2014年04月
2014年04月27日
津家裁逆送の少年を起訴、殺意認定は困難と判断
三重県朝日町で昨年8月、同県四日市市の中学3年の女子生徒(当時15歳)の遺体が見つかった事件で、津地検は25日、津家裁から検察官送致(逆送)された当時高校3年の少年(18)を強制わいせつ致死と窃盗の罪で津地裁に起訴した。
津地検は逆送後の調べで、犯行時の少年に殺意があったとの認定は困難と判断した。
起訴状では、少年は昨年8月25日午後11時頃、同町の空き地で、女子生徒を乱暴しようと鼻や口を手で塞ぐなどして窒息死させた上、財布から現金約6000円を盗んだとされる。
少年は先月2日、強盗殺人容疑などで逮捕されたが、津家裁は今月18日の少年審判で、非行事実を強制わいせつ致死と窃盗と認定して逆送していた。
津地検は「証拠を総合的に判断したが、未必の故意を含めて殺意を認めるだけの証拠はなかった」と述べた。
少年裁判は裁判員裁判で行われる予定。
読売新聞 2014年4月25日
津地検は逆送後の調べで、犯行時の少年に殺意があったとの認定は困難と判断した。
起訴状では、少年は昨年8月25日午後11時頃、同町の空き地で、女子生徒を乱暴しようと鼻や口を手で塞ぐなどして窒息死させた上、財布から現金約6000円を盗んだとされる。
少年は先月2日、強盗殺人容疑などで逮捕されたが、津家裁は今月18日の少年審判で、非行事実を強制わいせつ致死と窃盗と認定して逆送していた。
津地検は「証拠を総合的に判断したが、未必の故意を含めて殺意を認めるだけの証拠はなかった」と述べた。
少年裁判は裁判員裁判で行われる予定。
読売新聞 2014年4月25日