2011年04月

2011年04月22日

東日本大震災、がれき撤去には防じんマスク 石綿に注意を

津波被害を受けた宮城県でアスベスト(石綿)の飛散状況を調査した市民団体「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」の永倉事務局長は22日、民主党の環境保健ワーキングチーム(WT)の会合で、防じんマスクの配布や被災者への啓発を求めて提言した。現地ではマスクをせずにがれきを撤去する人や倒壊した自宅を訪れる子供が確認されており、早急な対策が必要という。

永倉事務局長らは今月10日、同県南三陸町などでがれきを採取し粉じんの飛散状況を調査。津波の影響でがれきが湿り深刻な飛散は確認されなかったが、多くのアスベスト建材が粉々になっていた。

永倉事務局長は「乾燥した日が続けば、いつ飛散してもおかしくはない」と指摘。30〜40年後に中皮腫発症の恐れがあり、特に被災地の子供に与える影響を懸念する。95年の阪神大震災でも倒壊した建物の解体作業に従事した兵庫県の30代の男性が中皮腫を発症し、労災認定されている。

毎日新聞 4月22日

security_taisaku at 20:09|この記事のURLアスベスト 

2011年04月20日

「過労で糖尿病発症」。大阪の男性が労災認定求め提訴

長期間の過重労働で糖尿病を発症したとして、すし店チェーンに勤務していた元従業員の男性(60)=大阪市=が国に労災認定を求めて大阪地裁に提訴したことが20日、分かった。男性は生活習慣に起因するとされる2型糖尿病。大半の日本人患者が2型とされるが、訴訟で過労と糖尿病の因果関係が争われるのは異例という。

訴状によると、男性は平成4年4月にすしチェーンに入社し、調理を担当していた。19年夏以降、両足がむくむなど症状が悪化。糖尿病と診断されて、休職を余儀なくされた。男性は休業補償などを請求したが、労働基準監督署は不支給を決定した。

男性側は「入社以来、時間外労働はおおむね月150時間に及んでおり、糖尿病の発症は長期間の過労が原因」と主張している。

厚生労働省は脳・心臓疾患の労災認定基準として、時間外労働が発症前2〜6カ月で月平均80時間を超える場合などと定めているが、糖尿病にはこうした基準がないという。

産経新聞 4月20日



security_taisaku at 21:07|この記事のURL裁判 | 労働災害

2011年04月08日

取り調べ可視化、特捜部の全事件で試行 法相が指示

江田五月法相は8日、検察の取り調べの録音・録画(可視化)について、特捜部は原則全事件の一部過程で試行し、その中に全過程での実施も含めるなどとした検察改革の指針を笠間検事総長に指示した。併せて、可視化を含めた刑事司法制度改革の検討を法制審議会に諮問する方針も明らかにした。「検察の在り方検討会議」の提言を受けての信頼回復に向けた方策で、法務省と最高検は1年後をめどに実施状況を公表する。

笠間総長は同日、一部事件で全過程での可視化を試行することを明らかにした。特捜部の可視化は、最高検が今年2月に一部過程での試行指針を発表したが、1カ月以内に細則を策定し直して1年後にメリットやデメリットを検証する。また、3カ月以内に特捜部組織を見直すほか、監察担当部署や外部有識者の助言を受ける組織の創設なども進める。


一方、検討会議は、供述調書に依存した捜査・公判から脱却するための検討の場を直ちに設けるべきだと提言しており、江田法相は5月に法制審に諮問する見通し。可視化の法制化を中心に、おとり捜査や司法取引など新たな捜査手法の導入も議論する。学者や法曹関係者中心でなく、市民感覚も取り入れるため、経済界や労働団体などからも委員を人選。3年前後で結論を出すとみられる。

江田法相は会見で「検討会議の提言の一番きついところに球を投げたかもしれないが、可視化はこのくらいやってもらわないと信頼回復の道筋が付かない。可視化を踏まえて刑事司法全体を変えていく」と話した。

毎日新聞 4月8日

security_taisaku at 20:59|この記事のURL裁判 
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