2006年06月12日

転換社債型新株予約権付社債

転換社債型新株予約権付社債(てんかんしゃさいがたしんかぶよやくけんつきしゃさい、英Convertible bond:CB)とは、日本の証券取引における社債の一つで、新株予約権付社債の一種。

一般に転換社債、CBとも呼ばれている。

普通社債と異なり、社債を転換価額(事前に決められた株式購入の価格:途中で転換価額が変更される条項のある商品もある)で株式に転換出来る特徴を持っている。


以前は転換社債と呼んでいたが、新株予約権に関する規定を明確化した平成14年4月1日の改正商法の施行により、従来のワラント債と債券種別が同一となり、名称も新株予約権付社債に変更された。種別が同じでも債券の内容が異なる為、転換社債は転換社債型新株予約権付社債、ワラント債は新株予約権付社債と区別して呼ぶ。

特徴
普通社債に比べて有利な条件を持つ為、通常は利息は低めに抑えられている。 転換価額よりも株価が上昇すれば、社債を株式に転換、売却する事で利益を得ることが出来る。 逆に、転換価額よりも株価が下がった場合、転換せずに満期日まで待つ(満期償還)事で、社債としての利息を受け取り続けることもできる。

株式と債券の利点を兼ね備えた転換社債型新株予約権付社債は、債権者に利益だけをもたらす物ではない。 発行元は自社株価の上昇を見越して転換社債型新株予約権付社債を発行し、後日株式で負債を支払う事で、キャッシュ・フローの合理化を目論む。 しかしそのあてが外れて株価が下落した場合は、負債を現金で支払わざるを得なくなり、結果として資金繰りが悪化する。ヤオハンのように破綻・倒産した企業もある。



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