2006年06月08日

債券

債券(さいけん)は、国、地方公共団体、政府関係機関、特殊金融機関、事業会社など(発行体という)が資金を調達する際、債権・債務の内容を券面上に実体化させて発行する有価証券のこと。有価証券であるため他人への譲渡が可能で、期限前に現金化することができる。また、期限まで保有すれば券面の金額を受け取ることができる。


債券の性格
債券は株式と異なり、配当はない。その代わり利息がつく。
また、発行条件により異なるが、発行体解散時の償還は株式より優先される。


債券価格と利回り
例えば、一年後に1万円が償還される債券があるとする。この債券を現時点で9千円で購入すると利息が1千円になるので、利率は1/9で11.1%となる(税金・手数料はこのさい捨象する)。 逆に、市場の利率が10%であるとすれば、先ほどの債券の現時点での価格は9091円(1円単位に四捨五入)となる。 市場の利率が20%になれば価格は8333円となる。利率と債券価格は反対に動くのである。

また、十年後に1万円が償還される利率10%の債券は、現在の価格が3855円となる。

これは、債券の種類に関わらず一般的な性格である。また、利率を元に計算される現在の価格を割引現在価値という。債券価格の求め方は以下の通りである。

債券現在価格=償還額/償還までの合計利回り

償還までの合計利回り=(1+期間利率/100)^期間


債券の償還期間
債券は、一般には償還期間がより長い債券のほうが利率が高い。

※しかし、まれに長期債券の利回りが短期債券の利回りを下回ることがある(詳細は長短金利の逆転)。

一般的な場合、償還期間を横軸に、利回りを縦軸にとると、右肩上がりのラインを描く(詳細はイールドカーブ)。
これは、将来的に利率が上がるリスクがあるからである。


債券の取引
債券は、発行体、償還期間、残存償還期間、償還順位の優劣などの組み合わせで商品の数が、株式の商品数に比較してかなり多い。そのために、市場取引が向かず基本的に相対取引である。


引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


security_taisaku at 22:54│金融商品 
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