「あれ、以前より、わ
かるぞ」って、強い手応えを感じることができたんですね。


それは、一体、なぜだったんでしょう?


その答えは、実は、私が聞き取り練習を止めて、その分、ある取り組みに、
時間を割くようになったことに大きく関係
していたのです。


その取り組みとは、ずばり、


英語を自由自在に「話せる」ようにしよう
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

と考えて、行ったことだったのでした。


あなたは、英会話というのは、「聞ける」ようにならないと、「話せる」よ
うにはならないって考えていませんか?


だから、話す練習をするよりも、まずは、聞く練習を一生懸命にやっている
のではありませんか?


でも、私の経験では、実は、それは、逆だったのです。
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2005年11月21日

まだ間に合う!今週のTOEIC対策〜英検2級以上の実力保持者への6日間の取り組みを指南!〜

 

 さて、今週の日曜日(11月27日)は今年最後のTOEICですね。


私は受けます。というか、以前に編集後記で宣言しましたように、これから
1年間は、毎回受けることに決めてありますから。


あなたは受けますか?


そうだとすれば、スコアアップに向けて、後、試験まで残り6日間(正味、
5日間ですね)で何ができると思いますか?


少しでも単語を覚える、リスニング教材を聞き込んで“耳”を鍛える、文法
の問題集をできるだけたくさん解いていみる等、あなたが思いつく「追い込
み」学習は、ざっとこんなものでしょうか?


ただ、あなたが仕事で多忙な毎日を送る社会人なら、学習時間に充てられる
時間は、あと、6日間ではほとんど無きに等しいですよね。いくら、水曜日
が休日であるとはいえ。


そんなに短い時間で、試験本番の出来栄えに、目に見える変化をもたらすこ
とができるようなやり方が、なにか、存在するとはなかなか思えませんよね



ところが、一つだけ、あるんです。



あなたのスコアにひょっとしたら、大きな変化をもたらしてくれるような取
り組みが。


あと、たった6日間しかないけれど、そのわずかな時間でも、ここに集中し
て取り組めば、思いがけない「ボーナス点」を可算してくれる可能性のある
やり方が。


ただし、このやり方は、これを読んでいる人、全員に、即効的な効果をもた
らすものではないことを断っておかなければなりません。


このやり方が、「ツボにはまる」ためには、条件があるのです。


それは、あなたに、


既に、英検2級を超えるレベルの英語の実力が備わっている

ということ。


英検を受けたことがない、と言う人のために、英検2級というのが、どのく
らいのレベルの試験か簡単に説明しますと、大体、高校卒業程度の知識をお
持ちの方なら、まず、苦労することなく、合格する試験と言っておきましょ
う。


それでも、ピンとこなければ、是非、書店へ行き、旺文社の「過去問」をチ
ェックしてみてください。あなたがその問題を見て、「これくらいなら7割
〜8割は取れる」と思えれば、あなたの実力は間違いなく英検2級レベル以
上です。


そんなあなたが、これまで受けたTOEICのスコアのベストが600点台しかない
、というようでしたら、あきらかにご自分の実力をフルに発揮し切れていな
い、と断言できます。


なぜ、お会いしてもいないあなたに対して、そんなことが断言できるかと言
えば、英検テストを通じての実力が目安になっているからです。


もっとわかりやすく言いましょう。


ズバリ、TOEICテストの出題問題の難易度は、英検2級と同レベル(か、やや
上、でも、英検準1級よりははるかに劣る)なので、英検で7割〜8割の正解
率が取れるのなら、TOEICでも700〜800点は取れていなければおかしい
、と
いうことなのです。


それなのに、もし、600点台しかいつも取れていない、というのでしたら、
あきらかに、取り組みが間違っている、としか言いようがないのです。


今日は、自分のレベルが「英検2級よりは絶対に上だ」と思う方に、この後
、6日間で、TOEICのスコアに「奇跡のボーナス点」をもたらすかもしれない
、とっておきの取り組み法をご紹介したいと思います。

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2005年11月14日

留学・海外赴任に備えるリスニング力〜「英語が聞けない」ことは、こんなに危ない!〜


私は昔、アメリカへ留学しました。


留学前は全くと言っていいほど、英会話ができませんでしたが、資金稼ぎの
バイトが忙しくて、勉強もほとんどしませんでした。


また、頭のどこかで、


「留学すれば英会話なんてすぐに上達するから大丈夫だろう


って考えていたことも事実です。


ところが、実際に現地にそのレベルで行ってみると、本当に、それがトンデ
モナイことであったことを思い知らされましたね。


流暢に話せないことはまだしも、英語が聞けないということがいかに不便で
あり、時に、危険でさえもあるのか、という目に散々、合わされたからです



まず、マクドナルドへ食べに行っても、「持ち帰り( to go )」又は、「店
内で食べる( here )」みたいな簡単な表現が聞き取れません。


まして、「ケチャップはもっと必要ですか?」とか「あと75セントありませ
んか?」みたいなセンテンスとなると、完全にお手上げでした。


また、モールに衣類の買い物へ行く時などは、本当に緊張の連続でした。


自分が買いたいのはウェスト85センチくらいのジーンズなのに、あちらの表
示は全てインチ計算なので、自分のサイズに合うかどうかは試着をしてみな
いことにわかりません。


