2014年07月10日

ドア指紋「犯罪の証明なし」窃盗被告に無罪判決

大阪府泉大津市のコンビニエンスストアで2012年6月、1万円を盗んだとして窃盗罪に問われた男性被告(23)に対し、大阪地裁岸和田支部は8日、無罪(求刑・懲役2年6月)を言い渡した。

検察側は、店のドアから採取された男性の指紋などを証拠に起訴したが、防犯カメラには、事件5日前に男性が同じ部分を触る映像があり、裁判官は「指紋は犯人が逃走した際に残したものとは認められず、犯罪の証明はない」と述べた。

起訴状では、男性は同年6月16日午前2時半頃、店員がレジを開けたすきに1万円を盗んだとされた。

判決では、レインコートのフードをかぶり、マスク姿の犯人が逃走時に付けたとするドアの指紋を検討。防犯カメラの映像では、犯人はドアを左右に押し広げて逃走したが、右側ドアで採取された指紋は男性の左中指のもので、裁判官は「犯人が左手で右側ドアをつかむのは不自然」と指摘した。

読売新聞 2014年7月8日

security_taisaku at 21:15│裁判 
最新記事
Archives
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: