2006年06月11日

過労「労災」最多330人 昨年度「死亡」認定も157人

過労で脳出血や心筋梗塞など脳・心臓疾患になったとして労災認定された人が、平成17年度は、過去最高の330人にのぼったことが31日、厚生労働省のまとめで分かった。このうち死亡に至った「過労死」は157人。また、仕事のストレスによる精神的障害で労災認定された人が127人おり、このうちいわゆる「過労自殺」(未遂含む)が42人認定された。

集計では、脳・心臓疾患の労災申請は869人で、このうち死亡が336人あった。いずれも過去最高だった。労災と認定された330人の業種別内訳は
運輸業26%、
製造業18%、
卸・小売業17%など。
年齢別では
50代43%(前年度41%)、
40代29%(同27%)
で、いわゆる働き盛りの人が倒れるケースが増えていた。

また、精神的障害では申請件数が毎年100人ペースで増えており、17年度は656人(前年度524人)の請求があり、このうち自殺(未遂含む)に至った過労自殺が147人(同121人)で、ともに過去最高だった。一方で労災と認定した人数は、前年度より3人減った。
認定された127人の年齢内訳は、20代以下が29%(前年度20%)、30代が31%(同41%)で、若い世代が全体の6割を占めた。業種別では製造業、卸売・小売業が多く、職種別では専門技術職(31%)、技能職(16%)の順に多かった。
(産経新聞) 6月1日

security_taisaku at 12:54│労働災害 
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