ところが、「これを試着してもいいですか?」と尋ねるところまではいいの
ですが、それに対しての「○△×□☆・・・・」という返答が全く聞き取れ
ない始末です。


結局、本当はジーンズが買いたかったのに、店を出る時には、靴下とTシャ
ツを買って帰ったり、ということがしょっちゅうありました


しかし、この手の経験であれば、まだ、笑い話で済みますよね。


ところが、時には、リスニングができないために、命にかかわるような“危
険な目”にも合いました。



それは、留学後、2ヶ月くらいが経って、語学学校のクラスメイト達と飲み
に出かけて帰ってきた時のことです。


寮の出入り口に立っていたガードマンが険しい顔つきで私達に向かって大声
で何かを叫んでいるんですね。


クラスメイト達は、すぐに彼の英語が理解できたみたいで、急に入り口に向
かってすごい勢いで走り始めたんですけどね。


私はといえば、ガードマンの言っていることが全く理解できず、ほろ酔い加
減でふらふらヨタヨタと歩いていました。


そしたら、彼がダッシュで走り寄って来て、私の腕をつかむとすごい勢いで
入り口まで引っ張っていくんです。


ものすごい力で。


私はまだ、何のことやら、さっぱり、状況が飲み込めていません。

寮の中まで連れて行かれて、その場に居合わせた日本人から

「寮の駐車場内で発砲事件があり、犯人は薬物中毒でまだ辺りをうろうろし
ているらしい」

とようやく聞かされた時にはさすがに縮み上がり、酔いなど完全に吹っ飛ん
でしまいました。


この話で、あなたは、英語が聞けない状態で、アメリカで暮らすことがいか
に危険であるか、ということをはっきりとわかってもらえるのではありませ
んか?


そこで、今日は、留学や海外赴任を控えているような人に対して、出発前に
英語のリスニング力をある程度身につけていかないと、どんな事が起こり得
るか、実例に基づいてご説明したいと思います。
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2005年11月07日

英検準1級2次試験(11月13日)を受ける人へ〜合格への秘策

先日、夜の10時、その日の最後のレッスンを終えたら、私の携帯が鳴りまし
た。


電話を取ってみると、受講生のNさんでした。


10月に受けた英検準1級の一次試験の結果が出て、ついに念願の合格を果た
した、との喜びの報告でした。


おめでとうございます、早速、祝宴を挙げましょう!と申し上げたところ、
「いえ、まだ早いです、2次試験がありますから」と言われました。


           そうでした・・・・・・


英検準1級には、2次の面接試験があるのでした。


でも、1次試験の合格率に比べれば、2次試験の合格率は相当に高く、最近
では、70パーセント近くの人が受かるみたいですね。


ただ、私は、恥ずかしながら、一度、失敗しているんです。


あの時の状況を思い出すと、今でも、納得がいきません。


もう今から10年以上も前の話になりますが、それでも、その頃の私は、ネイ
ティブの親友ができて、毎日のように英語を数時間、話す機会があり、自分
の会話力に相当に自信を持ち始めたころでした。


ですから、準1級の2次試験といっても、「何とかなるさ」とタカをくくって
いて、ほとんど練習らしき練習もせずに本番に臨んだのです。


それがそもそもの間違いだったみたいです。


いざ、試験が始まってみると、えもいわれぬ「緊張感」に襲われました。


そして、試験官を見て、びっくりしてしまいました。


というのは、私は、それまで、英検を他の級で受験した経験がなかったので
、面接試験の試験官は、ネイティブスピーカーが担当するものとばかり思っ
ていたのです。


しかし、そこにいたのは、眼鏡をかけて、髪を7:3に分けた初老の、典型
的な高校の英語先生タイプの“日本人”の男性がにこりともせずに座ってい
たのです。


彼は、私が座るなり、いきなり、


            What are you?


                   と話しかけてきました。


いきなり、What are you?と聞かれても、緊張していたこともあり、頭の中
は、「??????」でいっぱいになってしまいました。


「アナタは何ですか?って、どういう意味だ?」私は、完全にパニックにな
ってしまいました。


結局、彼は、私に身分を尋ねていたみたいなのですが、困惑して、何も言え
ないでいる私を尻目に、そそくさと、試験の問題カードを私に手渡し、早速
、試験を始めてしまったのです。


もう、その後は、何が起こっていたのかも思い出すことができません。


あの、4コマ漫画のナレーションも、言いたいことの半分も言えず、また、
その後の、4問の質疑応答でも、何を話しているのか自分でもさっぱりわか
らなくなってしまったことだけは覚えていますが、後は、もう、完全に我を
失ってしまっていたようです。


そして、結果はもちろん、不合格でした。


さて、あなたがもし、13日に2次試験を受験されるのなら、私が踏んだこの
失敗は、絶対に繰り返して欲しくないと思います。


そこで、今日は、今週末に2次試験を控える準1級一次試験合格者の方に、こ
れから一週間でできる2次試験対策の秘策を授けたいと思います。
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2005年11月04日

英会話スクール経営者のホンネ?!伸びる受講生は何が違うのか!!その2』

前回は、英会話スクールで伸びる生徒の学習法として3つご紹介しました。

その3つとは、

1.日々のリスニング練習に加えて「英作文、読解、語彙増強」を定期的に行っている。

2.“ずうずうしいほどの積極性”!

3.密かな野心”が英会話上達の目的となっている。




そして、今回は、お伝えしたように、残りの二つをお伝えしたいと思います。

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